いろいろクリアにした日

今日はすがすがしい気分。昨日は、図らずも抱えていた問題や気になることを次々とクリアにした日となった。

朝、ハスちゃんの自転車のパンクに気づく。急遽ハスちゃんも車で送迎する。

放置しようか、どうしようか、考え続けた問題、我が家の屋根裏にハチが巣を作っているらしい問題を何とかすることにした。屋根裏だから放置して冬、ハチが死んだ頃、来年は作られない様通気口に編みを施工してもらったらいいか、と思っていた。けれども、2階の窓を網戸にしていたらものすごく小さな隙間からハチが入ってくる。窓を閉め切れば入ってこないけど、クーラーではなく扇風機で暑さをしのぐ我が家は、窓を閉め切ることは難しい。

ハスちゃんも、カメちゃんも、虫には耐性があり、果敢に部屋に入ってくるハチをハエたたきで退治していた。2階で過ごすことが多いハスちゃんは1日平均3匹は倒していたらしい。怖がらない2人に対し、私はハチに対する恐怖感が強く、1人ぶるぶる震えていた。私はハチを殺すこともできない。カメちゃんが家にいる時はカメちゃんを呼び対応してもらい、カメちゃんがいない時は、窓を開け、ひたすら外に出てくれるのを待つ。。。

そんなに怖いなら、撤去してもらったら?とハスちゃんに言われる始末。でも、屋根裏の巣の撤去、いくらかかるんだか。。。と金額面の怖さが先に立っていた。しかし、一昨日の晩、また部屋に入ってきていたハチを見た時「やはりちゃんと対応しよう」と思い立った。

来てくれた業者さんは、屋根裏で、あしながバチであれば放置でいいと思いますよ、と言っていたんだけど、カメちゃんがしとめたハチの死骸を見て、「これ、スズメバチですね。黄色スズメバチとコガタスズメバチだと思う」と仰り、放置する選択肢は消えた。

5万円という金額はやはり少し怯んだけど、ここで5万円をケチって、ハスちゃんカメちゃんがハチに刺されてしまったら、と考えたら、5万円惜しくない、やってください、と思えた。

防護スーツを着て、屋根裏に入ってくれるお兄さんを見ると、手を合わせて拝みたくなるくらい。有難かった。しかも、生きている巣は2つあった。そして昔の巣も2つ。全部撤去して、屋根裏にもう入れない様に通気口に網を張って頂いた。

お兄さんが作業中、3日間日干ししていた梅干しを保存瓶に移し、梅酢を入れた。心が落ち着かないからか、梅干しを2つ落としてしまった。。。でも大切な梅干し作りも完了。ほっ。

お金はかかったけど、ずっと重く心配事として私の頭を支配していたことが片付き、とても嬉しい。安心した。

ハスちゃんが歯が痛い、と言っていたので歯医者にも連れて行き、これもクリア。ほっとした。

歯医者から帰宅後、ハスちゃんのパンク自転車の修理にも着手。パンク自転車を押して40分、ホームセンターへ。何とかクローズまでに修理が出来た。暑くて大変だったけどいい運動になった。帰宅したらハスちゃんが作ってくれた野菜炒めを食べられる、と空腹でふらふらになりながら帰宅。

帰宅した私に「ママ、ごめんね」とカメちゃん。「お米炊き方間違えて。水を先にメモリまで入れて、米を入れて失敗した」

疲れて、空腹の私は発狂した。「バカー!!!!」

でも、本当に空腹な時って、べちゃべちゃごはんでもおいしいのね。カメちゃんも、もう炊き方わかった、次は失敗しない、と成長した。笑

昨日は本当に色んな心配事をどんどんクリアして、しかし体の疲労度は半端なく、日常的に飲むのはやめているビールを1本飲んで一人で打ち上げした。それくらい、何かを成し遂げた感のある一日だった。ビール一杯で満足、となる自分にも「いいねぇ」と思った。

