カメちゃんと私のラポール

ハスちゃんが高校入学と同時に寮生活になり、カメちゃんと2人暮らしになり。そのカメちゃんも4月から中3。近所の高校に行く気は親子共々しないわけで、どこか魅力的な高校へ入ることを願っている。そうしたら、カメちゃんも寮生活の可能性がでてきて。子育てに比重を置いてきた私の人生どうなるんだ、と、カメちゃんが私を必要としている感もかなり薄まってきた中、自分の価値喪失というような、無力感、自分が誰なんだろう、今の私には何があるんだろう、キャリアは半分捨てたし、、、みたいな感じになって。

そして、カメちゃんの行く末を案じて全国の高校をリサーチする中、キャリアコンサルタント(国家資格)が配置されている高校があることを知って。そんな方がいたら、カメちゃんをしっかり誘ってくれるかな、と思った事をきっかけに、自分がキャリコンを目指すようになった。そこからは早かった。講座探して、申し込み、講座受けて、国家試験の学科終了、そして今週末が実技試験。

講座でのロープレ講習が終わった後、ロープレって一人で練習できないから、試験までどう練習していけばいいでしょうか、という質問が受講生から上がって。私も同じ気持ちだった。そうしたら先生は、ロープレではなくても、日々の生活の中で、傾聴、ロープレの技法を練習するということを心がけてみて。日々の生活が、練習になります。逆に、日々できていないことが、ロープレだけでできるかといったら、というような話をして頂いて。

講座後、ロープレの練習を週1回~2回、コンスタントにやってきた。少しずつ慣れてきて、キャリコンの面談というものが分かってきて、試行錯誤しながら成長してきた。けれども、全然実生活にはそのスキルを活かせていなかった。カメちゃんには全然その学んだスキルで接することができていなかった。それはひしひしと感じていて、そこ、改善しないとな、と思ってはいた。

学校への行き渋り、休みがちな感じになってきて、カメちゃんが学校に行ってくれないと、集中して試験の準備ができないからイライラもした。そして、酷い言動もあったと思う。カメちゃんから「そんなキャリアコンサルタント嫌だよ!」と言われたこともある。苦笑。言われて腹立ったけど、その通りだとも思った。

そして今、技法というよりは、なんというか、うまくいく面談に必要な態度、キャリコンの心の持ち方、在りよう、が少し分かってきてから、この1週間くらい、カメちゃんとの関係がとてもいい。空気感がいい。カメちゃんが私に心を開いていることが分かる。私の言葉もやさしい。

ちょっとまだ上手く言語化できないのだけど、こういう気持ちでいることが、面談、そして誰かとの関係をうまくいかせることの秘訣なんだろうなぁ、と感じている。

今日も、学校に行きたくなさそうで、でも自分で行くか行かないか決めてもらって、遅刻して行くカメちゃんの顔が、魂抜けてる顔だったから、ちょっと笑ってしまって。以前だと、何も言わずにぶすっと家を出て言ってたけど、この1週間くらいは、「ママ、行くね、行ってくる」とあちらから声をかけてくれる。私はそれに笑顔で答える。私はあなたがどんな状態でも、どんなにイマイチでも、魂抜けてる顔してても、味方だよ、という気持ちで見送る。言葉だけ、上っ面だけではなく、心の底からそう思うカウンセラーマインドが、今の良好な関係を築けてる気がする。

ラポール、が分かった気がする。

国家試験ホルダーって

ロープレ練習会に参加していると、もう合格して資格をとったけど、実務で使えてなくて、自己研鑽のために練習、という方がたまにいる。

国家資格にもう受験している方だから、もちろんある一定ライン以上のレベルであることは間違いないのだけど、国家資格ホルダーのレベルのグラデーションはなかなか幅広そうだなと感じた話。

前置きとして、私はまだ国家資格に合格していない、一受験生なんですが、だから、どの口がゆっとんねん!と自分でも突っ込みながら、これを書く。ただただ、感じたことを書く。許してください。

ある国家資格ホルダーのAさんと練習したときの話。ホルダーのレベルのグラデーションも幅広だけど、受験生のレベルのグラデーションといったら、それはそれは幅広くて。ここだけの話、クライエント役ができてない人がいて、うーん、なんというか、架空の役を演じるわけだから、ちょっと辻褄あってなかったり、言ってる意味が?となったり。でも、実際にはそういう相談者もいるだろうから、勉強勉強、と思ってくらいついていくんだけど。クライエント役が下手な人って、キャリコン役をしてもイマイチ、という印象は否めない。

