キミが勉強する理由

学校の勉強楽しくない、なんで勉強するの?とハスちゃんに何度聞かれたことか。今ではちゃんと答えられる。「人生を楽しむためよ」

どんぐり倶楽部の糸山先生も、人生を楽しむために、勉強すると明言されている。同意しながらも、腑に落ちていなかったのか、いまいちハスちゃんにうまく話す事ができていなかった。

奄美で出会った尊敬してやまない方、カメちゃんに「今、お勉強楽しくないかもしれないけど、お勉強でつける知識は、あなたの武器になるからね」と話してくださって。カメちゃんは、うん、うん、とわかってるんだかわかってないんだか、頷いていた。

夏休みにハスちゃんとSDGsの研究をして、この世には今日食べるものもない貧困に苦しむ人、貧しくて働くしかなない子供、しかも働いても働いても貧しさから抜け出せない状況があると知った。その人たちを助けるために働く人たちがいる。弱い立場の人達をサポートする、強い立場の人がいる。弁護士とか、議員さんとか。勉強して知識をつけることで、弱い立場の人を救える人になれるんだ、と知った。そこから、勉強する意味が深く理解できたと思う。

今、カメちゃんに藤原和博さんの君が勉強する理由を読んでいる。我が家で遊びの天才と呼ばれているカメちゃんに、元祖遊びの遊びの王者である藤原さんの本を読む。いつも私が「遊びなさい、子どもにとって遊ぶことが一番大事よ」と言っている事、あまりにも周りの大人と違うことを言うけど、私以外の大人、しかも社会的に認められている有名な方も同じ事を主張している、ということを知ってほしかった。

遊びなさい!という藤原さんの言葉を、もともと大きな目を、もっと見開いて聞いていたカメちゃん。遊びで得られる能力に、集中力、があるというところを読んだ。

「保育園の時、あさひくんとあと1時間遊べるってなって、石を投げてたら、3分くらいで1時間がたった時がある。あれが集中してたってことかな」とカメちゃん。あぁ、幸せね。

運動会

都会ではコロナ渦で運動会中止という学校もあるようですが、奄美大島では運動会ありました。

運動得意なのに、運動そんなに好きじゃない、というハスちゃんですが、運動会への意気込みが毎年凄くて笑ってしまいます。

運動会の練習が始まって以来、今日は玉入れ、今日は綱引き、今日はかけっこ、今日はリレーして、勝っただの負けただの、夕食の時間は決まって運動会の練習の話。負けた日は、どうしたら勝てるか、玉入れは体力あるうちに下の低い籠に目いっぱい入れて、後半疲れたら、上の高い籠を狙ってみる、とかね。リレーの順番の駆け引きとかね。あっちの組がそうなら、こっちはこうする!とかね。まぁ運動会で勝つために良く作戦を練っていました。カメちゃんも同じ紅組だから、2人で盛り上がるもりあがる。

毎年、運動会前に勝利祈願、勝利宣言?勝利への思いみたいなものを紙に書いてリビングに貼ってるんだけど、今年は書かなかったなーと思ったら、運動会が終わった日にハスちゃんが寝ている部屋に行ったら、貼ってありました。

運動会、紅組完全勝利、勝算有り、など、力強い張り紙がありました。この誓い通り、紅組はリレー以外のすべての競技で勝利し、優勝しました!勝利への執念があるからかな?ハスちゃんがめっちゃ目立ってた!超少人数で子供みんなの顔よく見えるんだけど、ハスちゃんしか見えなかった!親バカか!

ハスちゃんに、「勝ちたいという気持ちが強いからか、めちゃめちゃ目立っててかっこよかったよ」と言ったら、「え?そんなに勝ちたいと思ってなかったけど」って答えたハスちゃん。いやいや、勝ちたくない人がこんな気合入った勝利を願う紙書かないでしょう!!!

逞しくなったハスちゃん

ハスちゃんは、筋金入りの学校嫌い。強制指示の世界で、自分の考えを述べること、創意工夫を求められない世界。意見を言うと、先生の言う通りにしなさいと言われる世界。そんな世界が大嫌いなハスちゃんです。

1学期までは、我慢できない嫌なことがあると、翌日は遅刻かお休みをしてガス抜きをするのが定番の流れでした。一昨日、昼休みにやっていない宿題の漢字の書き取りを強制的にやらされた件、本当に嫌そうに報告してくれて、あぁ、明日は学校行けないなぁ、まぁ、休めばいいよ、なんて思っていた。

