外遊び、宝物

毎日、散歩するようにしている。心身共に健康でいるために。

昨日は、カメちゃんが通っていた小学校の下校時間くらいに散歩したので、知っている子達が帰宅途中寄り道しながら遊んでいる光景を見た。川に降りて、必死で何かを捕まえようとしている。小学生時代に、あんな風に親の目がない場所で、自由に遊ぶ経験、何物にも代えられないなぁ、と、頭ではわかっていたことがスンっと腹に落ちた瞬間だった。

中学校に入学して、休憩時間が短い、大休憩、昼休憩がなくて、思いっきり外で遊べない、とカメちゃんが悲しいそうに言っていた。確かにねぇ。中学生になったら、小学生みたいに校庭で鬼ごっこしたり、サッカーしたり、ジャングルドッチしたり、しないなぁ、と思い出して。

カメちゃんは友達と思いっきり外遊びするのが好きだから、残念だねぇ、と思いながらも、大人への階段を上り始めたんだなぁ、人生の転換期なんだなぁ、と感じて。結構大きな転換だ。

勝手に大丈夫かな、中学校も別にそんなに楽しいわけじゃないだろうし、顔見知りの子がたまに話しかけても無視するんだ、とか言ってたし、大丈夫かな、カメちゃん、と、親らしく心配になる。

今朝、カメちゃん、学校そんな楽しくないよね、でも学校なんてそんなものだからね、と声掛けたら、「え?そうでもないよ(結構楽しいよ)」と言った。ホッとした。どっしり構えて見守っていこうと、落ち着いた。

顔見知りの小学生が帰宅中に無邪気に遊んでいるところを見て、カメちゃんが今までお友達とたくさん遊んできた時間、外遊びできる時間と条件が整っていたらマックス遊んでいた時間、がキラキラ宝石のように感じられた。何物にも代えられない宝物だったね。その宝物があれば、カメちゃんは今の転換期も、これからいろいろ超えないといけないハードルも、自力で、もちろん、いろんな人にサポートしてもらいながら、超えていけるんだね。と思って。

やはり、小学生時代までの外遊び、何よりも重要だ。カメちゃんが中学生になって、本当に実感しています。もう、取り戻せない時間だからね。