女子グループ

この週末感じたこと。

私、思春期女子の仲良しグループが苦手だ。あるイベントで、中1女子の4人グループが目について、本当に個人的に、見るたびに嫌な気分になってしまって。

自分が思春期の頃、もちろん仲いい女子はいて、少人数で行動するならこの子達と、もう少し人数増やすなら、あの子達とあの子達も一緒に、みたいなのはあった。けど、私は基本的に男子と話してる方が楽しいと感じることが多かったし、ずーっと女子グループで固まっているより、臨機応変に男子とコミュニケーションとりながら、男子がいない場所では女子と、みたいな感じにしていた。

週末あるイベントで、気になった女子4人グループがいて。女子グループあるある、なんだろうけど、ずーっと4人一緒、ギュっと距離が近く、4人だけの世界。他の子を寄せ付けない雰囲気があり、私は近づきたくないなと感じた。4人で、ひそひそ誰かを見ながら話していたり、4人だけで楽しそうに大笑いしていたり、急にスマホで撮影し始めたり、かなり内輪で盛り上がっている。そして常に4人というフォーメーションを崩さない。鉄壁のディフェンス、というかバリアがある。

私、嫌だな、と思う対象を観察してしまう癖があり、嫌なのにその子達を見ていて気が付いた。あぁ、ハスちゃんは私に似ているんだなぁ、と。女子のグループに入れない、入りたくない、と言うハスちゃん。グループに所属しないで、適当に色んなグループの子と話したらいいじゃない、と思っていたけど、近寄りづらい、近寄りたくない雰囲気なんだわ、女子グループって、と気づいて。すごく理解できた。

何なんだろうね、あの思春期の女子グループの排他的な感じは。あ、大人もあるのかな、グループ。私はゆるやかなつながりが好きだし、定期的に会うのも、一緒にいて本当に気持ちがいい人だけにしているから、快適だけど。大人にも、あるんだよね、嫌々付き合ってる人たち。

ハスちゃん、早く大人になりたいね。

道は開ける

昨日は憂鬱とした日を過ごした。

朝、ハスちゃんが、気分わるいと訴える。やっぱり学校に行きたくないみたいだ。ハスちゃんに意地悪してくる子達には会っておらず、保健室で過ごしているけど、やはり学校に行くということがイヤなんだろう。

今の状況下で、楽しい学校生活は望めない。そこは私やハスちゃんの力ではコントロールできない部分。でも、その状況下で、楽しくない状況下で、どう過ごすか。やることないから、勉強を頑張る、もしくは、とことん好きな事、興味があることを突き詰める時間にしたらいい、と話した。

何年生きるかわからないけど、大人になった時、中学時代を思い返し、最悪だったな、と思うだろう、でも、最悪だったけど、でもあの時代があるから、今のハスちゃんがある、と思えるような日々を送ってほしい。あの時、自分と向き合った事、勉強ちょっとがんばったこと、好きな絵をたくさん描いたこと、そんな時間を過ごせてよかった、みたいなことを思ってほしい。

本当に、どこの学校へ行っても、ハスちゃんはいじめだの、授業が楽しくないだの、大変なことが多い。自分の特性、性格が引き起こしていることでもある。それを思うと、はぁ、とため息の出る一日だった、昨日は。

ハスちゃんとも話した、「とにかく、1日、1日を、大切に、やるべきことを粛々と行い、過ごしてゆこう。」それしか、できることはない。

子の学習権を守るために

私は何度学校へ要望書を提出するんだろうか。

ハスちゃんがある女子グループから故意に孤立させられていること、LINEで悪口を言われ、その内容をハスちゃんに聞こえるようにほのめかされたこと、など、を学校に報告した。

学校は、LINEでの悪口、という所にこちらの想像以上の反応を示した。恐らく、りゅうちぇるさんがネット、SNSでの誹謗中傷が原因かと推測される自殺をしたのが数日前であることから、学校現場にも、ネットいじめ、への警戒感が高まっていたんじゃないかな。

私は大人だし、自分がターゲットにされているわけではないから、ハスちゃんがどんなに傷つき、苦しい思いをしているか、想像するしかない。私も小学生の時に、クラスの女子を数人で無視したことがあるし、されたこともある。一つ言えるのは、無視する側は、される側の苦しみを全く理解していないということ。

