ロープレー受容と承認

はい、実技試験前日です。緊張感はないことはないけど、どちらかというと、遠足の前日のような楽しみ感が強い。そんな気持ちになれるのは、今までたくさんサポートしてきてくれたあの人、この人、みなさんのおかげです。

昨日の朝の”奇跡”のおかげで、自分に足りないことが浮き彫りになった。試験2日前の奇跡。自分に足りなかったこと、言葉にすると、受容と承認。これ、自分の弱点だとは養成講座の段階からわかっていた。なのに、どうしてここを意識しないでここまで来たのだろう。。。と不思議に思う、今。今となれば。

足りない点が分かった今、過去のロープレ練習の動画や録音データでロープレやりなおしの会を一人でやっている。感想。なんて楽しいの!?

以前も比較的ロープレを楽しめていたとは思うのだけど、もう、楽しさが全然違うじゃない。ロープレも全然違う流れになるじゃない。恐らく。

不思議なのは、日常生活において、友人との会話では、私承認するの得意だったのに、なぜかロープレではそこが出せてなかった。友人達との会話で、承認し、ほめると、相手が喜ぶのがわかるし、私もうれしい。その感覚が、ロープレに足りなかった。相談者が喜ぶ、そんな言葉をかけてあげるのが苦手だった。それによって、相手との関係構築が浅かった。

以前の録音データを使って練習していると、以前は言わなかった承認する言葉がどんどんでてくる。それを言った時の相談者の反応を想像すると、それだけで楽しい。あぁ、今それに気づくとは。。。

明日の実技試験、私は「今、ここの相談者を受容して、今までの生き方を承認する」ということをテーマにやってきます。集中するテーマがあれば、緊張も和らぐかな。

ロープレー奇跡

タイトルに奇跡と書いたけど、本当にびっくりしたのだけど、必然だと思っている。どんなにびっくりするような事が起こったかということを書いておく。

10日の夜、あるロープレ練習会に参加した。そこはたくさんの受験生が参加する場で、その日は100人弱の参加者がいて。管理者がその参加者を2名ずつブレークアウトルームに設定してくれて、ロープレ練習をする。45グループはあったはず。そんな中、10日は、偶然だけど以前にも練習をしたことがある方、2回目の方だった。それにも驚いた。すごい確率。

その方がまずクライエント役をしてくれて、「ちょっと先日自分がキャリコン役でやったんだけど、苦戦して、うまくできなかった相談なんです」と仰った。不登校の息子さんが出てきて、私はうまく出来なかった。不登校と聞くと、自分の価値観や、どうにか解決してあげたいという思いが強く出てしまう。それ故、面談が浅いというか、クライエントの気持ちをしっかり聞いてあげられなかった。わかったつもりになったというか。

この失敗を受けて、改善策を考えた。学校に対する不信感、学校に話したら悪化するかも、という思い、そこをしっかりと深く聞けなかったから、そこだな、と思った。最近の私は、クライエントの気持ちの深堀りができていない、と気づいた。そして、初心に戻ろうと決意して、試験3日前にそれに気付けたことに感謝した。

そして今朝、また違うロープレ練習会の自主練習に参加した。ロープレを回数重ねてきたこともあり、もうこれ以上練習しなくてもいいのでは?とも思いつつ、でもまぁ、参加した。参加者5名を私が3名2名の2グループに分けて、練習開始。3名グループで、私が一番最初にキャリコン役をした。クライエント役をしてくれたMさんが、「ちょっとやりづらい、難しい役やります」と仰ったから、受けて立った。試験直前、試験でどんなクライエントが来てもビビらない様、どんな方でもやるぞ!」と思った。

簡単なクライエントの設定を聞いて、たまげた。10日の夜の不登校の息子を持つシングルマザーだった。キャリコン界に出回っている有名な設定なのか?と思ったら、Mさんのオリジナルだそうだ。私はその相談を一回受けて、うまく出来なかったところを振り返っての今だから、成長した自分でやります、と、やってみた。

