今100万あったら何をするか

今100万あったら何をするか、について書きます。さとうみつろうさんの呼びかけがきっかけですが、ちゃんと思いを言語化することは大切だもんね。

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12749350941.html

カメちゃん(小5)が通う小学校の近くに、子供が自由に遊べる基地を作りたい。空き家を借りて、放課後、休日、子供達が好きな時間に来て、集える場所にしたい。雨の日もお友達と遊べる場所。学校の校庭は夏、温度が高くなると遊ぶの禁止されるみたい。そんなの嫌だ。子供から遊びを奪わないで欲しい。

最低限のルールを設定したら、あとは自由。喧嘩もルールを守ってしたらいい。仲直りする技術も学ぶべき。子供にとって仲間との自由な外遊びが何よりも大切。それを今、思い出す時。習い事や塾よりも、遊び。もちろんスマホやゲーム機は持ち込まない。遊びを生み出すくらいの場所にしたい。

塾通いでうつろな表情をしている子供を救いたい。キラキラした目で、遊びに全身全霊集中させてやりたい。そのために、遊びの大切さを伝えられる場にもしたい。遊びの達人を招聘したいなぁ。

夏至や冬至には絶対キャンドルの光だけで過ごしてみたい。電気を使わない生活を味わいたい。不便だけれども、その不便さが生み出すあの温かい空気感、会話。貧しくて、首都でさえ一日の半分が停電していたミャンマーで見たあの温かい心の通った人々の交流を、日本人も体験した方がいい。

近所の高齢者で、将棋が上手な方が子供達に将棋を教えてくれたら嬉しい。カメちゃんはいつも対戦相手がいなくて残念だから。折り紙や手芸、お料理が得意な方、子供達に教えて欲しい。地域が活気付いたらそれは嬉しい。

保護者もそこで井戸端会議したらいい。子育てにまつわる悩みトラブルは尽きない。一人で抱え込まないで、まずは誰かに話して、そこにいるみんなで考えたらいい。私はシングルマザー。一人親だといろいろ大変なこともある。同様の仲間でつながって助け合えたらいい。

学校に行きたくない子の居場所にもしたい。やさしく、繊細な子達が学校で傷つけられ、不登校にならざる負えない時代。安心して学べる場所を提供してあげたい。この場所はアナログで不便な場所にしたいけど、Wi-Fiは使えるようにする。学校に行かなくてもオンラインで授業を受けてもらえるように。オンラインで授業を受けたら出席扱いにしてもらえるよう、学校や教育委員会にも働きかけたい。今、心優しい子達の居場所が、学校にはなくなっているのだから。学校が守れないなら、私がやる。

不登校の子の単なる居場所ではなくて、主体的にワクワク学べる場所にしたい。一斉授業が退屈すぎるハスちゃん(中1)にとっても、学ぶって楽しい♪と感じられるスタイルがいい。

小学生なら、学校いかなくてもこれだけやってたら大丈夫!とどんぐり問題をやらせてあげたい。不登校で学力を心配する親御さんにも是非教えてあげたい。

とにかく、場所が欲しい。雨風しのげればいい。必要な設備はそこにいるみんなで作っていくのも楽しそう。作れる誰かを探すのも楽しそう。便利な時代に生きているけど、不便を楽しめる場所にしたい。何か問題が起きても、考えて、自分たちで解決策を導き出せる大人になって欲しい。そのために周りの大人にサポートをお願いできる子供がいい。

政府や学校が言う、見せかけだけの多様性じゃなく、本物の多様性を認められる場にしたい。上っ面だけの話はもううんざり。

私は100万円頂けたら、子供達と秘密じゃない秘密基地をつくる、空き家を借りたい。

中学生の会話

昨日、ハスちゃんの同級生3名+私とハスちゃんで話す機会があった。その中の2人はハスちゃんと同じクラスで、ハスちゃんをサポートしてくれている子達。一人は違うクラスの子。違うクラスの子は、大人しくてほとんど話さない子だった。

女子中学生3名と話して正直な感想。ものすごいエネルギーに圧倒されました。めちゃくちゃ早口でマシンガントーク。しかも何だかドキっとするような言葉遣いを多用するし。ハスちゃんの味方になってくれている子達がこんな感じなのか、そうしたらいじめグループの会話ってどんなんだ、と想像するとめまいがする。