そんな中、資格ホルダーの方だとおかしなことにはならない状態での練習、最低レベルは保証されるというか、だから安心はできる。

Aさんは、常に低姿勢だった。私はホルダーさんへは先輩としての敬意を払いながら、胸を借りるという感じで練習させて頂く気持ちでいるんだけど、Aさんはまだホルダーでもない私から学ぼうという姿勢をすごく感じた。なんでも、資格合格してから全然ロープレしていないから不安、というのと、合格したのもラッキーだった、と思っているようで。自分にスキルがないと自覚されている感じだった。

初め、クライエント役をしていただいて、私がキャリコンをした。とってもほめて頂いて、中でも要約を入れたことにすごく驚かれていた。Aさんは「私は要約ができないから」と仰っていた。やっていないだけ、練習されてないだけですよ、と私は言った。練習したら誰でもできるんじゃないかな、とは思う。私はラッキーなことに、講座のロープレ講習で要約という技法を教わって、それを使う練習をしてきた。その技法の有効性もロープレ練習の中で感じてきた。他の養成校の方たちは、要約を練習しないんだろうな。

私がロープレと口頭試問を終わった後、Aさんが「ちなみにこのクライエントの相談内容の見立てはね」と話してくれて。〇〇と、〇〇と、〇〇かな、と3つくらい言われてことが、私が感じた、このクライエントが改善したらよさそうだなと思うところと一致していてホッとしたんだけど、そのあとAさんが放った言葉に体が硬直した。「私、わからないから、このロールプレイ設定をAIに読ませて、問題点を挙げてもらってる」

でたー、AI。またAI。いや、いいんだけど、みんなAIすごい使うね。ちょっと安易に使いすぎな感が否めない。

あのですね、ロールプレイの設定を読んで、キャリコン視点でのクライエントの問題点、問題点というのは好きじゃないけど、改善したら悩みが和らいだりするんじゃない?という改善点という意味での問題点くらい、自分で把握できないとダメじゃない?と思ってしまって。すみません。失礼ですよね。もちろん、相手には伝えません。心の中の声です。

練習だとAIに頼って問題点を挙げてもらって、それに沿って面談をなんとなく組み立てるみたいなことができるのかもしれないけど、そんな状態だと、本当の面談は受けられなくない?AIいないよ。

自分は問題把握が苦手だとわかっているなら、AIに頼らずそれができるようになるトレーニングを積んだほうがいいし。答え合わせでAI使ってるだけなのかな。それにしても、そういう状態でも国家資格に受かることができるというのがちょっと引っかかったところかな。ある程度のレベルの担保にはなるけど、ホルダーの中のレベルの差はすごくありそう。そしてラッキーで受かった人もいるということ。

Aさんは、とても勉強熱心で、私からも学ぼうとされていてそこは直に尊敬できる方だと思った。けれども、ロープレ後の質問も、的外れまではいかないけど、まるで養成講座でロープレ学び始めました、という人がするような質問をされていて。私は正直、そのレベルで資格ホルダーなのか。。。とびっくりしたのであった。

私は、国家試験に合格したら、2級技能士をとる。決めた。

ロープレー最も大切なこと

キャリアコンサルティングにおける面談、において、最も大切なこと、とはこういうこと?わかりかけている気がする。

私が憧れのキャリコンと位置付けている先生がいて、その方が大失敗したという。ある仕事のために、ロープレを披露することになり、そのロープレがもう、恥ずかしくてすぐに帰っていいですか?と思うほどグダグダだったらしく。え?1級技能士であんな素敵なロープレをする技能と経験をお持ちの方が?とその発言に耳を疑う。

「先生、どうしてそんな風になったんですか?」と聞いてみた。あの先生がなぜ?という純粋な気持ち。うそでしょ?という信じられない気持ち。

先生が答えてくれた返事は、シンプルで、具体的というよりは、こちらに考えさせるような一言で。要は、気持ちに余裕を持った状態で、来談者の話に集中する、ということのような気がした。先生がおっしゃった言葉ドンずばは、書くのはもったいないというか、ちょっと大切に私の中で保存したいくらいの重厚感がある。

