カメちゃん小学校最後の運動会

運動会当日、カメちゃんは 八面六臂の働きで大活躍!

進化し続ける運動会。例年通り、は全くなくて、まず各チームの入場から違った。今年は1チームずつ入場し、パフォーマンス。6チーム中5チームはwe will rock youや、マツケンサンバなど音楽を流しながら踊って歌う、というパフォーマンスだったけど、カメちゃんのチームは面白い趣向だった。

まず団長のカメちゃん一人が校庭の真ん中に走って出てきて、「みんな!聞いてくれ!」と叫び、団員が「何?」と返し、台詞だけでパフォーマンスをした。このカメちゃんの「みんな!聞いてくれ!」が低学年の児童の間でかなり真似されていたらしく、面白かった。

騎馬に乗って、お城に模した箱を崩す競技では、騎馬を保護者有志が作った。練習なしでぶっつけ本番の保護者はどう動いていいかわからず、騎馬の準備に手間取ってなかなかスタート出来ない組もあった。そんな中、カメちゃんのチームは、カメちゃんが色々指示をして大人を配置してて、一緒に観戦していた母が「カメちゃん大人に命令しよるよ、すごいね」と。本当、やるわ、カメちゃん。

大将として騎馬に乗り、アンカーを務めたカメちゃん。3チーム中びりでスタートしたけど、見事一撃で城を倒し、2番でゴール!ヒーロー気取りの大げさなアクションでのゴール風景は、笑ってしまうほど。

娯楽競技のパン食い競争も、他の子に半周差つけてのぶっちぎり1位!あまりにも他の子がゴールしないから、ゴール地点で、ゴールしそうでしない、というパフォーマンスをしばらくやっていた。実況アナウンスの保育園児に「面白いおにいちゃんですね」と言われてて爆笑。

とにかくカメちゃんは躍動した。なのに、チームは4位?5位?で成績パッとしなかった。カメちゃん一人が楽しそうで大活躍。どういうこと。。。?カメちゃんは、チームリーダには向いていないのかもしれない。

運動会への道

カメちゃんの小学校の運動会は子供が作り、運営する。縦割りされた児童が6つのチームに分かれ、 各チームが考えた競技で競う。子供が考案する競技、やってみたら上手くいかない、修正する、の繰り返し。競技としては面白いけれど、得点の集計が大変すぎて再考となった競技もあったみたい。

カメちゃんは黄色チームの団長だった。チームが結成された5月から、足が速い、運動神経がいい子が揃っている、と優勝間違いない!と豪語していた。「足が速くて勝てるのはリレーくらいじゃない?運も重要な競技が多いし」と言っても、いや、足が速くて運動神経がいい子が多いのは強いよ!と言っていた。

リハーサルでは、黄色チーム4位だったらしい。あれ?あんなに優勝間違いない!と豪語してた割には成績よくないじゃない?と言ったら、あーだこーだ言ってたけど。

さて、当日元気にみんな参加できますように。雨がふりそうな予報。それは祈りのパワーで吹き飛ばそう!

余白だらけの毎日

カメちゃんが、担任の先生が最近怒りっぽい。そんなことでそんなに怒る?って感じなんだ、と話してくれた。異学年で構成されるクラスを2人で受け持つのがあるべき姿なんだけど、1人先生が1学期でいなくなってしまって、今担任が1人の状態。そりゃ、先生大変だよな、と大人としては思う。

同じクラスの仲良くしている母親から、担任の先生体調悪いのかな?とLINE。息子が大したことないことで激怒されて、そんなに余裕がない大変な感じなのかな、と。

高学年、4~6年生がいるクラスを一人で担当するのは、無理があるだろう。素人の一保護者でもわかる。それに加えて修学旅行だの、運動会だの、ビックイベントもあるし、いろんな問題への対応。そりゃ大変すぎる。

人間、余裕、が大切だ。余裕がある時は、トラブルも落ち着いて対応できるし、怒りみたいな感情も、押さえられる。余裕なくてイライラしている状態だと、もう、全然ダメ。すぐ怒っちゃう。

ハスちゃんが小学校入学する前から、私はフリーランスとして働くことを選んだ。稼ぎは少ないけど、仕事を増やそうともしていない。ハスちゃんが、学校行きたくないと言った時に、休んでいいよ、と心から行ってあげられる状態を作っておきたかった。

ハスちゃんが、普通に登校している時、私にはたくさん自由時間がある。家事して仕事して余った時間が自由時間。余白だらけの毎日。その余白は、不思議な事に毎日いろんなことで埋まって、暇、ということはない。

こんなイベントあるんだけど、お手伝いしてくれない?という声掛けなどにも、楽しそうと思ったらやります!と答えられる。時間はあるから。何かやりたいと思うことを、仲間に声かけてやってみることもある。時間があるから。