もちろん、朝の目覚めは最悪っぽかった。でも、「学校には行かなくてもいいから、ちゃんと起きて身支度しよう」と声を掛けたら起きてきた。朝ごはんを食べながら、「学校どうしようかなー」なんて言っていた。行きたくないのは百も承知で以下のような話をした。

確かに我が家は宿題やりません、家庭学習は任せてくださいと言っているのに、勝手に無理やりハスちゃんに漢字の書き取りをさせた先生には腹が立つ。けれども、そこはママがしっかり考えを伝えて、もう二度とそんなことされないようにする。先生がハスちゃんにしたこと、嫌だったと思う。でも、先生はハスちゃんの学力向上を願ってやった。ハスちゃんに意地悪をしたかったわけではない、ママの考えとは違うけど、子どものことを思ってやったことなんだよね。何度も漢字を書いたら覚えられると信じてるんだから。悪意はない。でもね、将来大人になって社会に出たら、ハスちゃんのことを陥れよう、意地悪しよう、お金をだまし取ってやろう、という本当の悪人があなたに酷いことをしてくることがある。それに比べたら、先生は勘違いして嫌なコトをしてきたけど、全然大したことないよ。社会にでたらたくさん酷い事あるからね、と。

そしたら、ふんふん、神妙な顔で聞いていて、朝食を食べた後、自然と学校へ行く準備をしていました。

小学生最後の夏休み、人生の宝となる自由研究がしたくて、SDGsについて取り組みました。オンライン講座に参加したり、新聞記事を読んだり、色々した中で、この世界には貧困でその日食べるものが保証されていない子どもがいること、労働を強いられ、労働しても十分な賃金が与えられず、貧困から抜け出せたない人がいること、私もハスちゃんも、この世で起きている現実問題を知ることができました。そんな経験も、ハスちゃんを逞しくしたのかもしれません。

宿題調整について

学校が子どもの家庭学習定着が急務であり、改善が必要だと考え、学校から出される単純作業となる宿題をお断りしている我が家のハスちゃんにも、昼休みに漢字の書き取りをさせた件。

またいらんことをしてくれて。。。というのが正直な感想だったけど、このタイミングまで新任の校長先生、臨時担任である教頭先生に丁寧に私の考えを伝えてこなかったのも、私の怠慢。

昨日、宿題をお断りする理由を説明し、我が家で行う家庭学習を提示してきました。結果、なんなく今まで通りいわゆるお粗末3点セットの宿題は回避できることになりました。拍子抜けするほど簡単でした。

今まで、何度か担任の先生に宿題に関してのお願いの手紙を書いてきましたが、結構理解してくれるというか、理解してないにしてもお任せいただけてきたので、使ったことはなかったのですが、今回の手紙には教育基本法 第十条を明記しました。

教育基本法

(家庭教育)

 第十条  父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。

 2  国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。

公立学校は家庭教育の自主性を尊重すると、法律に定められていることを提示したうえで、子どもが家庭学習の習慣をつけていないことは、学校ではなく家庭の問題、宿題含め、学力養成の全責任は保護者にあると書きました。そして、以下のようにお願いしました。

私は、我が家の子どもの学力を、学校任せにはしません。家庭で行うべき学習内容は個人で異なるはずですので、私は我が子に必要な家庭学習内容を考え行います。全責任は保護者である私が負います。我が家の家庭教育方針の自主性を尊重して頂く事をお願い致します。

どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題に取り組んでいるクロッキー帖も提出し、それを見た先生の反応を楽しみにしていましたが、おそらくこのどんぐり問題のすごさや、この問題にとりくんでいるハスちゃんカメちゃんの賢さなんかには気付かなかった様です。さらっとクロッキー帖を返却されました。残念!笑

今回も、我が家の平和は守られた!イェイ!!!

家庭学習は誰の責任?

1学期に1度くらいかな、学校評価のお願いが配られて、10項目くらいの内容を1~5段階で、できている、できていない、と保護者が〇をつけて提出する。以前、子どもは”学力”をつけているかどうかという設問があるけど、学校が考える”学力”と私が考える”学力”が違うから、何とも答えづらいと書いたことがある。

その設問の中に、子どもは家庭学習の習慣をつけているかどうかを評価する問がある。そもそも、学校を評価する為の設問に、家庭学習の習慣化があることが疑問。それって保護者の責任ではない?

今年度ハスちゃんカメちゃんの担任が未配置ということで、恐らく学校現場はバタバタだったはず。余裕がなかったはず。だから、しばらく宿題が出なかった。保護者の中には「宿題がないとうちの子勉強しないから、困るんです、宿題を出してください」と学校に連絡した人もいる。なんだかなぁ、と感じた。我が子が家庭学習しないことを、学校に責任転嫁していない?親の言うコトに従わず、学校のいうコトならしぶしぶ従う、という、あんまりよろしくない状況になってはいない?