結果、1回目よりは少しだけよかったかもしれない。けれども、全然だった。大切なところが抜けていた。クライエントの気持ちを深く聞こうとは思ったけど、けれどもやっぱり解決思考は抜けていなかったし、何より、今のクライエントの受容が全然できていなかった。「わからない」「どうしていいかわからない」とキレ気味に繰り返すクライエントに対し、慌てず、話つづけることはできたけど、そのクライエントの思い、怒り、不安、を受け止め切れてなかったし、それより現状打破に気持ちがいっていた。そして、シングルマザーとして頑張ってきて、仕事をしなければいけないのに、休んで息子の心配をしている、そこの思い、頑張りへの承認、、、そこが最も足りない部分だ、と気づいた。

完全に同じ設定のロープレを2回失敗して、嫌と言うほど自分のできていない所が明るみに出た。

100名弱参加しているロープレ練習会でたまたまペアになった方にこの設定でクライエント役をされ、その内容と難解さに、まぁ試験では出てこない案件かな、と思っていたのに、その2日後、違うロープレ練習会の自主練に参加して、5名の参加者を2つに分けて一緒になった方が、その設定のクライエント役、本家本元さん登場!という感じでまたキャリコンすることになる、なんて。みなさんクライエント役を何パターンか準備していると思うんだけど、2人とも決め決めでそのネタをぶつけてくださった。「どんなクライエントがいい、とかありますか?」とかは全くなく。それも、なんだか、すごい。

本家本元は、すごかった。1回目のクライエントからは感じなかった怒りがすごくて。いい経験させてもらいました。そして、1回目の失敗の後のふりかえりの甘さ。一番足りなかったのは、受容、承認。そこだったのか。

これ、すごい奇跡だけど、仕組まれてますよね?と感じている。神の計らいですよね?こんなレアケースを偶然に練習することになった方から2回されるなんて。そこに私が学ぶべき要素が凝縮されているんだと、そう強く思っています。

宣言します。私は今日、この案件の文字おこしを丁寧に読んで、受容、承認のトレーニングをします。ありがとう、みなさん。

ロープレースランプの巻

実技試験まであと3日というところで、スランプ、みたいなものを感じている。でも、スランプを感じるという状況をちょっとうれしくも感じる。何かを必死で練習をしていて、ある程度まで上達して、理解度が深まり、できるようになったこともあるけど、なんか上手くいかない。。。あぁ、やっぱり楽しい。

とはいうものの、一応、試験日には自分の実力を出せる状態にはしておきたい。このタイミングでスランプかーというところではある。

今朝、講座仲間がクライエント役をしてくれて、ロープレ練習した時に録画データを見直して、あちゃーとなった。基本を、忘れている?そんな風に思った。以前だったら絶対に拾っている言葉、例えば「やりがい」とか。そこを深堀できてない。よく話してくれるクライエントだったから、やりがいという言葉が出た後も話が続き、その後半で出てきた言葉を伝え返してはいるけど、重要な言葉を深めていない。丁寧に感情の言葉を受容し、それについて深めることもしていない。

これって、養成講座が終わったころはできてたよなー。成長してるんだか、してないんだか、よくわからない状態だ。講座のオブザーバーの先生が、いつかできてたことができなくなる時がくる、その時は基本に立ち返るとき、と言っていた。身に染みる。ほんとうにそこですね。私は素晴らしい養成講座を選んだわ。

言語的追跡がちゃんとできていない状態で、湧き上がる疑問や興味を質問すると、クライエント中心じゃなくなるね。クライエント役から、この質問、あの質問は意図がわからなかった、と言われた質問を思い返したら、私の想像が先にたっていて、いわゆる私の見立てに関しての質問になっているから、クライエントが?となっていた。私の頭によぎる見立てに関しては、15分の面談では触れなくてもいいかもな、と感じている。口頭試問で言えたら言う、くらいの感じ。