カメちゃんの担任の先生が余裕なくてパツパツで、児童との毎日を楽しめていないなら、何か役に立ちたいなと思う。保護者として何かできないだろうか。先生に余裕を与えてあげられないだろうか。私の時間を使って、それが出来たらとても嬉しいのだけど。

公園で友人と

今朝、カメちゃんに「今日放課後遊べる?」と聞かれた。えっと、どうだっけ、遊べるんだっけ、と少し考えてしまった。そんな質問されたの初めてじゃないかな、だから、今日放課後予定あったかな、と考えてしまった。でもない。予定ない。だから、「遊べるよ、何でそんな質問したの?初めてじゃない?」と言ったら、「だね」とカメちゃんも不思議そうだった。

カメちゃんが放課後遊ぶ公園は、ハスちゃんの通学路の途中にある。一昨日の夕方、カメちゃんを迎えに行く前に郵便局へ行く為に公園前を通ったら、カメちゃん達小学校高学年男子に交じって、ハスちゃんが遊んでいてびっくりした。ボールを投げ合って、ドッチボール?みたいなことをしていた。奄美では子供が少ないから、男女一緒に遊ぶことも多かったけど、ここではそんな風景みないから、驚いて、嬉しくて、なつかしかった。

昨日は、カメちゃんが「ハスちゃん放課後公園にきて、友達何人かで遊んでたね」とハスちゃんに言ってて、それ聞いて嬉しかったなぁ。放課後お友達と公園で過ごす、という普通のことを、やっとし始めたハスちゃん。こんな日が来るなんてね。

悪いことのような、いいこと

昨夕、久しぶりにハスちゃんの担任から電話を頂いた。クラスの男子2人、にぎやかなやんちゃなタイプでハスちゃんとよく話す子達、が、ハスちゃんのペンを借りて、分解したりして、戻して返す、という事がたまに、週一くらいであったみたいなんだけど、昨日はその男子が中々ペンを戻さず、ハスちゃんが返して!と言っても「これ俺のだから」と言って返さず、授業が始まっても返してもらえなくて、ハスちゃんが溜まらず保健室に泣きながら駆け込む、とうことがありました、と。

神妙な語り口で説明してくれる先生には申し訳ないのだけど、私は、え?そうなんですか?とちょっと笑ってしまった。ペンを返してもらえなくて悲しい、だろうけど、泣いて保健室に行く程の事?と思ってしまって。ま、何か溜まって溜まっての昨日だったのかな、とか、先生が把握していない何か嫌なことがあったのかな、という推測もしつつ、ハスちゃんを心配してくれている先生に対し逆に申し訳ないな、と思う私。そんな泣いて保健室に行くようなことではないですよ、と先生を多少励ましつつ、ハスちゃんが帰宅したら話聞いて、何かあれば連絡しますね、と電話を切った。

いつも授業が終わったら速攻帰ってくるハスちゃんの帰りが遅い。18時過ぎても帰ってこないから、心配していたら、元気いっぱい帰ってきた。「友達と途中まで歩いてたから遅くなった!」と。元気だ。男子2人とのペン事件のことを聞いたら、「あぁ、もうしないでしょう」みたいな感じでさっぱりしている。泣いて保健室に行く程悲しかったの?と聞いたら、「泣いてないよ、あ、あぁ、ちょっとポロっと涙でたか、これくらいだけ」と10円玉くらいの丸を指で作って見せてくれて。

なんでもその男子2人は勝手にハスちゃんの筆箱からペンを取るみたいで、今まではすぐ返してくれてたのに、昨日は全然返してくれなくて、しかもハスちゃんのものなのに「俺のだ」なんてわけわからん理由を言う、というのが続いて、悔しくて涙ポロっだったみたい。先生には心配かけたけど、ハスちゃんは元気。笑

私、この連絡を先生から受けて、ちょっと嬉しかったんだよな。正直。変だけど。ハスちゃんがクラスの誰とも話さず保健室にいた時期もあるし、クラスメイトにとってハスちゃんはいてもいなくてもどっちでもいい存在なのかな、ハスちゃん今日は誰かとしゃべったかな、なんて思っていたから、男子2人がハスちゃんと関わっていて、その関わり方は変かもしれないけど、でも、ハスちゃんがちゃんと存在している、クラスで存在している、と感じられたから。関わりたくない子のペンを、その男子は触らないと思うのよ。

ハスちゃんに、その男子は、①ただ単にいじわるなのか、それとも②ハスちゃんと関わりたいか、そのどっちかかな?と言うと、ハスちゃんは①ではない、ときっぱり言って、でも②も違う、ペンなんて取らなくても関われるから、だって。ちょっとハスちゃんには人の心情の機微みたいなところが分からないのかもな。ちなみにカメちゃんは、①だな!と言い切っていた。

なんだか、おかしな気分になった夕方でした。

セコムが来た!