と、少し脱線したけれども、この学校評価アンケートの結果が配られるのだけど、その中で、家庭学習の習慣をつけているかどうかの設問に対する保護者の評価が最低だったと。宿題をしっかり出して、今後は家庭学習習慣の定着に努める、申し訳ありません。と学校が保護者に謝罪していて、脱力した。

2学期始まってすぐの参観日及び学級PTAでも、先生が学校として家庭学習の定着強化が課題であると思っている。と言っていた。家庭学習の定着を学校が努力するって、どうやって?夕方宿題やったかどうか、先生が各家庭を見回りするの?今まで通り、宿題やってきてない子は休憩時間にやらせる以外に何かやれることある?

私が家庭学習は我が家の方針がありますので、学校から出される単純作業になる宿題に関してはやりません、というスタンスでいることに対し、周りの子どもや親から、ハスちゃんカメちゃんは宿題しないのずるい!という不満がでていると聞く。その不満に対し、「先生が君たちの学力アップの為に考えて出す宿題を、ハスちゃんとカメちゃんがやらない、ということは、この2人にとっての不利益になること、みんなは宿題をやれば、家庭学習の習慣をしっかりつけ、学力もアップできるんだよ」と説得すらできない。宿題が重要なもの、と子どもに伝えることができない学校が、どうして家庭学習の定着まで手をかけられる?謎すぎる。

学級PTAで、夏休みの子どもの様子に関して保護者が発言した中、「子どもが宿題終わらせているかどうかすら、わかりません、把握してません」という方がいた。私はその方を批判する気は全くない。それでいいと思う。ただ、子供の学力、勉強に関して学校に丸投げしている親に対しては何にも言わず、私のように子どもの学力のことを本気で考え、良いと思うことを家庭学習で取り入れる親に対し、協力的でない親とレッテルを貼る学校の現状が、本当に気持ち悪い。もはや、学力をつけるかどうかじゃなくて、学校に対して従順かどうかに価値をおいている。

そんなこんなで、学校が家庭学習の定着に躍起になっている。昨日初めてハスちゃんが、図書室に呼び出されて「宿題についてどう思う?いつもやってないよね?」と問われ、ハスちゃんはどこまで何を話していいかわからず、うまく答えられなかったと。そして、昼休憩の時間に漢字の書き取りを強制的にやらされたみたい。たくさん漢字を書かされたけど、どんな漢字を書いたか記憶にないと言っていた。でも、やっただけで先生は納得する。質は関係ない。

この事件を受けて、宿題に関して、家庭学習に関しての考えを手紙にしたためた。担任が未配置であったこと、コロナ渦で学校に近づくことを避けていたことがあり、説明が遅れたことは申し訳ない。けれども、最初は全く宿題を出さない状態があり、うちは宿題やりません、と簡単に連絡帳に書いた時はわかりました、と了解し、夏休みの初旬にあなたは協力的でない、といわれ、急に2学期から宿題やってないことを責めてくる先生達。軸がなさすぎて、その場しのぎの対応すぎて、教育者としての理念や信念を感じない。

私の手紙を読んで、どう思うんだろうね。

夏休み2021

今年の夏休みは、忘れられないかもしれない。

夏休みに入ってすぐのころ、奄美大島で通っている小学校の管理職と教育委員会に、私は山村留学資格なしと判断された。いろんな感情に包まれたけど、助成金というお金をもらえることを優先して、子ども達が毎日幸せかどうかに目をつぶっていた自分がいたことに気づかせてくれれた大事な出来事でした。

9月は1か月、広島県で過ごしています。ハスちゃんカメちゃんは祖父母との生活を楽しみ、何よりもいとこと毎日朝から晩まで遊ぶ毎日。本当に楽しそう。広島にきてすぐの頃、いとこと遊ぶことに夢中になりすぎて、夏休みの大切な勉強、どんぐりのお宝問題に取り組むことがおざなりになっていたハスちゃん。「ちゃんとできないなら明日奄美大島に帰ります。広島にいたいならやることをやって、そして全力で遊ぶんだよ」と話したこと。それを納得して、翌日から真面目にお宝問題しているハスちゃん。

遊びが楽しすぎて、やるべきことが手に着かなくて、親として四苦八苦しているとある方に話したら、「そんなに楽しいことがあって幸せだね。何事も楽しくないと続かない、その感情って大事だよね」と言われて、ハッとしたこと。

