とてもストレスフルなミーティングだった。まさかあんな展開になろうとは。理由は自分的にはわかっている。NPO団体の代表をしているからには、かなりできる、賢い人だろうと思いこんでいたけど、そうではなかったということ。NPO団体を立ち上げるくらいの熱い気持ち、社会貢献の思い、そして行動に移すというところは尊敬するけれど、言葉選びが難しいけど、賢くはないのね、ということ。
NPOがやっているプログラム内で、受講生に伴奏するカウンセラーへ講座する。狙いは、そのプログラムがうまくいくこと。カウンセラーのスキルアップ。そこしかない。代表が考える、カウンセラーが抱えそうな問題点お聞きした上で、講座内容を組み立てる。2つのワークを考えた。モチベーションを上げて、スキルを上げられるような内容。昨日その内容を簡単にプレゼンした。説明し終わって、代表がなんやら言い始める。
その内容だと、受講生が自分の意見を出しやすくするということを狙いとしているように感じる。そうじゃなくて、この講座をやるとしたら、受講生がどうなるかは考えないで、カウンセラーがうまく面談をするスキルアップにつなげるような内容がいい。と仰る。ちょっと驚いて、言っていることが繋がってなくて、この人大丈夫かな、と思いながら説明する。
「インストラクターのスキルをあげるためのワークを紹介しています。そしてその目的は、受講生が自分の意見を出せるようにするため、です。このプログラムの範疇で語れば。だから、代表が仰る2つのことは、別々のことじゃなくて、視点が違うだけで、私にとっては同じこと。手段と目的の違いというか」というようなことを伝えた。それでもまだ代表は語る。この講座のやり方が問題だな、と。やり方というのは、今日講座で教えた内容を、面談で使ってね、というのがNGらしい。理由はそれをやると、全カウンセラーにこの講座に絶対に参加してもらう必要が出てきて、その上、書類を作ったり事務仕事が大量に発生して大変になるから、らしい。知らんがな。
私は言った。「あのぉ、このプログラムによって、受講生が何かを得る、プログラムを成功させる、為に、カウンセラーのスキルアップができるように講座を考えているので、講座で使ってね、と言わないのは不自然だし、まぁ、講座で使ってね、とは言わないにしても、カウンセラーには、今日身に着けたスキルは、こんな風に使えるよ、とできれば面談の際にはこうできるよね、とか具体例を出しながら利用の仕方を伝えた方がいいと思うんですが」と伝えた。そこで、この講座の内容を面談で使いましょう、じゃなくて、使える場面があるかもしれません、くらいにとどめて下さい、と言われたら、わかりました、で終わったのに。
じゃなくて、代表は、学校の探究活動では、生徒の自主性に任せすぎて、うまくいっていないということもあったり、とか、今までの自分の負担を減らしたい、とか、なんだかズレた内容の事を何度も繰り返し話してくる。あんまり本筋からそれていることは入れてきてほしくないんだけど。ズレるし、時間かかるし。そういう話に全部対応しながら、本筋に戻す。
やたら、プログラム受講生のことは置いといて、とか、言うから、それなら今日提案した内容はちょっと求められているものと違う気がします。内容作新した方がいいと感じています、と私が言ったら、急に手のひら返し。その時まで代表のことを賢い人だと思っていたから、驚いたのだけど、講座の内容はめっちゃいいし、100%同意、ぜひやっていただきたい、と言う。その一言でこの代表は私の賢い人グループから外れた。完全に外れた。この人、思考がぐちゃぐちゃ。思いはあるけど、いろいろ繋がってない。本質が見えない感じの人か、と一瞬で思って。
あれだけ色々語ったあげく、内容はいいの?内容を変える必要がないの?じゃあ、何なのよ、あんた、と考えたら、やっぱり講座で学んだスキルを面談で使おう!と言ったら膨大の仕事を増やすことになるから、それはやってほしくない、というところなんだな、ということを瞬時に理解した。だから、そこは言い方だからいかようにでもなるじゃん。何を1時間かけて議論してたのよ、と落胆さえする。
講座を受けなくても、カウンセラー全員に講座内容を録画して見てもらう手筈を整える、とかできるし。仕事増やせないなら、増やさなくていいような言葉選びするし。そこだけおさえてくれたらいい話だったんじゃん。賢い人だと思ってたから、振り回された。勉強はできるし、思いもあるけど、賢くはない人だ。これが分かったから、今後の付き合方は変えよう。
いくら、カウンセラー向けの講座の内容の話でも、受講生のことはまったく考えなくていい、受講生がどうこうは無視してください、と何回か言われたのには、黙っていられなかった。受講生との面談をうまくいかせないといけない、という大前提があるんだから、受講生は無視できない。カウンセラーのスキルアップの先には、受講生がいる。「受講生のことを考えないんですか?受講生のためのスキルアップでもありますよね」みたいなことも言ってしまった。それを聞いて代表はさすがにムッとして慌てていた。そこは私も謝った。思いと行動は尊敬に値するから。
しかし、疲れた。久々ストレス溜まった。