私が感銘を受けたのは、あの先生でさえ、心持ち、その時の意識のありよう?でグダグダのロープレをしてしまう、ということだった。それって、経験知識技能を超えた何かがある、ということで、それって、熟練の方でさえもちゃんとできてなかったら、ちゃんと面談進められないよ、ということで。すごい発見だった。

逆に、今から国家資格を受験する、キャリコンの卵であっても、そこがあればちゃんと面談ができる、ということでもある。と思った。

私が国家資格受験のためのロープレ練習で会った受験生仲間の中で、カウンセラーとしての資質ってこういうことなんだろうな、と思わせてくれるKさんという人がいて。失礼ながらその人は頭が切れるタイプではなくて、論理的思考力や、問題把握能力はそんなに高いとは思わない。ご自分でもそこができない、と私をすごいですね、とほめてくれて、うらやましがってるな、という発言をいつもされている。客観視することも苦手のようで、口頭試問がめちゃくちゃ苦手そう。

けれども、私は、自分がキャリアコンサルティングを受けるなら、Kさんがいいな、と思う。Kさんは、人が好きなのが分かるし、どんな人に対してもオープンで関わっていく、無構え、というのかな。だからこちらも心が開ける。決して上手に面談を進めていくという感じではないのだけど、全集中してこちらの話を聞いてくれているのがわかる。相談者への愛を感じるというのかな。それって、トレーニング積んで、勉強して身に着けられることではないと思う。だから、Kさんはすごいと思う。けど、それを伝えても本人は?え?みたいな反応で。全然自己理解ができていないくて、なんならちょっと自己効力感は低め。そういうところが愛らしい。

話はそれたけど、私のあこがれのキャリコンの方が大失敗した話。そんなみっともない話、これから国家資格受験する人にシェアする必要ないのに、そこを話せるということが、やはりあの方の魅力であり、懐の広さだと感じた。そういう失敗話からは学びが深い。先生の失敗話のおかげで、面談に臨むときに最も大切にしなければいけないこと、心持ち、自分の状態について考えることができた。

自分軸を残しながら、他の部分はクリアにして、相談者に向き合う。

ロープレー問題把握の罠

今週末にキャリコン国家試験の実技試験を控える講座仲間Nさんとマンツーマンでの練習でのこと。私は来週末が試験なので、クライエント役に徹した。

Nさんとは一昨日も練習して、1回目のロープレ後、自己一致のことを話し、Nさんがそれに気づいてからしたロープレが格段に良くなったということを先日書いた。その流れで今日もいけるのかな、と思いながらのロープレ1回目。なんだかおかしい。

Nさんリクエストの定年後の働き方を悩む高齢クライエント役をしたのだけど、前半はよかった、けど、後半、なんだか雲行きが怪しいというか、私が話したいことがまだ話せていない状況で、違う方向からの質問が飛んできて、言いよどむ。。。という場面が多くて。。。クライエント役としては、気持ち悪い面談だった。

ロープレが終わって、まずはNさんに感想を聞いてみた。やりづらかったんじゃない?と聞いたら、もちろん同意された。一番私がクライエント役としてキャリコンとの乖離を感じた部分、会社から提示された3つの選択肢、早期退職、定年で退職、延長雇用、の話をした際に、その選択肢についての思い、考え、などを聞いてもらえず、仕事をする上での価値観に話が行ってしまって。。。その選択肢についての考えがまとまらないまま、どうしたらいいか整理されないまま、価値観の話を聞かれても、答えられなかった、とか、そういう話をしていって。

「故意に、やりづらいクライエントを演じてくれてるのかと思った」とNさんは言った。そうじゃなくて、本当にキャリコンNさんが聞いてくることに、うまく答えられない状態になっていたんだ。

あーでもない、こーでもない、と色々と話す中、原因が分かった。

Nさん、昨夜自分のロープレ音声を基に文字おこしをして、AIに採点してもらった様で。そうしたら、問題把握ができていない、そういう視点が足りないと判定されたらしく。それで、自分は問題把握が足りないんだと思って、今日はそこを頑張ろうと思ってロープレしたらしい。