その同じクラスのお友達が〇〇は陰キャラ、とか〇〇はどうこう、ととにかくものすごい勢いで話す。それを聞いていた違うクラスの大人しい子が、「ねぇ、陰キャラとかそんな風に言わないの、暗い感じの子も話してみたらいい子ってことが多いんだから」と発言した。大人しいというか、優しくて思慮深い子なんだなぁ、とその時思った。

ハスちゃんも、とってもよく話す、リーダータイプの子だったのに、最近では同世代の子との会話を好まず、あまり話さないことが気がかりだった。もっと話さないと友達になれないよ、とか、色々親としては心配になった。けれども、女子中学生の会話を聞いてみて、あぁ、この中に入れないし入りたくないかもなぁ、とわかった。

これは完全なる主観だけれども、ハスちゃんの思考レベル、考え方などがもう同級生とは嚙み合わない気がしている。なんだか苦しい日々。そして、そういうちゃんと考え、感じられる、優しい繊細な子が、学校での居場所を失うという現状を憂わずにはいられない。

ハスちゃんの勉強のこと



ハスちゃんが中学生になって、意外だなぁ、とびっくりしていることがある。

授業を真面目に受けること。当たり前のことじゃん、と思うけど、自分のことを思い返しても、意外とこれやってる中学生少ないのではないか?

ハスちゃんは中学で各教科の先生の授業が面白いか面白くないか、その先生が好きか嫌いかを1回授業を受けて判断していた。社会の先生が面白くて授業が楽しいらしい。

1か月いじめで不登校の期間も、コロナ渦で整備されたオンライン授業のおかげで、大体全ての授業に参加した。何かわからないこと、質問を書き留めるノートを全教科分準備したのだけど、全くわからないところが無いらしい。。。ホンマか?と突っ込みたくなるけど、本人がそういうなら、それでいいか。何より、先生も近くにいなくて、親もうるさく勉強しろと言わない環境下で、きちんと授業を受けている姿に感動した。自学自習ができるんだよね。

小学校時代は全力で宿題を避けてきた。変な親、協力的でない親と言われながら学校と戦ってきた。中学校になったら親の出番はないと聞いて、不安に思っていたのだけど、本当に不思議なほど自然に、宿題に関する出番はない。宿題が出てるのかさえも知らない。

ハスちゃんに宿題のことを確認したら、量は多くなくて、宿題というより課題を与えられていつまでにやっておく、という感じで、かなり楽らしい。明日までにやってきて、じゃないのがいいと言っていた。ハスちゃんが通う中学校は、結構ゆるーい感じ。もうすでに視考力を使えて考える力があるハスちゃんにはもってこいの環境かもなぁと思っている。



丁寧に生活すること

どんぐり倶楽部に出会い、どんぐり式子育てを実践してきて、本当に幸せな日々を過ごしている。

5月はハスちゃんいじめ事件で、苦しいことも多かった。傷ついたハスちゃん、そしてそんな娘を見てまた傷つく私、どうしてハスちゃんが、と落ち込み、加害者への憎悪が膨らみ、というどうも健康的ではない状況に陥りそうになる。

そんな窮地から私を救ってくれたのが花だった。傷ついたハスちゃんを少しでも癒してあげたい、と思い、家に花を絶やさず飾るようにした。カメちゃんを送迎する途中にある道の駅に素敵なお花が安価で売られていて、それがうれしかった。お花を買えない日は、近所に咲く野花を摘んだ。

苦しくて、悲しくて、そんな時、頼れたのが花だった。絶対に裏切らない、ただただ美しい姿を見せてくれる花、が本当に心の支えになった。なんだかモヤモヤ晴れない気持ちで、玄関やキッチンに飾っている花を見るたび、心からありがとう、と思って、声に出して”ありがとう”と言った。

元気でバリバリエネルギーに満ちてる時には気づかない、気づけない、ことだったなぁ、と思う。お花が生活の中に常にあること。庭の薔薇や紫陽花が順番に咲いていくこと。とても、心を満たしてくれる。優しい気持ちがふくらんでいく感じ。

ハスちゃんは何とか登校するようになった。楽しくはないみたいだけど、嫌でもないみたい。私も悲しい苦しい気持ちは小さくなって、元気もりもり。そして花を飾るという文化はずーっと守り続けて行こうと思う。丁寧に生活する、というのはこういうことなんだろうなぁ、と窮地に立つと実感できる。