昨夜のロープレ練習会では、不登校の息子をもつ女性の相談にのったんだけど、うまくできなかった。育児とか、自信がない、とか不登校は、私のアキレス腱だと思った。なんとかしてあげたい、助けてあげたい、という気持ちがふつふつと湧き上がってきてしまう。そして解決志向面談になってしまう。よくない。

そして、会社に対して不信感を抱いているという話だったら、何かあったんですか?と聞けてたのに、学校への不信感に関しては、なんでそう思っているのか、背景を聞かないままにわかってるつもりになってしまっていて、面談が深まらず。。。あぁ、いつまでも私の価値観が邪魔してくるなぁ。。。。。昨夜のクライエントには申し訳ない。学校への不信感、何があったのか、どうしてそういう気持ちになっているのか、聞いてあげられなかった。ごめんなさい。

ということで、実技試験3日前、スランプに陥る、という話でした。

どんどんロープレの練習をして、あまり振り返ったり、反省をする時間がとれてなくて。それもよくないと思った。基礎練習、振り返りを大切にしよう。そう思って、今夜参加する予定だった練習会はキャンセル。今日はちょっと初心を思い出すために、一人で録音、録画を聞いて反省し、練習します。

カメちゃんと私のラポール

ハスちゃんが高校入学と同時に寮生活になり、カメちゃんと2人暮らしになり。そのカメちゃんも4月から中3。近所の高校に行く気は親子共々しないわけで、どこか魅力的な高校へ入ることを願っている。そうしたら、カメちゃんも寮生活の可能性がでてきて。子育てに比重を置いてきた私の人生どうなるんだ、と、カメちゃんが私を必要としている感もかなり薄まってきた中、自分の価値喪失というような、無力感、自分が誰なんだろう、今の私には何があるんだろう、キャリアは半分捨てたし、、、みたいな感じになって。

そして、カメちゃんの行く末を案じて全国の高校をリサーチする中、キャリアコンサルタント(国家資格)が配置されている高校があることを知って。そんな方がいたら、カメちゃんをしっかり誘ってくれるかな、と思った事をきっかけに、自分がキャリコンを目指すようになった。そこからは早かった。講座探して、申し込み、講座受けて、国家試験の学科終了、そして今週末が実技試験。

講座でのロープレ講習が終わった後、ロープレって一人で練習できないから、試験までどう練習していけばいいでしょうか、という質問が受講生から上がって。私も同じ気持ちだった。そうしたら先生は、ロープレではなくても、日々の生活の中で、傾聴、ロープレの技法を練習するということを心がけてみて。日々の生活が、練習になります。逆に、日々できていないことが、ロープレだけでできるかといったら、というような話をして頂いて。

講座後、ロープレの練習を週1回~2回、コンスタントにやってきた。少しずつ慣れてきて、キャリコンの面談というものが分かってきて、試行錯誤しながら成長してきた。けれども、全然実生活にはそのスキルを活かせていなかった。カメちゃんには全然その学んだスキルで接することができていなかった。それはひしひしと感じていて、そこ、改善しないとな、と思ってはいた。

学校への行き渋り、休みがちな感じになってきて、カメちゃんが学校に行ってくれないと、集中して試験の準備ができないからイライラもした。そして、酷い言動もあったと思う。カメちゃんから「そんなキャリアコンサルタント嫌だよ!」と言われたこともある。苦笑。言われて腹立ったけど、その通りだとも思った。

そして今、技法というよりは、なんというか、うまくいく面談に必要な態度、キャリコンの心の持ち方、在りよう、が少し分かってきてから、この1週間くらい、カメちゃんとの関係がとてもいい。空気感がいい。カメちゃんが私に心を開いていることが分かる。私の言葉もやさしい。