問題把握をしよう、クライエントに気付きを与えよう、という意識でロープレすると、ああなるのか。という悪しき例を見せて頂いた、とても貴重な時間になった。問題把握をしよう、と意図すると、どうしてもキャリコンの思惑で面談を誘導することになってしまう。私はこう言っているけど、そこはちょっと受容しておいて、質問は問題把握に必要そうな質問をする、こんな感じになる。よって、クライエントが置いてけぼりになり、クライエントは口数少なくなる。。。

Nさんが「問題把握をしようと思うだけで、こんなことになるなんて、、、すごいですね、今失敗してよかった」と言った。本当にそう。キャリコンのちょっとした意識が、面談を大きく左右する。

1回目のロープレが上手くいかなかった理由がなんとなくわかったところで、問題把握をしなくてもいい、ということを確認して、今まで通りのやり方に自己一致というエッセンスを加えてもう一回やってみた。

結果、パチパチパチパチ!合格!というロープレになりました。しっかりクライエントの気持ちを整理してくれて、何か新しいことにチャレンジしたい、それが何かがわからないけど、となり、じゃあ、何にチャレンジするかを考えましょう、という目標設定まで到達しました。パチパチパチパチ!

キャリコン受験生、論述とかロープレとか、AI使ってる人結構いると思うんだけど、AI使い方誤ると、ちょっと怖いなぁと思った次第。だって、AIが国キャリの試験要綱とか、採点基準ちゃんと把握してるか、教え込んでからの採点なのかが、わからないからね。私はAI使わないけど。

またキラキラカメちゃんをみたい

私がキャリコン国家試験に全集中している中、カメちゃんが魂が抜けたような感じになっている。私はやりたいことがあると、そこにぐーっと集中して、邪魔されるのが大っ嫌い。だけど、カメちゃんのこと、子どものことだから、そうはいってはいられない。

学科が終わってかなり余裕が出てきてよかった。3日は給食が楽しみだったらしく、遅刻して登校したけど、昨日今日はお休み。行きたくないらしい。とにかく楽しくないらしい。一人で勉強した方が効率いいし、だって。

うちは、学校を休むと家事を一緒にやってもらうから、休んで好きなように過ごせるわけではないんだけど。夕ご飯作ってもらうし。洗濯干して取り込んでもらうし。PC使用制限かかるし。。。それでも学校行かないを選ぶって、相当行きたくないんだな、とわかる。

何より、小学生時代までは、目がキラキラしてたカメちゃん、今は見る影もなし。キラキラ感はゼロ、それどころか、何だか魂抜けてる?と感じる、虚無感につつまれている様な雰囲気。

また、あのキラキラ、目が輝いているカメちゃんを見たい。いつか見たい。高校で、またカメちゃんが輝けるような場所に行けたらいいな、と思う。

私だって、本当にやりたいと思うことに出会えたのが、40代。カメちゃんは14才だかららね。小さい頃から何かに固執することはなく、電車にも、戦隊ものにも、動物にも、スポーツにも、これが好き!ということがなく、何をやっても楽しく、まぁまぁ上手くできる、という感じだった。私もちょっと器用貧乏的なところがあって、一生懸命になれるものを見つけるのに時間がかかった。

カメちゃんも、いつか、見つけるだろう。そう信じて。

自己一致って、やっぱり

カウンセリングにおいて、自己一致ってもしかしてこういうこと?という感覚を得たという話を書いたばかりなのだけど。今日、キャリコン講座仲間とマンツーマンでロープレ練習をした時に、やっぱりそうなのか、という気づきを得たという話。

私は実技試験が14日。講座仲間のNさんは今週末が試験。試験目前のNさんからまずキャリコン役をしてもらった。リクエストの大学生役。Nさんは講座中のロープレ実習の時から、人並外れた共感力を講師が絶賛していた人。実習の時は3人グループに分かれて練習するから、毎回彼女のロープレを見ていたわけではないけど、1回は同じグループで練習した。 実習中から安定したロープレを見せてくれていたという印象。

大学生役をしてみての感想。序盤、学校が楽しくない、学んでいる内容に興味が湧かない、大学を辞めたいと思っている、という相談だったのだけど、辞めたいという気持ちを伝え返しはしてくれたものの、その後すぐ、学校外の活動のことを聞かれて、あれ?と思った。まずは学校のことを話したいな、と思った。それ以外は、そんな違和感がなく進んだ感じはあった。

