受験に向けて学校を休む

ハスちゃん、受験日に向けての準備で今日は学校を休んでいる。学校に行けない、行かない時期もあったから、何かの為に意図的に休む、なんて、贅沢なことをしているなぁ、と感じる。

とりあえず、部屋の掃除を念入りにやった。もう、ここまできたら、掃除と体調管理が大切。早寝早起き。

Facebookがお願いしていないのに、10年前の投稿とかを上げてくる機能があるけど、あれって思いついた人すごいなぁ。今日は得に、10年前のハスちゃんの写真を見せられて、ぐっときた。

大きくなった。今、行きたい高校の入試に向け、不安な気持ちに負けない様に、やるべきことに取り組んでいる。かっこいい。

不安

中3、いよいよ受験シーズン到来。

私立の入試が始まっている。今日ある高校の合格発表だったようで、友人が不合格だった、とハスちゃんが言っていて。その直後、ぼそっと、不安、と言った。

運転中だったから、聞き間違いかな?スルーしようかな、と考えたけど、「不安?」って聞いたら、うん、と答えた。

わが道を行く、強気のハスちゃんも、さすがに不安になるんだね。行きたい高校ができたんだもんね。

つい先日聞いた斉藤一人さんの講演で、「ツイテル」と言った時と、「ツイテない」と言った時の力の入り方の違い、を聞いて。本当にそうだと思ったから、それを教えた。

不安な気持ちからはパワーが出ない。だから、不安だと思ったら、ツイテルラッキーと言って。」と伝えた。ちょっときょとん、としていたけど、伝わったかな。

合格したら、一人さんに感謝♪

楽しく!が大切

今、youtubeで斉藤一人さんの講演を聞く事が楽しみでたまらない。一人さんは、楽しく、愉快に、大切なことを語ってくれる、絶対に人を傷つけない。笑いで包んでくれる。

ちょっと前、カメちゃんが学校行きたくない、と不登校になりかけた時、とても悲しくて、その時は、ひすいこたろうさんの動画しか聞きたくないときがあった。ひすいさんのあのやさしい声に、癒されていたんだろうなぁ。

カメちゃんが、中学校の先生が面白くない、と言う。人間的に面白くない。笑わない。生徒と一緒に楽しもうとしない、という感じだそうで。私が言ったのは、「え?先生って面白くないもんよ、それ、当たり前よ」。失礼極まりないね。でも、面白くない先生には絶対言わないから、安心を。

学校の先生を面白くない、なんて言うのって、楽しむことに貪欲だなぁ。私の英才教育がきいてるなぁ、なんて思ったけど、カメちゃんのこの思いに対し、私ができることは少ない。

昨日聞いた一人さんの講演で、「学校の先生って、楽しくしようという気持ちがないから、いけない」というようなことを一人さんが仰って。カメちゃんが言ってることと同じだ!と思った。

カメちゃんが不謹慎じゃなくて、やっぱり学校の先生が、楽しくしようという気がないことが、元凶なんだと思った。少しでも楽しくしようとしてくれたら、不登校問題、緩和していかないかな。

孤軍奮闘

一瞬で、自分の考えがくるっと転換することってあるね。

ある教育改革者の講演を聞いた。もう、すばらしい内容。こんな人が改革に関わっているとしたら、希望しかない、とワクワクして。

講演後、知人数名で、その教育改革者と話してみて。講演されている時と、温度感が違って。こちらの提案、思いを、よくある言葉ではぐらかされた印象。

講演ではいいこと言うけど、結局は理想論ね、と思ってしまった。知人も、あんまり突っ走りすぎる、やりすぎると、組織にいられなくなるから、あの人はうまく組織からもはじかれないようにしてるんだろうね、と。

ちょっとがっかり、したのが正直で。口だけ男、というレッテルすら貼ってしまっていた。

そして、昨日、この方も教育改革を信じ、自分に出来ることをしている教育者と話す機会があり、私が上記の教育改革者、講演内容は素晴らしいけど、結局は理想論、何も変わらない、みたいなことを言ったら、彼は、本当に改革しようとして動いている稀有な人。ただ、彼以外が変化を望まないから、変わらないんです、と言われた。