ちょっとまだ上手く言語化できないのだけど、こういう気持ちでいることが、面談、そして誰かとの関係をうまくいかせることの秘訣なんだろうなぁ、と感じている。

今日も、学校に行きたくなさそうで、でも自分で行くか行かないか決めてもらって、遅刻して行くカメちゃんの顔が、魂抜けてる顔だったから、ちょっと笑ってしまって。以前だと、何も言わずにぶすっと家を出て言ってたけど、この1週間くらいは、「ママ、行くね、行ってくる」とあちらから声をかけてくれる。私はそれに笑顔で答える。私はあなたがどんな状態でも、どんなにイマイチでも、魂抜けてる顔してても、味方だよ、という気持ちで見送る。言葉だけ、上っ面だけではなく、心の底からそう思うカウンセラーマインドが、今の良好な関係を築けてる気がする。

ラポール、が分かった気がする。

国家試験ホルダーって

ロープレ練習会に参加していると、もう合格して資格をとったけど、実務で使えてなくて、自己研鑽のために練習、という方がたまにいる。

国家資格にもう受験している方だから、もちろんある一定ライン以上のレベルであることは間違いないのだけど、国家資格ホルダーのレベルのグラデーションはなかなか幅広そうだなと感じた話。

前置きとして、私はまだ国家資格に合格していない、一受験生なんですが、だから、どの口がゆっとんねん!と自分でも突っ込みながら、これを書く。ただただ、感じたことを書く。許してください。

ある国家資格ホルダーのAさんと練習したときの話。ホルダーのレベルのグラデーションも幅広だけど、受験生のレベルのグラデーションといったら、それはそれは幅広くて。ここだけの話、クライエント役ができてない人がいて、うーん、なんというか、架空の役を演じるわけだから、ちょっと辻褄あってなかったり、言ってる意味が?となったり。でも、実際にはそういう相談者もいるだろうから、勉強勉強、と思ってくらいついていくんだけど。クライエント役が下手な人って、キャリコン役をしてもイマイチ、という印象は否めない。

そんな中、資格ホルダーの方だとおかしなことにはならない状態での練習、最低レベルは保証されるというか、だから安心はできる。

Aさんは、常に低姿勢だった。私はホルダーさんへは先輩としての敬意を払いながら、胸を借りるという感じで練習させて頂く気持ちでいるんだけど、Aさんはまだホルダーでもない私から学ぼうという姿勢をすごく感じた。なんでも、資格合格してから全然ロープレしていないから不安、というのと、合格したのもラッキーだった、と思っているようで。自分にスキルがないと自覚されている感じだった。

初め、クライエント役をしていただいて、私がキャリコンをした。とってもほめて頂いて、中でも要約を入れたことにすごく驚かれていた。Aさんは「私は要約ができないから」と仰っていた。やっていないだけ、練習されてないだけですよ、と私は言った。練習したら誰でもできるんじゃないかな、とは思う。私はラッキーなことに、講座のロープレ講習で要約という技法を教わって、それを使う練習をしてきた。その技法の有効性もロープレ練習の中で感じてきた。他の養成校の方たちは、要約を練習しないんだろうな。

私がロープレと口頭試問を終わった後、Aさんが「ちなみにこのクライエントの相談内容の見立てはね」と話してくれて。〇〇と、〇〇と、〇〇かな、と3つくらい言われてことが、私が感じた、このクライエントが改善したらよさそうだなと思うところと一致していてホッとしたんだけど、そのあとAさんが放った言葉に体が硬直した。「私、わからないから、このロールプレイ設定をAIに読ませて、問題点を挙げてもらってる」

でたー、AI。またAI。いや、いいんだけど、みんなAIすごい使うね。ちょっと安易に使いすぎな感が否めない。

あのですね、ロールプレイの設定を読んで、キャリコン視点でのクライエントの問題点、問題点というのは好きじゃないけど、改善したら悩みが和らいだりするんじゃない?という改善点という意味での問題点くらい、自分で把握できないとダメじゃない?と思ってしまって。すみません。失礼ですよね。もちろん、相手には伝えません。心の中の声です。

