ふらっと入ったブックオフで見かけて買った本。カメちゃんは10歳。こういう手の本は母親として気になる。開成中学校・高等学校校長であり、東京大学名誉教授の柳沢幸雄さんが、何を書かれているか、は興味があった。
読み終えて、心に残っているのが以下の部分。
日本人がつくった大きなプロジェクトに反対するのは、多くは日本人です。ここを変えなければ、この国の発展はありません。
男の子の「自己肯定感」を高める育て方
これは、うんうん、と頷いてしまった。根深い問題だと思うなぁ。頭に留めておきたい記述。
「東大に行くことはとても難しい」と考えていれば、そのチャレンジのためのハードルははるかに高くなり、超えることがとても難しくなります。しかし、「みんな超えている」と思えれば、目の前のハードルはそれほど高くは見えません。その意識がチャレンジするかどうか、そしてそれをどう越えられるかどうかに大きく関わってくるのです。
男の子の「自己肯定感」を高める育て方
名門中学に通うことのメリットって、東大に合格するというハードルを越えてゆく先輩が周りにたくさんいることなんだろうなぁ、だから自分にもできる、という気持ちになるのかも。周りに東大目指してる人が1人もいない状況だと、とてつもなく大変なことに挑んでいる感覚になるもんなぁ。
正直、ハスちゃんもカメちゃんも東大に行きたい、とは思わないと思う。けど、目標が変われど、こういう考え方は親として伝えておこう、と思う。ハスちゃんとカメちゃんが本気で東大に行きたいと思ったら、行ける地頭はあると本気で信じている私。とっても幸せな親です。笑
この本の主題であった、自己肯定感、に関しては、私は日本人としては稀にみる自己肯定感が高い人で。自己肯定感が高い=ナルシスト、とか自信過剰とは違う。自分の悪いところもいいところも、まるっと受け入れ、今の自分がベストと思える状態。人と比べることをしないでいられる状態、が重要かなと私は思っていて。自己肯定感は高いから、それに関する記述はあまり刺さらなかったけど、親の自己肯定感の高さが子供にも影響するとあったから、今後も自分軸をしっかり持って、他人と比べず、しあわせに暮らしてゆこう。