今すぐ、該当女子と話をして、態度を改めさせたい!と思うのは山々だけれども、誰が何をどう話そうが、伝わらないだろうし、変わらないことがよくわかる。私も大人になった。そこに、労力と時間を費やす気にはならない。ただ、ただ、ハスちゃんを傷つける女子たちから、ハスちゃんを守りたい。

故意に孤立させられる、ということは、誰かに大きな声で怒鳴られたり、暴力を振るわれるといった類のことではないから、周りに気づかれにくいし、大事に成りづらい。けれども、当事者は、人間としての尊厳を踏みにじられる苦しみを感じる、耐え難い暴力だ。

私はハスちゃんの保護者として、女子グループのあれこれや、LINEいじめに関し、学校の対応は求めない、とした。子供がLINEで誰とどんな会話をしているか、なんて、保護者でも踏み込めない、閉ざされた空間で、学校がどうこうできる問題ではない。

私は学校に、学ぶ意欲があるハスちゃんの学習権を守る、ことに対し協力依頼をした。私は保護者として、ハスちゃんに教育を受けさせる義務を負う。現状、学校で教育を受けることが最善だ。学校も、何としてでもハスちゃんが学校で学ぶことができるよう、配慮してくれた。大人が出来ることをやってみて、それに対しハスちゃんがどう感じるか。

3連休明けの今日、ハスちゃんは学校に行った。けれども、自力で自転車では行かなかった。そこまでのパワー、気持ちはなかったのかな。今日、学校でどう感じたか、によって、また考えよう。1日、1日を、クリアしていこう。

LINEいじめ

昨日はハスちゃんの強さについて書いたけど、やはり、当たり前だけど今の状況に疲弊していて、今日はまた、学校行きたくない、となった。

職業体験は、予想外に楽しかったようで、「出勤してきます!」と出かけ、「あと3か月くらい行きたい~」と帰宅してきた。その様子を嬉しく見ていたけど、学校は嫌、という気持ちだったんだなぁ。

学校を休みがちで家も近所のKちゃんと2人での職業体験。Kちゃんは気さくで明るい子。Kちゃんと話してもその会話を邪魔したり、Kちゃんを連れ去るNちゃんはいない。安心してKちゃんとのコミュニケーションを楽しめた様。

お弁当のおかずを交換したり、2日目はKちゃんに朝迎えに来てと言われたようで、一緒に自転車で職場に向かった。とてもいい時間を過ごした様で、Nちゃんが言っていた”Kちゃん(ハスちゃんと2人だから)職業体験がイヤってLINEで言っていた”というのは、嘘なんじゃないか、と思った。

今書きながら思ったけど、Kちゃんが職業体験嫌だって言ってた、とハスちゃんの前でそれを聞こえよがしに話す、というNちゃんの行為がとても意地悪、悪意こもってるな、と感じる。おー怖!

ハスちゃん、職業体験2日目の帰り道、KちゃんにLINE発言の真意を問うたそうな。度胸ある。仲いいと思っているKちゃんだから確かめたかったみたい。

Kちゃんの反応は、”あ、言ったんだな”と推測できるものだった。ハスちゃんに問われて、否定はせず、適当な反応で濁したあと、少したってから、必死で考えた言い訳を口にした様で。

Kちゃんから「そんな事言ってないよ、嘘だよ」と聞けることを願っていた。けど、本当にNちゃんとKちゃん、LINEでハスちゃんの悪口話してたんだわ、と事実を突きつけられて、ショックを受けた。ハスちゃんが一番ショックだよね。

Kちゃんは、明るく優しい子、とみんな言う。恐らく、誰に対しても、その人が喜ぶ言葉をかけられる子なんだろう。ハスちゃんと2人の時は、ハスちゃんと楽しく過ごせる。でも、所属グループでは、グループの和を保つ為、ハスちゃんの悪口を言う。Nちゃんは得にハスちゃんの悪口は喜ぶだろう。