練習だとAIに頼って問題点を挙げてもらって、それに沿って面談をなんとなく組み立てるみたいなことができるのかもしれないけど、そんな状態だと、本当の面談は受けられなくない?AIいないよ。

自分は問題把握が苦手だとわかっているなら、AIに頼らずそれができるようになるトレーニングを積んだほうがいいし。答え合わせでAI使ってるだけなのかな。それにしても、そういう状態でも国家資格に受かることができるというのがちょっと引っかかったところかな。ある程度のレベルの担保にはなるけど、ホルダーの中のレベルの差はすごくありそう。そしてラッキーで受かった人もいるということ。

Aさんは、とても勉強熱心で、私からも学ぼうとされていてそこは直に尊敬できる方だと思った。けれども、ロープレ後の質問も、的外れまではいかないけど、まるで養成講座でロープレ学び始めました、という人がするような質問をされていて。私は正直、そのレベルで資格ホルダーなのか。。。とびっくりしたのであった。

私は、国家試験に合格したら、2級技能士をとる。決めた。

ロープレー最も大切なこと

キャリアコンサルティングにおける面談、において、最も大切なこと、とはこういうこと?わかりかけている気がする。

私が憧れのキャリコンと位置付けている先生がいて、その方が大失敗したという。ある仕事のために、ロープレを披露することになり、そのロープレがもう、恥ずかしくてすぐに帰っていいですか?と思うほどグダグダだったらしく。え?1級技能士であんな素敵なロープレをする技能と経験をお持ちの方が?とその発言に耳を疑う。

「先生、どうしてそんな風になったんですか?」と聞いてみた。あの先生がなぜ?という純粋な気持ち。うそでしょ?という信じられない気持ち。

先生が答えてくれた返事は、シンプルで、具体的というよりは、こちらに考えさせるような一言で。要は、気持ちに余裕を持った状態で、来談者の話に集中する、ということのような気がした。先生がおっしゃった言葉ドンずばは、書くのはもったいないというか、ちょっと大切に私の中で保存したいくらいの重厚感がある。

私が感銘を受けたのは、あの先生でさえ、心持ち、その時の意識のありよう?でグダグダのロープレをしてしまう、ということだった。それって、経験知識技能を超えた何かがある、ということで、それって、熟練の方でさえもちゃんとできてなかったら、ちゃんと面談進められないよ、ということで。すごい発見だった。

逆に、今から国家資格を受験する、キャリコンの卵であっても、そこがあればちゃんと面談ができる、ということでもある。と思った。

私が国家資格受験のためのロープレ練習で会った受験生仲間の中で、カウンセラーとしての資質ってこういうことなんだろうな、と思わせてくれるKさんという人がいて。失礼ながらその人は頭が切れるタイプではなくて、論理的思考力や、問題把握能力はそんなに高いとは思わない。ご自分でもそこができない、と私をすごいですね、とほめてくれて、うらやましがってるな、という発言をいつもされている。客観視することも苦手のようで、口頭試問がめちゃくちゃ苦手そう。

けれども、私は、自分がキャリアコンサルティングを受けるなら、Kさんがいいな、と思う。Kさんは、人が好きなのが分かるし、どんな人に対してもオープンで関わっていく、無構え、というのかな。だからこちらも心が開ける。決して上手に面談を進めていくという感じではないのだけど、全集中してこちらの話を聞いてくれているのがわかる。相談者への愛を感じるというのかな。それって、トレーニング積んで、勉強して身に着けられることではないと思う。だから、Kさんはすごいと思う。けど、それを伝えても本人は?え?みたいな反応で。全然自己理解ができていないくて、なんならちょっと自己効力感は低め。そういうところが愛らしい。