花は何にも言わない、そこにいてくれるだけだけど、絶対にハスちゃんを癒してくれたよなぁ、と感謝している。

いじめ対応ヒントーたのしいを大切に

ハスちゃんのいじめ問題、ハスちゃんから話を聞いて学校に報告し、ハスちゃんが再登校するまで1か月の戦いだった。1か月で何とかなってよかった、いじめを機にずーっと不登校になる子もいることを考えると、1か月は短いともとれる。けれども、いじめられた子と親にとっては暗黒の期間。本当に苦しい経験。

ハスちゃんから報告を受けてから2日間くらいは、何をしていてもいじめ問題のこと、ハスちゃんの苦しさを考えて涙が止まらなかった。堪えられなくて、カメちゃんの前でも涙を流した。そんな状況下で学校と教育委員会に報告をし、信頼できる知人にも話した。

数日経つと涙が流れることは少なくなったけど、ふとした時に泣いてしまう、中学校の近くを通ると胸が痛む、そんな感じだった。学校も教育委員会もいじめ問題に麻痺しているのか、どうも鈍い。そんな感じの対応が悔しくて、むなしくて、腹が立って。

とにかく我が子がいじめで傷つき、学校に登校できなくなる、という状況は本当に苦しい。そこの一点集中してしまうと、もうやりきれない。心が病んでしまうと思う。私が何とか正気を保ち、戦い抜けたのは、日々たのしい事をしていたから。

“たのしい”ってすごい、偉大。

カメちゃんを迎えに行って、校庭で元気に遊ぶ様子を見ながら、教育方針が似ている保護者とおしゃべりすること、毎日とても楽しい。

薔薇の花びらを集めて瓶につめたり、ポプリにしてトイレに飾ったり、青梅で梅シロップを作ったり、季節の仕事をすることも楽しい。

大好きな藍染の布でカーテンを作ったこと、部屋のあちらこちらに藍染の布を飾る事、楽しい。

ハスちゃんは、とにかく漫画を読んでいたなぁ。漫画、漫画、漫画の日々。楽しそうだった。

生活の中でたのしいことが沢山あって、楽しいことしている時間はいじめ問題のことを忘れられる。いじめ問題が私とハスちゃんにとって全てではない、ただ単に一部分に過ぎない。できることをやって、それでもうまくいかなかったら、逃げて、次の道を探そう、そう思ってたから。だから、病まなかった。

私は楽しいと思う事をする才能がある。楽しいと思うことはすぐに行動に移すし、楽しいことを貪欲に求める気質。それが、トラブルに巻き込まれた時はとても私を救ってくれる。苦しいこととも向き合うけど、楽しいことに視線を移す、気を紛らすというか、楽しい方に意識をむける感じ。これ、幸せに生きる秘訣だなぁ、と今回感じた。

加害者に反省の色なし

ハスちゃんはいじめ被害にあって1か月学校を休み、6月1日に再登校し、今日も元気に登校している。ハスちゃん、親も、おそらく先生もとりあえず一山超えてホッとしているところ。

なのだけど、昨夜夕食の席でハスちゃんが以下のように話してくれた。「あのね、これ直してほしいとかじゃないんだけど。帰りの会で数人が順番に前に出て話すんだけど、そして誰かが話した後、クラスのみんなが拍手するの。で、私が話した後、いじめ加害者の2人がね、とっても小さい拍手、するの、嫌々みたいな。で、他の人が話した後は、普通に拍手するの。」

「ぷっ」私、吹き出してしまった。「いじめ加害者の2人、反省のはの字も感じられないね」と言った。ハスちゃんも、それが嫌というより、ちょっと面白かったらしい。加害者の男子の方なんて、話す人が仲いい人ほど元気に拍手して、ハスちゃんの時はぶすっとしてエア拍手みたいな感じらしくて。ハスちゃんは「小学校低学年レベルだよね」と言っていた。

今のところ再登校から、その二人から嫌なコトを言われたり、されたりはないらしい。けれどもこの話を聞いてはっきり分かった。この二人全く反省していないし、自分たちがしたことがいかに非人道的で許されない行為であったかを理解できていない。

学校から加害者二人のご両親には、二人の言動が理由で学校に来れなくなっている生徒がいる、と報告をして頂いている。どちらのご両親ともに、ハスちゃんの状態を心配して頂き、登校できるようにしなければいけないとお言葉を頂いたらしい。お二人のご両親がその後どんな話をお子様にされたかは知らないけど、根本的な解決はできてないなぁと、加害者二人の今の様子を聞いて感じた。