週末、カメちゃんがお友達と学校に忍び込み、セコムが来たらしく、月曜日の夕方先生から連絡があった。

お友達2人が学校に忍び込む計画をし、たまたま遊びに行ったカメちゃんも加わって侵入。私にも覚えがある、お休みの学校に忍び込みたいという気持ちは時代が変わっても変わらないのね。とはいっても時代が変わり、学校はセコムで守られている。セコムさん出動で御用!となった。

軽い感じで書いたけれども、やはり自分の息子がやらかした事、ため息が出る。セコムさん、先生達、たくさんの大人にご迷惑をおかけして、本当ため息。申し訳ない。でも仕方がない、過去は変えられないから、今回の失敗から学び、立派な大人になって欲しい。

先生達も、14歳でやったら警察だよ、罪になるよ、あなたたちがやったことは不法侵入なんだよ、犯罪なんだよ、と話してくれて。私もそこを家でしっかり伝えて、ため息は出るけれども、ぐっと怒りたい気持ちは我慢した。

記憶が確かであれば、私淑する今は亡き佐々木正美先生のご著書に、子どもが何かやらかしてしまった時、親がとるべき行動、について書いてあった。学校で先生にもう充分叱られ、諭されているから、親が同じことをする必要はない。決して感情的に怒らない事。それよりも、やらかしてしまって落ち込み、ドキドキしているであろう子供に対し、自分も幼いころ同じような失敗をしたことあるよ、などと共感してやる。そして、ご迷惑をおかけした相手に親が心から謝罪する姿を子に見せる。子は、大切な母(父)が自分がやらかした事のせいで人に頭を下げている姿をみて、深く反省する、とのこと。

この本を読んでいてよかった。やはり自分の子供が悪事を働くと心が波立つ。イライラするし、ため息が出る。ショックである。でも、この本の記憶のおかげで平静を保てた。

今朝、カメちゃんを送迎する際に私も学校へ同行して、先生に頭を下げた。頭を下げる様子をしっかりとカメちゃんに見せようと思ったのだけど、周りにたくさんお友達がいて、カメちゃんはそっちに気を取られていて私が謝罪する様子は見ていない。。。なんだよ、それ!

私が小学生~中学生の時代は、学校の正門はいつもオープンでウェルカムな感じ、教室にも鍵はなかった気がして、忘れ物を土日に取りに行ったりしてた気がする。夏休みに、こっそりプールに忍び込んで泳いだ記憶もある。昭和だから許された。今はね、アウト!だよね。

時代が変わって昔は大丈夫だったことが、今は大事になるけれども、人間の本質は変わっていなくて、子供も本質的には変わらない。昔の子供ができていたことが、今の子供にはできないことがある。逆もしかり、だけれども。昔の子供がのびのびと発散していた好奇心やらちょっと危険なことへの興味を、今の子がどう発散するか。そこが気になった一件でした。

先生達、お忙しい中本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。学校としてそんなたいそうな事だとは捉えていません、3年に1度くらいあるんですよね、と言ってくださった先生。おおらかな目で児童を見守ってくださっているのが伝わりました。感謝。

修学旅行

カメちゃん、修学旅行をもちろん楽しんで帰ってきた。元気に無事故で帰ってこられて親としてはホッ。同行した先生も、6年生の仲の良さに驚いたとおっしゃっていて。よき仲間に恵まれてよかったね。

最後にレオマワールドに行って帰ってきたのだけど、修学旅行から帰って3日目、まだ手首に着けてあるレオマのフリーパスを取りません。毎晩おふろの前にもう取ってよ、と言っているんだけど。それくらい楽しかったのか。。。

ハスちゃんの修学旅行は12月。1学期の最後、ほぼ保健室で過ごす状態で終わったから、修学旅行は行かないな、と思っていた。ハスちゃんにもそう伝えていた。そしたら夏休みが終わって始業式、ぴしっと制服を来て、とりあえず教室に行ってみると言う。びっくりしたわ。

それで、最近感じているのは、ハスちゃんも修学旅行に行きたいんだな、だから教室に入って過ごすようになったんだな、と1学期の最後とのあまりにも違うハスちゃんを興味深くみている。

子供にとって、修学旅行とはとてつもないパワーをもったイベントである。

カメちゃん修学旅行へ。

カメちゃんが修学旅行へ旅経った。

今朝は学校に7時15分までに集合。いつもより1時間も早い時間だけど、興奮気味のカメちゃん、5時55分には起きていました!そしたら、集合場所で会ったお母さんは、うちの子3時に起きてた、なんて言ってた。上には上がいるね。