話はそれたけど、私のあこがれのキャリコンの方が大失敗した話。そんなみっともない話、これから国家資格受験する人にシェアする必要ないのに、そこを話せるということが、やはりあの方の魅力であり、懐の広さだと感じた。そういう失敗話からは学びが深い。先生の失敗話のおかげで、面談に臨むときに最も大切にしなければいけないこと、心持ち、自分の状態について考えることができた。

自分軸を残しながら、他の部分はクリアにして、相談者に向き合う。

ロープレー問題把握の罠

今週末にキャリコン国家試験の実技試験を控える講座仲間Nさんとマンツーマンでの練習でのこと。私は来週末が試験なので、クライエント役に徹した。

Nさんとは一昨日も練習して、1回目のロープレ後、自己一致のことを話し、Nさんがそれに気づいてからしたロープレが格段に良くなったということを先日書いた。その流れで今日もいけるのかな、と思いながらのロープレ1回目。なんだかおかしい。

Nさんリクエストの定年後の働き方を悩む高齢クライエント役をしたのだけど、前半はよかった、けど、後半、なんだか雲行きが怪しいというか、私が話したいことがまだ話せていない状況で、違う方向からの質問が飛んできて、言いよどむ。。。という場面が多くて。。。クライエント役としては、気持ち悪い面談だった。

ロープレが終わって、まずはNさんに感想を聞いてみた。やりづらかったんじゃない?と聞いたら、もちろん同意された。一番私がクライエント役としてキャリコンとの乖離を感じた部分、会社から提示された3つの選択肢、早期退職、定年で退職、延長雇用、の話をした際に、その選択肢についての思い、考え、などを聞いてもらえず、仕事をする上での価値観に話が行ってしまって。。。その選択肢についての考えがまとまらないまま、どうしたらいいか整理されないまま、価値観の話を聞かれても、答えられなかった、とか、そういう話をしていって。

「故意に、やりづらいクライエントを演じてくれてるのかと思った」とNさんは言った。そうじゃなくて、本当にキャリコンNさんが聞いてくることに、うまく答えられない状態になっていたんだ。

あーでもない、こーでもない、と色々と話す中、原因が分かった。

Nさん、昨夜自分のロープレ音声を基に文字おこしをして、AIに採点してもらった様で。そうしたら、問題把握ができていない、そういう視点が足りないと判定されたらしく。それで、自分は問題把握が足りないんだと思って、今日はそこを頑張ろうと思ってロープレしたらしい。

問題把握をしよう、クライエントに気付きを与えよう、という意識でロープレすると、ああなるのか。という悪しき例を見せて頂いた、とても貴重な時間になった。問題把握をしよう、と意図すると、どうしてもキャリコンの思惑で面談を誘導することになってしまう。私はこう言っているけど、そこはちょっと受容しておいて、質問は問題把握に必要そうな質問をする、こんな感じになる。よって、クライエントが置いてけぼりになり、クライエントは口数少なくなる。。。

Nさんが「問題把握をしようと思うだけで、こんなことになるなんて、、、すごいですね、今失敗してよかった」と言った。本当にそう。キャリコンのちょっとした意識が、面談を大きく左右する。

1回目のロープレが上手くいかなかった理由がなんとなくわかったところで、問題把握をしなくてもいい、ということを確認して、今まで通りのやり方に自己一致というエッセンスを加えてもう一回やってみた。

結果、パチパチパチパチ!合格!というロープレになりました。しっかりクライエントの気持ちを整理してくれて、何か新しいことにチャレンジしたい、それが何かがわからないけど、となり、じゃあ、何にチャレンジするかを考えましょう、という目標設定まで到達しました。パチパチパチパチ!