学校が課す自由研究、科学研究の類が嫌いな私。ハスちゃんに似て、強制されることが苦手で、やれと言われると反発してしまう。でも、今年はハスちゃん小学校最後の年、集大成として、今後の彼女の人生に役に立つ研究をしたいなぁと考え思いついたのがSDGs。初めはSDGsアレルギーだった私ですが、今ではハスちゃんと共に調べ、体験し、考えて、私とハスちゃんならではのSDGs研究ができています。これは、ハスちゃんにとって宝物になるもなぁ。と。

初冬には、叡智学園の受験にチャレンジするハスちゃん。塾に行って勉強とかはしないけど、家で楽しみながらハスちゃんのためになる学習を、私が考えた方法でやっています。朝日小学生新聞で時事ネタになじんでおくこと、自分の考えをうまく伝える方法、クリティカルシンキングの仕方、など。

今日は、学校の図書館を魅力的に変えるアイデアを10個考えてみました。10個って結構大変だね、なんて言いながら、これ楽しい!と取り組んだハスちゃんでした。私自身、本を読みながらよさそうなことを試しているだけだから、意味あるかな?と考えながら。。。

朝から一日中遊んでいると、「テレビみていい?」と聞いてくる時間が午後訪れます。今日も先ほどありました。昨日、猫の恩返しを見たから、今日はみませんと断りました。いつもはテレビ視聴週2時間というルールで生活しているけど、祖父母の家にいたり、いとこと一緒だからか中々テレビを見たいという訴えが収まらず、カメちゃんなんて「大人になったら仕返ししてやる!」なんて捨てぜりるを吐いていました。こわーい。

それでもしばらくすると、ハスちゃんが「それじゃあ、今からやりたいと思うことをそれぞれ紙に書いてみよう」と提案し、それぞれがやりたいことを発表しあっていました。朝やった、10個のアイデアを書いてみるというところからの着想でしょうか?なんだかうれしかったなぁ。こわいこと言われながらもテレビ見ていいよと許さなくてよかったぁ。

テレビ、いくらでも見ていいよってできたら、本当に楽なんだけどね。

山村留学とどんぐり倶楽部

山村留学という制度を使って、奄美大島に移住しました。そして、私はどんぐり倶楽部式の子育てをしています。結論から言いますと、山村留学とどんぐり倶楽部の相性は悪かった。

今年度、奄美大島で3人目の校長。昨年からのコロナ渦で、行事が中止になったり、学校に近づかないようにしていたこともあり、新しく赴任した校長先生と直接”宿題”に関して話すことなく、昨年までと同様、我が家は学校から出された宿題(ドリルやプリント、音読)はしない、家庭学習は任せて頂く、という方針を取ってきた。

校長先生、担任が2人も不足する中で、私には想像できないくらい大変な学校運営だったんだろう。我が家が宿題をしないことについて、何にも言わなかった。何にも言われないことで、私も今まで通りで大丈夫、と思っていた。でも、そうではなかったみたい。

山村留学制度を利用する上で、学校運営に協力的であること、という条件がある。みんなと同様の宿題を我が子にさせない私は、学校運営に協力的ではないと判断された。校長先生に直接、あなたは学校に協力的ではありませんと言われた。悲しかった。私は自分の方針を変えるつもりはないと伝えたら、正式に山村留学解除します、と教育委員会から連絡があった。

連絡があった時は茫然となった。宿題をしないことがそんなに学校運営に迷惑をかけることなんだ、と悔しくも悲しくもあった。校長先生は、ハスちゃんとカメちゃんが宿題をしていないことに対し、他の生徒や保護者からご意見を頂いているとも言った。そこは、宿題がそんなに大事な物なら、しないハスちゃんカメちゃんが将来痛い目にあいますよ、などと返答すればいいじゃない?と思うのだけれども、先生も、保護者も、宿題がそんなに有益なものではないとうすうす気づいているのか、それとも本当に大事だと思い込んでいて、それをしない家庭は許せない!というところなのか。どちらにしても、私には理解不能。

豊かな自然環境のなかでのびのびと生活させたい、と山村留学をした。豊かな自然環境は間違っていなかったけど、鹿児島県の教育が全くのびのびしていなかった。笑 これは、やってみないと分からなかったこと。奄美大島には素晴らしい自然があるけれど、のびのびとした教育環境はなかったのです。

得に、どんぐり倶楽部式子育てをするには、保守的な学校と相性が悪かったなぁ。何度か奄美大島は違うかも、と思ってきたけど、自然の素晴らしさと、頂いている助成金の甘い汁のおかげで、ま、がまんしようと思っていたけど、山村留学を解除通告された今、冷静に考えると、もう奄美じゃないなぁと。

本当に奄美大島が好き。素敵な人たちにたくさん出会えた。自然も最高!だけれども今我が家に一番大切なのは、義務教育の環境。そこがね、違うんだよね。私が信じる道からずれてしまっている。ハスちゃんは学校が嫌で苦悩している。

さて、次のステージへと進むときがきたようです。

カメちゃんの面白発言 オリンピックバージョン

カメちゃんの発言には、笑わせて頂いている。

「ママ、あのフック船長みたいなやつ、日本金メダルだって!」

と夕食後皿洗いをしている私に報告してきた。フック船長、フック船長、???