また今、どよーん、と暗く体を動かすのが難しい沼にはまっているような感覚に包まれている。せめての救いは、ハスちゃんがまぁまぁ、元気なこと。

さぁ、どうするか。

ハスちゃんの強さ

ハスちゃん、1か月ほど前にクラス内で気の合うMちゃんという存在が出現し、よく話すようになり、クラスに居場所を見つけた様で喜んでいた。学校を休みがちで家も近所で気さくなKちゃんもいるし安心だな、と思ってた。養護教諭も、急に学校にクラスに馴染んできて、自分を出せていてその変化に驚いていた、とのこと。

昨日ハスちゃんが学校から帰宅後、久しぶりに学校の様子をたくさん話してくれたんだけど、驚愕の内容だった。

話してて楽しいと思えるMちゃんと仲良くなれて、たくさん話しかけていた。Mちゃんととっても仲がいいNちゃんもハスちゃんがMちゃんと話していたら加わってきたりで話すことが多くなった。

最近は、Mちゃんと話していたら、Nちゃんが「あっち行こう」とどこかへ連れ去ってしまう。今日は、Mちゃんにハスちゃんが近づいたら、話してもないのに近づいただけでNちゃんは「あっち行こう」とグループのみんなを連れて逃げて行った。Kちゃんもそのグループにいて、逃げた。

Mちゃんは女子5人くらいで仲良いグループに属していて、Nちゃんは得にMちゃんといつも一緒の仲良し。Kちゃんもその仲間。もちろんグループLINEがあるみたい。

明日から2日間、ハスちゃんはKちゃんと2人で近所のホームセンターに職業体験に行く。そのことについて、Nちゃんが「KちゃんとLINEで話したんだけど、Kちゃん職業体験に行きたくないって言ってた」と言って、その周りにいたグループメンバーが、「なんで?ホームセンターが嫌?担当者が嫌?」などあらゆる質問をして、Nちゃんは「ううん」と首を振った。誰も口には出さなかったけど、ハスちゃんは、答えは「ハスちゃんと一緒だから」だと分かった、と。

Nちゃんは、ハスちゃんとKちゃんが仲良くしてほしくないから嘘を言ったかもしれない、もしくはNちゃんに忖度してKちゃんがそう言ったかもしれない、そして、本当にKちゃんがハスちゃんを嫌いな可能性もある。今の時点ではNちゃんが言ってただけで本当のことは分からない。ハスちゃんには、”自分で見て聞いたこと”1次情報だけを信じること、と伝えた。大切なことを伝えるきっかけができてよかった。

Mちゃんとは話したい、けど、話していたら漏れなくNちゃんがMちゃんを連れ去るのだそうだ。それが悲しい。だから、先週ハスちゃんはMちゃんに「もう、私から話しかけるのやめるね、でも嫌いになったわけじゃないからね」と伝えたらしい。こんな台詞、悲しい。切ない。

グループ内の2人だけと仲良くするハスちゃんの存在が、Nちゃんにとっては邪魔で脅威なんだろう。グループメンバーみんな入っているLINEグループに、ハスちゃんは入っていないし、グループメンバーとは認められない、だからメンバーの一人に近づいて話しかけるのはやめて欲しい、といったところだろうか。

ハスちゃんはスマホを持っていなくて、入りたくてもLINEグループには入れない。入りたくもない様だけど。それがよかった。ほっとする。LINEの会話なんて悪口のオンパレードだよ、関わらない方がいい。関わったら死にたくなるよ、多分、と言ったら、頷いていた。

ハスちゃんは、グループに属したいわけでなく、ただ自分が気が合うと思う子と話したいだけ、なんだけど、それすら叶わないなんて。悲しさ、苦しさ、やるせなさ、で胸がいっぱいになる。

ほとんど教室で過ごしていた時もあったけど、最近はまた、保健室に降りてくることが増えた、と養護教諭に聞いた。残念だね。

でも、1年前のいじめの時とは明らかに様子が違う。生気が抜け、学校もう嫌だ、と泣きながら訴えたハスちゃんとは違う。悲しいことがあった、Nちゃんが嫌い、もう女子が嫌だ、と言いながら、その言葉は力強いし、悲しいけどそんなことに屈しない感じがある。