ハッとした。

彼は、改革の為に孤軍奮闘している、とってもかっこいい戦士だ!私は彼を応援する、そう決めた。

物事って、見方、捉え方で、こんな変わるものか。色んな人と話すこと、とってもいいね。

2025の抱負

今年が始まってもう20日。大寒という一番寒い時期だというけど、今日はぽかぽか暖かい。心も朝冷え切ったけど、今はぽかぽか暖かい。

昨日カメちゃんが、地域の駅伝チームの一員として、地域の方の車に乗って動いていたのだけど、今朝、水筒を忘れたことに気付く。

昨日帰宅して昼ご飯食べる時、午後から遊びに行くって行った時、水筒出して、水筒持って行ってって声かけしてるのに、今朝水筒が無いことに気付くって、本当に腹が立って。

時間がたつほど、忘れ物のありかがわかりにくくなるじゃない、そして地域の方に迷惑かかるでしょう!?と怒ってしまった。朝から、本当にダメだったな。

地域の役員の方に聞くと、ちょっと忘れ物のありかを確認する、とどこかに電話をしてくださって、ありかを突き止めてくれて、しかも取りに行ってくれる、とのことで。感謝しかない。本当に申し訳ないけど、有難い。

地域の役員の方と忘れ物の話をしていると、奥様が出てこられた。学校と地域をつなぐコーディネーターをすることになったから、力を貸してね、と言われた。学校には一応人材バンクとして複数名、地域の方が登録しているのだけど、それを使うためのコーディネーターがいなかったから機能していなかった。それを来年度は活動したいから、とのこと。

私は、先生を助ける仕事がしたいと思っていたから、渡りに船!やります!やらせてください!と興奮した。先生が、教える仕事にもう少し集中できるよう、雑多な事務とか、あと授業中のサポートなんかも、できることがあればやる。

今日もいい日だ。

ネット悪から身を守る方法

ハスちゃん、カメちゃんは、スマホは持っていない。ガラケーは持っている。個人のPCは買い与えていて、リビングで使うことにしている。カメちゃんはゲームしかしない。ゲームは1日1時間、というルール。守っている。

SNSとかネットのあれこれ、トラブルが多すぎて、どうしたものか、とよく考える。大人だってスマホ中毒になっちゃうのに、まだ成長期の子供達に与えるのは危なすぎる。

でも、このご時世、もうスマホやらITを使わずに生きる、というのは、無いだろう。ネットや、SNSとの付き合い方を、たまに話してはいるけれど、Facebookでとてもいいショート動画に出会った。

ティーンエイジャーの娘を持つ母親(外国人)が、ある男性に恐らく娘をネットの悪から守るためにどうしたらいいかを質問されて、こんな感じで答えていた。

あなた(親)がずーっと子供のことを見張ることはできないですよね。できることは、子供の自尊心を育てること。今の自分でいいよ、と不安を感じさせない、安心させてやること。自分が誰であるか、に自信を持たせること。今のままのあなたでいい、と伝えること。それだけ。それが出来たら、娘さんはネットの悪に飲み込まれることはありません。

質問者の母親は、安心した表情で、「今まで同じような質問をたくさんしてきたけど、一番納得がいく答えです」と言っていた。私も同感。

こんな素敵な情報、動画に巡り合えるのも、SNSのおかげ。要は自分次第。

稲盛和夫さんの”生き方”

読書会、なるものに参加した。とても興味深かった。

元々読書、本が好きなので、興味があるタイプの集まりだった。あるイベントで、人気のパン屋さんの長蛇の列に並んだ時に、前に並んでいた上品なご婦人、実は一度お会いしたことがあった人、と立ち話をしていて、とても話が盛り上がって、その時に誘われたから、そういう偶然、奇遇な縁、というものが好きなので、行ってみた。

主催者様が今気になるテーマ、読まれている本が、ガザに関することだった。その方が話し始める時、前置きで、「もちろんみなさんガザに関してはよくご存じでしょうが」と言った。別にうんうん、頷いていればよかったのだけど、私、と、あと他の参加者1名くらいが、私はあまりガザのこと知りません、という反応をした。

そしたら、「え?知らないの?!」と、すごくびっくりしたような反応をされた。もちろん主催者に悪気は無い。自分がとっても気になって、勉強中のテーマを、あまり知らない、無関心な人がいたら、そんな反応になるだろう。