いじめ問題が発生した時、学校側はとにかく関係修復を目指したい様子だった。どうにかこうにかして仲直りさせたい、そんな感じ。私はそれをお断りした。謝罪もいらないと言った。先生は私のその態度に対し納得できない様子があったなぁ。だって、先生、12年かけて人を傷つけられる人間に育っているんだよ、ちょっとやそっとで改心できるはずないし、人格が変えられるとは思わない。だから、謝罪と仲直りは求めない。

ハスちゃんは、「あの二人、私に対して悪い態度をしようと思ってるわけじゃなくて、無意識でそうなってるかもな」と言った。確かに、もう意識的ではなくて無意識にそうなってる可能性もある。ハスちゃんの洞察力はすごい。無意識でそういう行動をとってしまうなんて、もう調教するのかなり難しいよね。

悪口陰口無視などの被害はくなった。けれども、まだ火種はくすぶっている気がする。注視していこう。

いじめ、アメリカ

アメリカ在住の大学の先輩に、ハスちゃんと私が経験したいじめについて、メールでやりとりする機会があった。

奄美にいると思っていた私が何で広島に今いるの?というところから会話が始まり。カメちゃんをイエナプラン教育校に転入させるために、と話したら、いわゆる”progressive education”ね、と言われて。進歩的な教育、という意味らしいけど、なんだかカッコイイ!と思った。笑

アメリカ在住の先輩Yさんもその”progressive education”を実践しようと、娘さんが13才、息子さんが11歳の時に引っ越しを経験したそう。そして、娘さんが”いじめ”被害にあったそう。ハスちゃんと同じ、陰口暴言無視、といういじめ。ネットへの書き込みなどにも相当悩まされたみたい。

そして驚いたのが、アメリカのいじめ対応もそうとうイケてないこと。校長にいじめについて話したら、いじめ加害者は「言ってないっていってるわよ」と言われたらしい。同じ!日本もアメリカも同じ!校長という立場がそうしてしまうのか、あのアメリカもいじめ対応は同じで全然ダメなんだなぁと、びっくり仰天。

学校とは、学校の最高責任者の思考はユニバーサル、ということを思い知った。私が何とか学校側にいじめを認めさせ、最低限必要な対応をしてもらえたのは、録音データの存在かな、と感じている。

子供がいじめられていると思ったら、確固たる証拠を押さえるコト。悪口陰口という類のいじめであれば、録音すること。これ、一番大事。

ハスちゃん、ついに友達ができるの巻

学校不登校から6月1日に登校し、ハスちゃんは本日も元気に登校した。昨日はなんと寝坊して、しかも荷物の準備もしていないから、お友達とのお約束の時間に間に合わないという失態。。。必死で準備してお友達を追って登校して行った。今日は昨日の失敗を活かし、少し余裕を持って準備が出来て、お友達が来る時間には玄関の外に出ていた。迎えに来てくれたお友達とあいさつを交わすハスちゃんを見て、心があたたかくなる。じんわり、じんわり、涙腺がゆるむ。

1か月休んでからの学校復帰1日目はとても緊張していた。行きたくないと言っていた。でも、休んでいる間に美術部への入部届を書いてたし、学校へ行きたい気持ちはあった。ひたすら一人だったもんね。ずっと一人。近所のお友達が会いに来てくれて笑顔になれて、その子達が一緒に学校に行ってくれること、嬉しいね。

昨日は同じクラスでハスちゃんと漫画の趣味が同じ子を見つけた!と嬉しそうに報告してくれた。「今度一緒に買い物行こう」なんて話したみたい。あぁ、私は嬉しいよ。学校生活に求めるコトは、そういうところ!よかったよぉ。趣味の話ができる子がクラス内に出来たなんて、もう学校に行かない選択をすることが難しいよね。同世代の仲間、大事だね。

入学してすぐいじめにあい、2か月も独りぼっちだったハスちゃん。お友達作るのが得意なリーダータイプのハスちゃんが2か月お友達作れないなんて、まさかだわ。。。と心痛めていた日々よさようなら。

今日朝ごはんを食べながらカメちゃんがハスちゃんに「やっと友達できたね」と私からしたらギョッとする無神経発言をした。ハスちゃん怒らないかな?とドキドキしてたら、「友達、なのかな。。。」と自信なさそうに言う。「友達だよ、やっとじゃなくて、つーいーにー、だよ」と私が行ったら、嬉しそうに頷いた。

親は危険なコト、物、人から子供を守ることはできる。安心させてやることが仕事。でも、もはやハスちゃんを笑顔にしてるのはお友達。親の出る幕、終わった。あぁ、うれしいやら、さみしぃやら、複雑、だけど、よかった。