「あー、フェンシングね!」

めちゃめちゃ面白いじゃないか~

一緒に競泳のメドレー種目を見ていた時は、各選手が平泳ぎを始めた途端、

「わぁ!!!モグラ叩きだ!!!」

だって。確かに、息継ぎのタイミングがみんな違って、頭がぴょこぴょこ出たり入ったり、モグラ叩きみたいだった。

天才だな。

当たり前のことだった

あなたは学校に協力的でない、と言われて、深く傷つき、悲しんだわけです。子どものことを思ってやることをことごとく、あなたは不真面目だ、変な親だと批判される。苦しい。。。と。

昨日、心から尊敬、信頼する体と心の師匠に会い、この話をしたら、「あら、本当のことなんだから、仕方がないじゃない」とさらっと言われました。笑

言われた日から1日は、この世の終わりのような気分でずーんと落ち込んでいましたが、立ち直りが早いというか、今までの経験のおかげで、その負の感情をやわらげ、論理的に考える術は身に着けてきたおかげで、かなり回復はしてました。が、やはりどこかにイチモツはあった。しこりのような、くやしさ、悲しさが。でも、もう大丈夫。

校長先生は、彼の立場から、当たり前の発言をした。それだけ。そんな当たり前のことを言われて、勝手に傷ついてわんわん泣いて、すっかり悲劇のヒロインの1日を満喫させていただいた私、まだまだですなー。

誰に何を言われようが、私は子どもの心身の健康と幸せを願い、自分が正しいと思う道をゆく。それを批判されても、大丈夫。私と子供は幸せだから。

批判する人を憎まずゆこう。だって私幸せだから。

協力的でない

奄美大島には、山村留学という制度を利用してきています。子供が少なく、学校の存続が危ぶまれる超小規模校がある地域に移住する家庭へ、子ども一人につき助成金月3万円が支払われるという制度です。

奄美大島では2つの集落に住み、2つの小学校に通いました。集落の雰囲気は全く違い、今住んでいる集落は大人の私にとっては最高です。でも、小学校は2つとも多少の違いはあるけど、本質的には変わらない。

助成金をもらってるんだから、〇〇すべき、しなければならないと親にプレッシャー。昨日は今通っている小学校の校長先生に、学校に協力的とはいえない、と言われた。

学校嫌いのハスちゃん、強制、指示が大嫌い。納得できないことを強制されて、学校全体で取り組む活動に参加する事を拒否した。その件では校長先生とも担当の先生とも直接話して、なぜハスちゃんがそんなに拒否するかわからないと、私も困っていると伝えている。それなのに、その件も私が協力的ではないという要因の1つに入れられた。

標準服のサスペンダー、ウエストがぴったりだから必要ないと主張した件も、そもそも学校の指導に素直に従わない親子、協力的ではない、と。そもそも標準服、でしょう?もうお腹いっぱい、この議論。

極めつけが、あなたは学校が出す宿題をさせないから、協力的ではない、と仰った。超小規模校でクラス2-3人の中、ハスちゃんカメちゃんが宿題をしないことで、子ども達が不平不満を言ったり、大変困っている、と。

その発言、自分は教育者として能無しです、と言っているように聞こえた。プロである担任の先生が、その日の授業内容から家で学力をつけるために出す大切な宿題です、と言う割には、その重要性を子どもに伝えることができていない。そんな重要な子どもの為になる宿題をしていないハスちゃんカメちゃんが将来困るんだよ、宿題をしている君たちの未来は明るい!と話して納得させることすらできない。

失望した。

助成金をもらっていたら、先生のいう事に異論を唱えるコト、学校に意見をいうコトすら、協力的でないと評されるんだわ。怖いなぁ、と思った。何よりも、子どもが素直な感情を表現することが許されない、協力的でない、困る、と言われることが我慢できないなぁ。

金やるから、文句いうな、従順になれ!ってことね。

怖いわぁ。さて、どうするか。