ロープレ後、Nさんが、質問が唐突だった部分があったかな、と感想を言ったから、序盤の所、大学の話をしたかったけど、学校外のこと聞かれたのはちょっと違和感感じました、と伝えた。そうしたら、そこそこ!やっぱりそうよね!と分かっていたみたい。しまった!と思ったらしい。やりながら。

「何で興味がないの?って本当は聞きたかったけど、興味が無いって言ってるから、もうそうなんだと納得してしまって。あと、自分の聞きたいことを質問するのはダメだと思って聞けなかった。」と言った。私は、興味が無いのがどうしてなのか、というところ、は聞いていいと思う、むしろ聞いた方がいいのでは?と話した。Nさんは、なぜ?どうして?と詰問してしまう感じになるのを避けたいし、それはダメだと講師の先生が言っていた記憶がある、と言った。

Nさんと色々対話してみて、要は「聞き方」だよね、という話に落ち着いて。そして「本当はね、クライエントの話を聞いてね、どうしてなの?なんでなの?と聞きたいことがたくさん浮かぶの。それを押し殺して、ただただ伝え返しして、感情に寄り添う、と思ってやっている」とNさんが言った。状況確認が抜けている、できていない、ということを言っていた。

自分の中に湧き出る興味や疑問を押し殺して、というところが引っ掛かって、私が今なんとなく感じている自己一致ってこういうこと?というところに関連することのような気がしたから、「Nさん、それって自己一致できてないってことじゃないですかね」と言った。そしたら、勉強熱心なNさん、ハッとした顔をして、何かに気づいた感じだった。

Nさんはもうすでに、クライエントの発言をしっかり聞いて、言語的追跡をしながら、誰にも真似できないレベルで承認する、ということが出来ている人だから、そこに、クライエントの発言を聞いた上で湧き出る聞きたいこと、は素直に聞いたらいいのでは?と言って、Nさんは、それってやっていいの?今までやらないようにしてたんだけど、と。でも、今までロープレをやって感じてたなんだかふわふわっとした捉えどころのない感覚は、自己一致してなかったからなのかも、と言ったので、大学生の相談のロープレをもう一度やってみましょう、と提案した。今度は、自己一致させたキャリコンNさんでやってみて。練習なんだから失敗してもいいじゃない、とやってみた。

そうしたら、もう、しょっぱなから、Nさんの雰囲気が違う。1回目とは何かが違う。自然体、というか、力が抜けている、いわゆる無構え、という感じなのかな。もちろんクライエント役として1回目よりも話しやすかったし、大学を辞めたらどうするかを考えないと、という所までは整理してもらえた。

1回目と2回目の差は歴然だった。やっぱり、自己一致って、そういうことなんだろう。自己一致は、重要。

結局今日は私はクライエント役を2回して練習を終了したのだけど、キャリコン役の練習するよりも収穫があったかもしれない。

Nさんも、すごい気づきを得られました、個人レッスンしてもらった感があります、と喜んでいたし。私も自己一致の研究が進んだし?めでたしめでたし。

自己一致って、もしかして

ロジャース先生が言う、カウンセリングにおいてクライエントの成長を促すために最も重要な3つの心理的態度「自己一致」「無条件の肯定的関心」「共感的理解」というのがあるのだけれども、自己一致というのがなんとも分かりづらい。
「無条件の肯定的関心」「共感的理解」 をした時の状態、が「自己一致」という説明で、なるほどねぇ~とは思ったんだけど、もちろん頭でなんとなく理解したかな、程度で。

それが、昨日?くらいに自己一致って、もしかして、これ?と感じて。まだまだ言語化するのが難しい、モヤモヤした状態なんだけど、ね、もう少し突き詰めたら、パッと何かが開けそうな、そんなフェルトセンス。

ラポール構築が最も重要、それが無いと、面談は成り立たない、ということが腑落ちしたということがあって。それは、言語的追跡を本気でやろう、とそこに集中してロープレ練習をすることで、しかもクライエント役をしていて気づいたことで。それで、クライエントの発言に集中して、言語的追跡をすると、私の中にクライエントに聞きたいこと、確認したいこと、というのが生まれてくる。カウンセラーの興味本位の質問はダメ、ということなんだけど、クライエントの発言を基盤に生まれてくる聞きたいことは、クライエントのことを知りたいという欲求からうまれているし、何よりもクライエントの発言が根底にあるから、とにかく自分の中に生まれるその感情、感覚を対処していく、ということでいいのでは?と思った次第で。