キャリコン受験生、論述とかロープレとか、AI使ってる人結構いると思うんだけど、AI使い方誤ると、ちょっと怖いなぁと思った次第。だって、AIが国キャリの試験要綱とか、採点基準ちゃんと把握してるか、教え込んでからの採点なのかが、わからないからね。私はAI使わないけど。

またキラキラカメちゃんをみたい

私がキャリコン国家試験に全集中している中、カメちゃんが魂が抜けたような感じになっている。私はやりたいことがあると、そこにぐーっと集中して、邪魔されるのが大っ嫌い。だけど、カメちゃんのこと、子どものことだから、そうはいってはいられない。

学科が終わってかなり余裕が出てきてよかった。3日は給食が楽しみだったらしく、遅刻して登校したけど、昨日今日はお休み。行きたくないらしい。とにかく楽しくないらしい。一人で勉強した方が効率いいし、だって。

うちは、学校を休むと家事を一緒にやってもらうから、休んで好きなように過ごせるわけではないんだけど。夕ご飯作ってもらうし。洗濯干して取り込んでもらうし。PC使用制限かかるし。。。それでも学校行かないを選ぶって、相当行きたくないんだな、とわかる。

何より、小学生時代までは、目がキラキラしてたカメちゃん、今は見る影もなし。キラキラ感はゼロ、それどころか、何だか魂抜けてる?と感じる、虚無感につつまれている様な雰囲気。

また、あのキラキラ、目が輝いているカメちゃんを見たい。いつか見たい。高校で、またカメちゃんが輝けるような場所に行けたらいいな、と思う。

私だって、本当にやりたいと思うことに出会えたのが、40代。カメちゃんは14才だかららね。小さい頃から何かに固執することはなく、電車にも、戦隊ものにも、動物にも、スポーツにも、これが好き!ということがなく、何をやっても楽しく、まぁまぁ上手くできる、という感じだった。私もちょっと器用貧乏的なところがあって、一生懸命になれるものを見つけるのに時間がかかった。

カメちゃんも、いつか、見つけるだろう。そう信じて。

自己一致って、やっぱり

カウンセリングにおいて、自己一致ってもしかしてこういうこと?という感覚を得たという話を書いたばかりなのだけど。今日、キャリコン講座仲間とマンツーマンでロープレ練習をした時に、やっぱりそうなのか、という気づきを得たという話。

私は実技試験が14日。講座仲間のNさんは今週末が試験。試験目前のNさんからまずキャリコン役をしてもらった。リクエストの大学生役。Nさんは講座中のロープレ実習の時から、人並外れた共感力を講師が絶賛していた人。実習の時は3人グループに分かれて練習するから、毎回彼女のロープレを見ていたわけではないけど、1回は同じグループで練習した。 実習中から安定したロープレを見せてくれていたという印象。

大学生役をしてみての感想。序盤、学校が楽しくない、学んでいる内容に興味が湧かない、大学を辞めたいと思っている、という相談だったのだけど、辞めたいという気持ちを伝え返しはしてくれたものの、その後すぐ、学校外の活動のことを聞かれて、あれ?と思った。まずは学校のことを話したいな、と思った。それ以外は、そんな違和感がなく進んだ感じはあった。

ロープレ後、Nさんが、質問が唐突だった部分があったかな、と感想を言ったから、序盤の所、大学の話をしたかったけど、学校外のこと聞かれたのはちょっと違和感感じました、と伝えた。そうしたら、そこそこ!やっぱりそうよね!と分かっていたみたい。しまった!と思ったらしい。やりながら。

「何で興味がないの?って本当は聞きたかったけど、興味が無いって言ってるから、もうそうなんだと納得してしまって。あと、自分の聞きたいことを質問するのはダメだと思って聞けなかった。」と言った。私は、興味が無いのがどうしてなのか、というところ、は聞いていいと思う、むしろ聞いた方がいいのでは?と話した。Nさんは、なぜ?どうして?と詰問してしまう感じになるのを避けたいし、それはダメだと講師の先生が言っていた記憶がある、と言った。