辛いけど、これを糧に、磨かれて、成長して、もっと強くなるんだね。

あやとりブーム

カメちゃんにあやとりブーム到来!今時あやとり?の、あやとりです。

梅雨らしい、じめじめとした雨天続きで、土日どちらも雨天という外遊び命のカメちゃんとしては危機的状況の週末。土曜日は将棋教室と週1あるテレビ見放題のスペシャルディにして、なんとか凌ぐも、日曜日が困った。

少し雨が止んだら、「外行けるかな?」とソワソワ。梅雨だから、雨は止んでもすぐまた降ってくる。「あぁ、暇だぁ」とウロウロウロウロ。土曜日にテレビは見てしまったし、うちにはカメちゃんが触れるゲームもスマホもPCも無い。

暇、暇、とうるさい時は、「暇って最高ね!あ、そんなに暇なら〇〇掃除しておいて」と返すことにしている。大体、掃除するよりは、他の事をしよう、と静かに去ってゆく。

しばらくして、「ママ、紐ない?」と言ってきたから、何に使う紐?と聞いたら、あやとりする紐、と言う。自分の本棚を見ていて、あやとりの本を見つけた様。私はしめしめ、とほくそえむ。こんな時の為に、カメちゃんの本棚に忍ばせておいたのだ。長らく日の目をみなかった、昭和臭漂う、恐らく私が小さいころ使っていたあやとりの本、やっと活躍の日を迎えたのでした。

四段梯子を作ってご満悦、何度も何度も見てみて!と見せに来る。作る過程も全部見てて欲しいみたいで、正直ちょっと面倒くさい、けど、我慢我慢。笑

昨日は、代わる代わる交代にとりあうあやとり、をやった。小さい時にやった記憶があり、できた。小6の息子とあやとりして遊べるなんて、幸福ですな。何度も何度もやって、お風呂に入るから、と何とかカメちゃんあやとり祭りから脱出。

お風呂に入ろうと準備していると、廊下でカメちゃんが腰を曲げててを動かし、おかしな動きをしている。何してるの?と聞いたら「掃除」とカメちゃん。よく見ると、手にはあやとりの箒が!

かわいい小学校6年生男子だなぁ。のび太以来の愛されキャラだ!

やはり、子供にとって、暇、って大切。暇、な時間に何か素敵なことが生まれる気がする。カメちゃんだって、暇、じゃなければ、あやとり、しようと思わなかったよね。

ハチの巣

梅雨だ。本日午前中にあった予定2つとも、大雨警報が出たからキャンセルになった。よーし、ささっとお掃除して、あとは好きな事してゆっくりおうちで過ごすぞ~と思っていた矢先。

「ママ、ここ、ハチの巣がある!」とカメちゃん。「昨日帰宅した時、ハチが室外機の中に入っていくのを見たんだ、追い払ったんだけど、また今飛び回ってる」と興奮気味。ちょっと室外機の中見てくる、とハエたたきを持って観察に行く。「あった、あった!リンゴ位の大きさのハチの巣がある!」と戻ってきた。

ガーン。室外機の中、自分で駆除することは出来ないから、業者をしらべて見積もり手配。あぁ、ゆっくりおうちで過ごす、予定がガラガラと音を立てて崩れてゆく。

業者を手配してしまえば、もう私にできることはないから、落ち着いて何か好きな事をしていればいいのだけど、落ち着かない。とにかく、落ち着かない。何も手に着かない。私にできることは無いのに。

心の安定が、どれだけ重要か、を思い知る、梅雨、の穏やかな日曜日。

今回も、カメちゃんの観察力がなければ、ハチの巣はどれだけ大きくなっていただろう。ゾッとする。

観察力があるカメちゃんだが、人の気持ちには疎いようで、昨日は悲しい気持ちになった。

雨だから、お友達の家で遊ばせて頂いた。友達2人で、K君をトイレに閉じ込めたらしい。K君がもうカメちゃんたちと家で遊びたくないと母親に訴えて発覚。カメちゃんと友達は、脱出ゲームをしていたつもりで、友達がどんなに悲しい嫌な気持ちになっていたか、が全く理解できていなかった。そもそも、K君は脱出ゲームに参加していない、というか、参加の意思を確認していない。急にトイレに閉じ込められて、びっくりだし、本当に嫌だっただろう。