それを実践していくと、完全に自己一致をしている状態で面談は進んでいく。これが、自己一致ということ?と。なんだか感じている、というところ。個人的に気になっているジェンドリンのフォーカシング、の影響も受けているかもしれない。

ロープレーラポール構築について

キャリコンを目指す前から、心理学系の本を読んだりして、ラポール(信頼関係)という言葉を目にして、なんじゃそれ?と思っていた。カウンセラーとクライエントの間の信頼関係、ということなんだろうけど、うーん、それってそんな大切?と感じたり。

もちろんロープレを実際やってみて、初めはそれどころじゃなかったけど、回数やってみて、ちょっと余裕がでてきて、いろんな壁にぶち当たりながら成長したり、失敗したり、また復調したり、みたいな紆余曲折を経て気づいたこと。面談で大切なのは、ラポールだわ、ということ。今、ここです。

もちろん概念として、カウンセラーとの間にラポールなかったら、相談者は何も話してくれないよね、というのは理解できていたのだけど、いわゆる府落ちしたのが昨夜のこと。

国キャリを目指す人とのロープレ練習で、クライエント役をした時に、ごめんなさい、私、「あぁもうこのキャリコン嫌だ、早く終わりたい」と思ってしまったのだ。面談始まって、私の第一声への返しのタイミングでもう、それって感じるね。だからそこが本当に大切なんだろうなぁ、というのも実感。

昨夜のキャリコン役の方とは、いわゆるラポールが構築できなかった、という状態だった。私はクライエントの立場からその状況を客観視していて、何が原因でそうなっているのか、と考えた。

感覚的なところでいうと、明らかにそのキャリコン役は→が自分に向いていて、こちら側、クライエント役に→が向いていない。それが分かる。雰囲気?ノンバーバルコミュニケーション?色んな要素が複合してということなんだろうけど、この人、私の話に集中してくれない、と思っちゃったんだよね。

でもそのキャリコン役は、不真面目にその面談をしていたわけではなくて、たぶん、次は何を聞こう、とか、自分の見立ての中で、ここら辺の話を聞きたいという部分をどう聞き出そう、みたいな組み立てを頭の中でしているんだと思う。よって、→が自分に向いてないなぁという印象を与えてしまう。

クライエントが話す内容を受けて、その内容の中から気になるところ、もっと聞きたいことを深堀する、ではなくて、たぶんキャリコン側の思惑内で考えている人とは、ラポールが築けないなぁ、信頼できないんだよね、そういう人だと、と昨夜思った。

呪文のように、ラポール構築、ラポール形成、それが一番大事、と聞いてきて、そうだろうとは理解はしていたけど、身体で理解できたのが昨夜。またさらに、ロープレが楽しくなりそう。

国家試験受験の巻

まさか私が国家試験を受験する日が来るとは。。。

実は国家試験的なもの、資格を取ることには憧れたあったから、わくわく感がすごかった。英検受験以来で、周りを見ても20代~60代?もいそうな会場を見渡して、これまたわくわく。大人の受験って面白いね。みなさんが今ここで同じ試験に挑んでいる、そのモチベーションや目的など、気になって、あぁ、私キャリコン向いてるなぁ、と思いながら、試験開始を待つ。

まず、試験問題の紙の質の良さに感動する。高そうな紙を使っていました。滑らかで、つるつる。身が引き締まる。

学科試験は、国キャリと2級の過去問3年間を解いて臨んだのだけど、ちょっと毛色が違うなと思いながら解いた。平たく言うと、ちゃんと知らないと正解できない問題が多く、勉強してなくても、問題文からの違和感で消去できて、結果正解が導けるサービス問題が少なくなってる?