Nさんと色々対話してみて、要は「聞き方」だよね、という話に落ち着いて。そして「本当はね、クライエントの話を聞いてね、どうしてなの?なんでなの?と聞きたいことがたくさん浮かぶの。それを押し殺して、ただただ伝え返しして、感情に寄り添う、と思ってやっている」とNさんが言った。状況確認が抜けている、できていない、ということを言っていた。

自分の中に湧き出る興味や疑問を押し殺して、というところが引っ掛かって、私が今なんとなく感じている自己一致ってこういうこと?というところに関連することのような気がしたから、「Nさん、それって自己一致できてないってことじゃないですかね」と言った。そしたら、勉強熱心なNさん、ハッとした顔をして、何かに気づいた感じだった。

Nさんはもうすでに、クライエントの発言をしっかり聞いて、言語的追跡をしながら、誰にも真似できないレベルで承認する、ということが出来ている人だから、そこに、クライエントの発言を聞いた上で湧き出る聞きたいこと、は素直に聞いたらいいのでは?と言って、Nさんは、それってやっていいの?今までやらないようにしてたんだけど、と。でも、今までロープレをやって感じてたなんだかふわふわっとした捉えどころのない感覚は、自己一致してなかったからなのかも、と言ったので、大学生の相談のロープレをもう一度やってみましょう、と提案した。今度は、自己一致させたキャリコンNさんでやってみて。練習なんだから失敗してもいいじゃない、とやってみた。

そうしたら、もう、しょっぱなから、Nさんの雰囲気が違う。1回目とは何かが違う。自然体、というか、力が抜けている、いわゆる無構え、という感じなのかな。もちろんクライエント役として1回目よりも話しやすかったし、大学を辞めたらどうするかを考えないと、という所までは整理してもらえた。

1回目と2回目の差は歴然だった。やっぱり、自己一致って、そういうことなんだろう。自己一致は、重要。

結局今日は私はクライエント役を2回して練習を終了したのだけど、キャリコン役の練習するよりも収穫があったかもしれない。

Nさんも、すごい気づきを得られました、個人レッスンしてもらった感があります、と喜んでいたし。私も自己一致の研究が進んだし?めでたしめでたし。

自己一致って、もしかして

ロジャース先生が言う、カウンセリングにおいてクライエントの成長を促すために最も重要な3つの心理的態度「自己一致」「無条件の肯定的関心」「共感的理解」というのがあるのだけれども、自己一致というのがなんとも分かりづらい。
「無条件の肯定的関心」「共感的理解」 をした時の状態、が「自己一致」という説明で、なるほどねぇ~とは思ったんだけど、もちろん頭でなんとなく理解したかな、程度で。

それが、昨日?くらいに自己一致って、もしかして、これ?と感じて。まだまだ言語化するのが難しい、モヤモヤした状態なんだけど、ね、もう少し突き詰めたら、パッと何かが開けそうな、そんなフェルトセンス。

ラポール構築が最も重要、それが無いと、面談は成り立たない、ということが腑落ちしたということがあって。それは、言語的追跡を本気でやろう、とそこに集中してロープレ練習をすることで、しかもクライエント役をしていて気づいたことで。それで、クライエントの発言に集中して、言語的追跡をすると、私の中にクライエントに聞きたいこと、確認したいこと、というのが生まれてくる。カウンセラーの興味本位の質問はダメ、ということなんだけど、クライエントの発言を基盤に生まれてくる聞きたいことは、クライエントのことを知りたいという欲求からうまれているし、何よりもクライエントの発言が根底にあるから、とにかく自分の中に生まれるその感情、感覚を対処していく、ということでいいのでは?と思った次第で。

それを実践していくと、完全に自己一致をしている状態で面談は進んでいく。これが、自己一致ということ?と。なんだか感じている、というところ。個人的に気になっているジェンドリンのフォーカシング、の影響も受けているかもしれない。