自分が楽しいと思う事を、他のお友達が楽しいとは限らない事。楽しいと思った事に、お友達も参加したいかどうか、確認が必要な事、しっかり話したけど、そんなこと、分かってると思っていたから、ショックだった。

また、成長する機会となった、と思いたい。

フードコートでゲーム一家

隔週土曜日、カメちゃんは家から車で30分のところにある交流館の、将棋教室に通っている。緩い教室で、登録もなにもなく、行きたいときに行く感じ。奄美でも公民館の将棋教室に行っていたけど、今の教室は本格的で、強い子ばかり!だそう。

将棋教室が終わるまで、近くにあるイオンモールで待つ。時間が早すぎてまだテナントが空いていない時間だから、フードコートに座らせて頂き、仕事をすることが多い。

有難いことにコンセントが使える席がいくつかあり、今日はそこに5人家族が座っていた。上の二人が小学校高学年、下の子が未就学児?くらい。家族5人、スマホを一人一台持って、ゲーム?している。小学生や未就学児に一人一台スマホにびっくりだし、せっかくの土曜日に家族でショッピングセンターに来て、それぞれゲームって!とものすごくモヤモヤしている。末っ子の未就学児らしき子はさすがにゲームに飽きたのか、通路で体操を始めている。

一人一台スマホを持つのも勝手、ゲームをするのも勝手、他人がとやかく言えることではない。けれども、私はそんな様子をみてざわざわしてしまう。そんなことしてたら、この子達、算数の文章問題解けない、ってことになるだろうな、長文読解とか、難しいんだろうな、本なんて邪魔くさくて読まないだろうな。。。と。

家で、ゲームして過ごすなんて、多くの人がしてること。せめて、外出した時はゲーム持ち出さない、くらいの工夫してもいいんじゃない?外食してテーブルついて、無言でゲームという家族が多いよね。

カメちゃんを迎えに行く前に、昼ご飯の材料を買っておこう、と席を立つ。買い物を済ませて駐車場へ行く途中、フードコードから例の未就学児が走って飛び出してきた。おーよかったね、やっと動いたんだぁ、と思ったんだけど、その子は一人っきり。あの家族が座っていた場所を見て仰天。その子以外の4人はゲームに夢中、のままだった。

未就学児くらいの子って、動くのが好きで、親も兄もゲームに夢中な中でも、ゲームよりも身体動かして遊ぶ方がいいって分かってるんだよね、と幼い子の健全さを感じたし、その幼き健全な子が、いづれ、数年後には、健全さを失っていくのが見えて悲しくなった。だって、幼き子がパパ、パパ、行っても、携帯から目を離さないんだもん、パパ。

アナログ好きおばさんの独り言。

楽しい参観日、退屈な参観日

イエナプラン教育校の参観日が、面白い。楽しみだし、ワクワクする。一方、今までハスちゃんとカメちゃんが通った広島県の普通の公立小学校や奄美の公立小学校の授業で、楽しかったことは一度もない。失礼ながら、私の正直な感想。

この参観日が楽しい、を解剖したら、イエナプラン教育校と、公立小学校、の違い、とても基本的な何かが分かるんじゃないかな、と1年間くらい感じていた。

そして、昨日カメちゃん参観日のブログを書いたタイミングで少し考えてみた。で、恐らく私の答えは出た。

イエナプラン教育校は、先生と生徒が授業を楽しんでいるから。生徒が主体的に授業に参加しているから。だから見ていて楽しいんだ。

よく、舞台俳優、舞台だけじゃくても、俳優さんが、自分たちが現場を楽しむと、お客さん、視聴者も楽しんでくれて、結果が出る、と言う。それだ!ね。

一般の公立小学校では、子供が授業を楽しんでいない、これが参観日楽しくない理由だな。とってもシンプルだけど、これなんだ。