3時に起きてyoutube見てたらしく、あーあ、修学旅行を楽しむには、前日よく寝ておくことが重要なのになぁ、そんな感じだと、移動中のバスで寝てしまうか、活動中体力続かない、とかなってしまうよね。

youtubeを子供が見る見ないは、もう、ほぼ全家庭が見せている以上、当たり前に見せるものになっているんだろうけど、時間制限はしたらいいのでは?と私は思う。12歳くらいまでは。例えば、18時~20時の間に〇分だけ、とか。幼いころだけでもね。

修学旅行の行き先、京都か四国か、を 自由度の高い四国 子供達で決めた。宿以外は子供達が行きたい場所を話し合い、スケジュールを組んで。訪れる場所のことを調べてまとめて、旅のしおりを作った。自分たちで色々考えて、調べて準備した旅だから、もう、楽しみで仕方がないよね。

修学旅行とは何なのか、ということも書いてあって、感心した。私も小中高と修学旅行へ行ったけど、ただクラスメイトと行ける旅行、くらいにしか思ってなかったし、先生たちもそこらへん何にも言わなかったような気がする。そもそも、なぜ修学旅行をするのか、なんて、ちゃんと考えた方がいいね。お金かかるんだし。

カメちゃんは3か月くらい、修学旅行のことを話し続けて、この2週間くらいはもう、口を開けば修学旅行のこと、くらい楽しみにしていたよ。健康体で出発できて、天気もよさそうだから、もう心配ないな。楽しんできて欲しい。

アメリカ高校の同級生

自分はたまーに投稿するくらいで、主に友人たちの近況などをチェックするために、Facebookを使っている。海外に住む友人たち、引っ越して会えなくなった友人たちの日常に触れることができて、とっても感謝している。

たまーに、誰これ?という方から友達リクエストが届くことがある。私はむやみにFB友を増やしたくはなく、実際に会った事がある方限定でつながりたいと思っているので、変なリクエストは即削除。最近は、海外からそんなリクエストが届くことが多くて、そんな人達は決まって美男美女。気持ち悪いなぁ、と思っている。そしてまた海外の男性からリクエストが届いた。またか、と思って顔をしかめて数秒、脳内でいろんなものがスパークしてドーパミンがダンスしているような感覚に。

知っているアメリカ人の男性だった、アメリカ留学していた高校の友人だった、びっくりした!よく見つけてくれたなぁ、と。そして、この彼は、ただの友人というより、恋心を抱いていたこともある人で、それで興奮してしまった。

彼は高校一成績がいいと評判のスマートガイで、それでいてひょうきんでよくしゃべる、私を見つけたら必ず「こんにちはー」と言って近づいてきて、あれこれよくお話して笑かしてくれた人。英語が下手で孤独を感じることが多い留学生活を楽しくしてくれた人。

そんな彼がビジネストリップで日本に来るから会いたいと言っている、と同じ高校に留学していたRちゃんからFBのメッセンジャーで連絡がはいる。Rちゃんとも、10年以上ぶり。とっても会いたかったけど、平日の夜東京で会う、とのことで、広島から東京まで平日夜会いに行くのは難しく断念。

アメリカ人の高校の同級生がいて、そんな彼がコンタクトとってくれて、日本で同窓会する、なんて、なんて素敵なのー。行けなかったけど、でも、でも、私の人生、素敵だわ、と感激している。

ハスちゃん、カメちゃんにも、思い切り色んな経験をしていってほしいなぁ。そんな思いが胸いっぱいに広がっている。

養蜂

趣味で養蜂をしている方から、はちみつを取りの見学をさせて頂けると聞き、伺った時の話。ある未就学児の子供2人を連れてきている母がいた。

その母とは面識があった。教育関係の講演会や、自然体験イベントなどでよく会う方だった。恐らく子育てを必死にされているかた。講演会で勉強し、子供に自然体験をできるだけたくさんさせてやろう、という強い意志が感じられる方。

ハチの巣箱をはじめは興味深く見ていた未就学児の子達も、少し時間がたつと、他のことに興味が移る。自然豊かな場所だったから、他の虫を見始めて、なにやら子供同士で楽しそうに過ごしている。私は自然の中にいる子供を見ると嬉しくなるから、微笑ましく眺めていたんだけど、前途の母親がその子達にかけた言葉に驚愕した。

「〇ちゃん、〇ちゃん、今日は何でここに来たんだっけ?ハチさんのおうちを見に来たんでしょう?」

いやぁ、いいじゃない、他の虫に興味を抱いて観察しているんだからぁ、そもそもいくら素晴らしいことでも、強制されると楽しめないし、ハチの巣箱以外を見てはいけない、なんて、なんて窮屈な!と思った。

とっても勉強熱心な感じで、自然体験が重要だと思っている方の発言だけに、なんだかなぁ、やりきれない気分になりました。