実は、私は自分が関連法規に弱いということが講座受講中から分かっていたから、試験前日に講座の関連法規に関する資料をおさらいして、その中から覚えておこうと思う箇所でメモを作って、試験直前ギリギリまでそれを見て臨んだ。そしたらなんと、メモの内容から3つ出題があって、その関連法規関連テキストから2つくらい出題があって。直前に復習した箇所で+5問の正解をゲットできたという、奇跡のような、なんというか、宇宙の計らいのような、そんな感覚を味わった。

まだ自己採点の段階だけど、学科試験は合格ラインをクリア!!!おめでとうございます、私。あぁ、あの統計データや白書に向き合った日々からの解放。あんだけぶあつい統計を何個か勉強して、出るのはチョロっとだもんね。キャリコンの学科試験の範囲の広さって、本当大変。。。

実技試験の一部、論述試験に関しては笑い話をおひとつ。今までに出題されていない「役職定年」が来るんじゃないかと勝手に思い込んで、もう90%くらいそれが出ると思い込んでいて、それの対策をばっちりして臨んだわけですよ。そうしたら、冒頭で「結婚する」みたいな話。私、単純にびっくりして、「え?役職定年じゃないの?うそ?」と狐につままれたような状態でのスタート。もちろん浮足立っていて、設問1に15分かかってしまう。。。という出だし。論述は時間との闘いだから、そこで気合を入れ直し、この結婚するという男性に向き合った。

「役職定年」だと思ってたら、「結婚」だったけど、今思えば、人生の転機という点では共通点もありで、対策していた内容が一部使えたことが功を奏したのか、狐につままれた気分でスタートした割には、ちゃんと最後まで書ききれました。ただ、読み直して、ブラッシュアップする、とか修正する時間は全く無しで、今考えたらあぁ~あそこ、あぁ、あれ、、、という箇所続出なのですが、試験でのパフォーマンスなんてそんなものですね。いつもの7割くらいの力しか出せないなぁ、と感じました。合格ライン、平均点はとれたんじゃないかな、くらいの手ごたえはあるかなぁ。。。

以上、大人の国家試験受験、学科と論述試験の記録。次は実技、ロープレだ♪

緊張はない。わくわく感がある。

祝日あけの火曜日、朝起きて月曜日だと思い込んでいて、洗濯を干しながら、火曜日だと気づいて。キャリコンの学科試験が週末に迫る中、ロープレ練習会への参加を迷ったけれど、憧れのキャリコン主催の会だったから滑り込みで参加。

そしたら、俗にいう、「神回」だった。参加者が少なかったから、憧れのキャリコンともう一人の有資格者のオブザーバーとみっちり練習して、フィードバックを頂いて、更に気になる論述について色々有益情報を頂けて。

論述は、やればやるほど、印象が変わっていくというか、自分の書き方が変わっていくというか。正答や採点基準が公表されているわけではないから、都市伝説系の情報も溢れている。。。その中、感覚的にこれ!という情報を取り入れながら研究してきた。それで掴んだ高得点への道みたいなことへの答え合わせができたり、大体あってるけど、ちょっと違ってたわ、という点に気づけたりして。

これはどんな教科書にもyoutube動画にも書いてないと思うけど、私は論述を、相談者への愛を持って書き上げたい。偉そうに相談者を指摘したり、上から物申すことはしたくない。もちろん型にははめない。愛をもって、相談者に向き合う。そう思えた神回だった。あの回に参加して、おそらく数点は論述の点アップしたであろう。

共に試験を受ける知人は、もう数日前から度緊張しているらしい。びっくりした。試験の1週間前から緊張して、疲れるじゃない。どうにかリラックスして、当日だけ適度な緊張感に包まれて試験に臨む、くらいになったらいいのに、とその知人がとてもいい人だから、肩もみでもしてあげたくなった。

私は、緊張はしていない。まだ。当日はするだろう、ある程度は。でも、さっき緊張というよりわくわく感であふれているこの状態を不思議だなぁ、と考えた時、私は国家試験を通過点と捉えているんだな、と思った。試験合格、不合格がゴールではなく、通過点で、その先の未来にわくわくしている。だからあまり緊張はない。合格したい、合格しないとその先に行けないから。だから勉強する。努力する、可能な限り。けれども、それが楽しくて、充足感がすごい。

キャリコン試験の勉強していて、デシという理論家の、内発的動機づけ、が出てきたとき。私、今完全に100%内発的な動機で勉強している。だから楽しいんだ。人生で最も誰にも何も言われず自ら勉強しているんだ、と思った。

全く内発的動機づけがなく、学校が辛そうで全く勉強しないカメちゃんのことを思い、いつか彼も自律的に学びたいことを見つける日がくることを願わずにはいられない。