私は、テレビをあまり見ないし、ニュースは避けているくらいだ。だって、戦争とか、争いとか、犯罪とか、見て気持ち良くなるようなニュースは放映されないから。でも、世の中で起こっていること、から目を背けているような感じはあるから、少しうしろめたさもある。だから、その主催者の、私のガザに対する無関心に向けられた驚きの感情は、ちょっと心に刺さった。

傷ついたというより、世の中の闇、苦しいことに目を向け、自分に出来ることを考え、行動している尊い方たちがいるんだ、ということを思い出して、自分は今そうではないな、と刺激になると言う意味での刺さりで、いいものだ。

ちょっと熱すぎるな、長すぎるな、というくらいガザについて参加者で話した後、時間がもう残り僅かとなった。初めての参加者だから、少しだけでも持参した本の紹介を、と言われて、私は稲盛和夫さんの”生き方”、を紹介した。これはとても有名な名著だと思っていたから、参加者、読んだことあるだろう、という感じでこの本を選んだんだけど。誰も読んだことが無かった。

それより、びっくりしたのが、ガザについて熱く語っていた主催者の方が、稲盛和夫さんを知らなかった事。遠い国の紛争に関しては詳しく勉強されているのだけれど、偉大な日本の実業家、稲盛さんを知らないのか。。。

私は、ガザのことをまるで何も知らない事を恥じた事を、その時に撤回した。人は誰でも興味の対象が違う。私は私の心が向くテーマ、人、事、に関して時間を割いていけばいい。それだけだ。

私にとって、稲盛さんの”生き方”はかなりインパクトがあった。猛烈仕事人であった稲盛さんの働き方は、令和的ではない部分もあるけど、何かを成し遂げる時の圧倒的な熱量は見習いたい。そして、私欲ではなく、世の為人の為に何かをしようとしたとき、奇跡は起こる、ということが書かれていて。とても胸が熱くなる本。

朝起きて寝るまで、びっくりするほどのスピードで過ぎていく。毎日、これは絶対やる!と決めて過ごさないと、本当にいつのまにか1か月、1年が経つ。今日は、家の窓を外側から拭いた。満足だ。家族が気持ちよく過ごせるように、私は動く。遠い国の紛争のことも気になるけれども、今は、ハスちゃんカメちゃんのことを思い、2人の為に学び、動く時間を大切にしたい。それでいい。

上着を着る権利

また学校のことで、げんなりした事。カメちゃんが教室内で、上着を着ていて脱ぎなさいと注意された事。

寒いから、温かい上着を着ます、が通用しないのが学校。子供が寒い、と言っているのに「教室内では決められた制服を着ることになっている」だって。あと、「そんな上着を着なくてもいいように、ちゃんと空調設備が整えられているんです」だって。

決められた制服っておっしゃいますが、文科省も、教育委員会も、制服を強制することはない、あくまでも任意、それぞれの学校に任せているというスタンスで。学校側も、地域、保護者の意見で制服を作ったと言いますが、その意見はその当時PTA役員であった一部の方だけで決めてしまった事で、そういう言い方は少数派の意見を無視してると感じる。

担任の先生には、空調があって、その上寒いと感じた時に上着を着たい、ということです。例えば体調が悪い、などありましたらその都度説明して頂いて、許可を取って頂きたい、と仰る。カメちゃんはもうすでに担任が嫌だ、面倒くさい、学校嫌だ、になっているから、寒くて上着を着るためにその都度先生の許可を取りなさいと伝えたら、もう学校行かなくなりますよ、不登校ですよ、と話した。

担任の先生は、きっちり真四角な先生で、制服以外のものを着用することは許可したくない人だ。そんな人にカメちゃんが毎朝「寒いので上着を着ます」と伝えて、どんな顔でどんな言葉を発せられるかを想像すると、もう怖くてそんなことやらせられない。その思いは、先生にも伝えた。

担任の先生、めっちゃスクエアな人だけど、嫌な人ではなくて。ゆっくり、丁寧に説明したら、分かってくれる。お母さんと話していて、毎日許可をとってください、という部分はおかしいことだと分かりました、と仰っていただいて。

担任の先生に毎日上着着用の許可を得ないといけないのであれば、明日病院に行って診断書を準備します。それを校長に提出します。そうすればもう、先生の許可は必要ない。医師の判断の元、必要な時には上着を着られる。そうすれば先生の負担は軽減しますか?と聞いたら、それは必要ありません!と必死な感じで止められた。