ハスちゃんの大きな一歩

今日は忘れられない1日になった。
ハスちゃんが、1か月ぶりに学校に登校した。

周りの大人ができる限りの工夫をして、学校をハスちゃんが安心できる環境に整えた。

けれども、しばらく登校していないから行ったら注目されそうで嫌、やっぱり、行きたくないな、とハスちゃんは昨日の夜言っていた。不安だよね。

この地で生まれ育った私の友人が、我が家の近所に住む同級生の女の子の保護者にハスちゃんがいじめに合って不登校になっていることを話してくれ、先週末、同級生の女の子2名がハスちゃんを訪ねてくれた。1か月ぶりに同世代の女の子と話して、仲良くなれるかもしれない感じもして、ハスちゃんは興奮していた。親がしてあげる事なんてもう、何もないのね。ハスちゃんを心から元気づけられるのは、お友達なんだね、と感じた。

私が「よかったね♪」と言ったら、ハスちゃんが「ずっと一人だったから(すごくうれしい)」と笑顔で言った。

その同級生の女の子たちが、もしハスちゃんがまた学校に行くときは、一緒に行こうと言ってくれて。それが大きかった。7時半に迎えに来てもらう約束をして、それがハスちゃんの登校を後押ししてくれた。お友達と一緒に登校するハスちゃんを見て、ホッとした。うれしかった。

「ずっと一人だったから」と言ったハスちゃんを思い出し、今朝、お友達と一緒に登校して行った姿が、幸せ過ぎて、涙腺が崩壊してしまう。

お友達と一緒に登校、がこんなに心の琴線に触れることになるなんて、なんだかすごい経験をさせてもらった気がします。

ハスちゃんも昨夜、あんなに退屈で楽しくなくて学校嫌いだったけど、今考えたら、平和だったなぁ、と奄美の生活を振り返っています。退屈で平和、が幸せだと気付いた模様。

親子共々、強烈で大切な経験をした1か月でした。

親の仕事

カメちゃんが作った俳句が毎日子供新聞新聞に載った。全校生徒の前で報告されて、鼻高々だったみたい

体力テストのシャトルランで校内1番だった。昨年1番だった6年生に勝ってクラス中が騒然としたらしい。

「俺のことみんな覚えてくれたと思うよ」とカメちゃん。「出木杉くんじゃん!」と言ったら、「あーでも漢字テスト0点だった」って。「あと俺は勉強だけだなぁ。。。勉強がダメ」とポツリ。「えぇえええええええええええええええええええええ!」衝撃の発言。

そこから私は全力でカメちゃんは勉強できる子、本物の学力があるから大丈夫と説明した。漢字テスト0点の息子に、あなたは勉強できるのよ!と必死でお話する親、傍から見たら変な親だなぁと思うけど。 漢字テストなんて0点でも大丈夫、やる気になったらいつでもリカバリーできるし。我が家にはどんぐり問題があるから(^^♪

私がどんぐり倶楽部に出会ったきっかけが、敬愛するどんぐり学舎の泉先生のウェブサイト。その泉先生きっかけで知ったブログ、篠先生の森へ行こう(心とからだと子そだてと)。また本日も全身全霊で納得の内容だった。

https://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/202205300000/fbclid=IwAR1iJANKf4GqvqONJcbyiLFcKra-W1YsX8Bgy-XbquFp1rrK5U9cjkcNoQM

何よりも家庭教育が大事だと感じていたけれど、こんな風に言語化していただけるのがありがたい。

山村留学で奄美大島へ行ったけど、子どもだけを行かせる里親型には興味がなく、親子移住型にこだわった。きのくにに代表される素敵な学校にも興味があったけど、子どもを寮に入れたくなかった。だいだらぼっちも素敵だと思ったけど、私は子どもを他人に預けることは嫌、一緒に生活することにこだわった。

一緒に生活して、学校生活が酷くても、家庭でリカバリーする。どんなにひどい事を先生やお友達に言われても、親が打ち消す。時には守る。

子どもが”自分は勉強できない”なんてとんでもないセリフをつぶやいた時に、全力で「そんなことはない!」と説得する。笑あぁ、こういうことだなぁ、親の役割はと。

イエナプラン教育校は素晴らしいけど、でも漢字テストによってカメちゃんは自分は勉強ができないと思ってしまった。

親は子供を守れる。人間性、人として大切な価値観を育てること、そこを他人任せにはできないってこと、大切なこと。