子供の心身の健康が最上位目標となっていないのが、明らかで、とても不快。

子供が寒いと感じている。だから上着を着る。その上着は、学校で着るものとしてふさわしそうなもの、黒の無地、フード無、を選んでいる。寒くて上着着ることになぜ先生の許可がいるの?寒いから着るんですよ。ということは、イマイチ響いている感じはしなかった。ちょっと何と言われたか分からないけど、カチンとくることをまた言われて、

「学校を卒業後は、誰が体調管理をしてくれるの?自分が自分の体調を管理するしかないですよね。だから今、寒いと感じたら上着を着る、ということ、自分の身体を感じて、対応する、それをさせないと。子供を自立させることが学校の役割じゃないんですか?子供から考える力を奪わないでください!」と言ったら、議論が終了した。

久々に先生と議論した。論破した感じ、後味は悪い。

「防寒着は教室では脱ぐことになっています。」 と言われたことをハスちゃんに言ったら、防寒着は寒い時に着るもので、外で着るものじゃないじゃんね。先生言葉を分かってない、と言っていた。

ちなみに、カメちゃんの担任のこの議論をした次の日、ハスちゃんのクラスメイトが、教室内で防寒着を着ていて脱ぎなさいと注意されたらしく。その子は、寒いから着ていたい、と言ったけど、許されなかったって。その先生は比較的やさしくて、思いやりのある人だと思っていたけど、あの人でもこれか、と憂鬱になった。

寒いから、上着を着るんだよ。子供にはその権利がある。

規則正しい生活

今日はハスちゃん、カメちゃん、2人ともが始業時間までに学校へ。ハスちゃんはもう、学校が楽しくないとかそんなんは言わなくなって1年弱。友達がいるから、行く価値がある場所、となっている。

今、数学の授業を避けて登校しているカメちゃん。今日は数学が無く、1時間目が体育だから!と体操服を着て誰よりも早く登校する!と。何するの?と聞いたら、教室ではしゃぐんだよ!とカメちゃん。何かやらかさないか、とちょっと心配になるけど、でも、元気に登校してくれることが嬉しい。

カメちゃん、数学の先生が嫌、担任の先生が嫌、で、一時は学校が嫌、になっていたけど、何とか数学以外は学校へ行く、というのがリズムとなって出来てきた。学校からは何も言われていないけど、数学が1時間目か2時間目にいつもあるのは、配慮して頂いているのだろうか。そう考えると、学校へも感謝だ。

カメちゃんにも、どうしても耐えられない嫌と、嫌だけど工夫して、何とか乗り切る嫌、その嫌のグラデーションを、自分の感情を向き合って、対応していこう、全部の嫌を避けては生きていけないからね、と繰り返し話している。

やはり、今回も、規則正しい生活を送ることに重点を置いてカメちゃんには接して、それが我が家にとっての正解だと思った。規則正しく生活するなか、子供達は自分で選択してゆく。

早寝早起き、食事、メディア規制、だね。


99点

ハスちゃん、期末試験の結果を嬉しそうに報告してくる。結果がいいとこうなるんだね。そうだよね。中2の3学期の期末試験から試験勉強というものをし始めて、どんどん点数が良くなっていって。それ以前は、期末試験の結果なんて、そんなんありました?みたいな感じで、テスト結果一覧表が部屋の床に転がってて、それを見て結果知る、だったのに。

美術、99点だった、100点取りたかった、と、ハスちゃん。確かに、100点は魅力的。何か説明する記述で、〇されていた所が、書き直されていて、マイナス1点されていた、と。説明するうえで、目的語が無いことが指摘されていてのマイナス。

100点だったら、うれしい、やったーで、すぐに忘れてしまう。けれども、このマイナス1点の悔しさは、一生忘れないから、私は99点で良かったじゃんと思った。高校入試で何か説明しないといけない問題が必ず出るだろうから、その時、このマイナス1点のことを思い出せばいいよ、と話した。ありがとうマイナス1点と思うことがきっとあるんだろうね。

さてカメちゃんは、予想通り期末試験の結果、誇れる点数ではなかったようで、あちらからは一切触れてこない。中2の2学期までのハスちゃんを見ているようで、とても面白い。