モヤモヤの正体

ハスちゃんの成績について感じたモヤモヤ、この感情に向き合った1日ちょっと。もうすっきりしている。このモヤモヤの正体は正直、向き合いたくない類の感情だった。親として、人間としての未熟さ、だと感じたから。

モヤモヤしたのは、ハスちゃんはすごい思考力があって、頭の回転が速く、クリエイティブで、学校でもいい成績を取れるに違いない、と思っていたのを裏切られたような気分になったから。私自身は大して勉強しなくても中学時代まではいい成績とってたのに、なぜこの子は?という意味のない比較。通知表頂くときに、いい成績をみて、うちの子できるんです!と鼻高々になりたい親としての虚栄心。そんなとこかな。

ずっと見たかった「さかなの子」をアマゾンプライムで観た。このタイミングでこれ、だ。さかなが大好きでさかな博士になる夢をもつさかなくん。本当は魚苦手なのに、温かく見守りつづける母。成績が悪いさかなくんに、先生がもうちょっと家で頑張らせてください、と言う。母は「成績が悪い子がいてもいいでしょう?」とさかなくんを擁護する。母の鏡だ。素敵な母と客観的には思うけど、わが事になると、なかなか出来ないことだ。

こんなダメな私に対して、ハスちゃんは昨日も変わらずハスちゃんでいた。マイペースで穏やか。子育ては親育て、本当に、ハスちゃんとカメちゃんに私は成長させて頂いているな、と心から思った。

モヤモヤ

2学期ハスちゃんの通知表を受け取り、とってもモヤモヤしている。わかってはいるけど、全然勉強しないから、テストの点がさえない。平均点取れてない教科もある。びっくりする。

何がびっくりって、とても賢い子、だから、こんな成績?とびっくりする。やればできるのに、やっていない、ほど、悲しいことはないかな。できない、やってもダメ、なら仕方がないと思えるのに。

私自身が、何の苦労もなく学校ではいい成績をとっていて、高校は進学校へ。私がどんぐり問題に取り組むハスちゃんを観察していて、3年生くらいで私を抜いたな、と思った。6年生の時には、難関中学の入試問題をどんぐり風にアレンジされた問題をノーヒントで解いていた。

そんなハスちゃんが、普通の一般的な公立中学で、こんな成績?と本当に不思議で、モヤモヤする。勉強するしないは本人の意思に任せようと思っている。言われてやっても意味ないと思うから。それにしても、この成績は。。。なんというか、持ってるポテンシャルを全く活かしてないというか、モヤモヤする。

テストで平均点とれなくても得に何も感じないみたいで。挽回しよう、できるようになろう、とかそんな感じがない。不思議だ。この子は一体どんな人生を歩むんだろう。

勉強が嫌い、やりたくないなら、もう高校進学がしなくていいけど、中卒でどうするのか、リサーチしなさいね、と伝えた。

モヤモヤする。そんな自分にモヤモヤする。

ハスちゃんのカレーライス

ハスちゃんが修学旅行で見学してきた学校、専門学校になるのかな、アート系の学校を気に入って、中学卒業したら行きたいと興奮気味に話してくれた。昨年から中学卒業したら入れる高等課程もできたようで。

ハスちゃんには悪いけど、行かせられないと話した。まずは学費。年間授業料が160万はかかる。おそらくそれ以上かかるだろう。それ+寮費、生活費。それを高校の3年間。そしてその後は大学?費用面だけでも難しいかな。費用はなんとかなるとしても、中学卒業してすぐ、遠方に出すというのがしっくりこない。車で数時間で駆け付けられる距離ならまだしも。

ハスちゃんは残念そうだった、けれどもこれを機に、自活への準備という機運ができた。これまでも色々と家事は手伝ってもらってきたけど、今後は自活に向け、料理もしっかりやっていってもらおう。

土曜日は、カメちゃんがお友達と近所の遊園地へ遊びに行き、私が夕方迎えに行く間に、ハスちゃんにカレーライスを作ってもらった。遊園地でイルミネーションを楽しみ帰宅したら、カレーがすぐに食べられて幸せだった。ハスちゃんも、完全に一人で作ったよ!と誇らしげで。よかった。いい機会になった。

高校卒業する年になったら、ハスちゃんは東京へ行くのかもしれない。その時までに、安心して送り出せるように準備してゆこう。

反面教師

カメちゃんが仲良くしているR君のお母さんと、私も仲良くしている。というか、私の方がはじめ仲良くしていて、追ってカメちゃんもR君と仲良くなっていったんだ。

R君の母は、いつも朗らかで、人と関わることが好きで、どんな人に対しても分け隔てなくやさしくおおらか、そんな素敵な方。私がちょっと気になって嫌だなぁと思う事なども、R君の母はみんなそれぞれよね、みたいに全てを受け入れているように見えるかた。

週末、カメちゃんがR君の家で遊んでいて、迎えに行ったときの話。庭の大きな柿の木の上に、基地みたいな、デッキを作っていた。R君は子供だけで作ったんだよ!とものすごく誇らしそうに色々説明してくれた。

R君のおばあちゃんがクリスマスプレゼントを届けるために訪れた。ご挨拶をし、いつもありがとうございますとお礼を言われ、とてもちゃんとした方だなぁと感じた。おばあちゃんは、しきりに柿の木は弱いから登ると危ない、危ない、と言っていた。R君はおばあちゃんをあまり視界に入れないように、おばあちゃんと会話しないでいい様振舞っているように見えた。

後でR君の母と話したら「私の母とっても厳しくて、口うるさい人なの。うちに来たらすぐに掃除を初めて、Rも手伝いなさい、と掃除させられるからRは嫌なのよ」と聞いた。そんな母のもと、こんなおおらかな娘が育つのか、と疑問を口にしたら、反面教師かな、とR君母は言った。

ハスちゃんカメちゃんの子育てを14年やってきて、周りの親子を見てきて、気づきつつあったけど、どう育てても、子供の生まれ持った特性を変えることはできない、と心から感じた。本当に最低限必要な事だけビシッと伝えて、あとは子供を見ながら育てていくのがいいね。

ハスちゃん修学旅行

ハスちゃんが修学旅行へ行ってきた。入学してからこの中2の1学期の終わりまでは、修学旅行にはいかないだろう、いけないだろうと思っていたから、何が起こるかわからない。存分に満喫してきたようで何より。

この修学旅行で驚いたことがある。日常的に、学校にはスマホは持ってきてはいけないことになっている。けど、持っている子はみんな持ってきているとハスちゃんから聞いていた。

修学旅行にも、スマホは持参禁止、ということが、学校からプリントやメールで連絡が来ていた。きわめつけは親同伴の修学旅行説明会。修学旅行に関する説明を親を呼んでするのって、めずらしいねと、知人と話しながら参加。その中で、先生がひときわ厳しく強い口調でスマホを持ってこない様に、親の協力を求めた。親を集めて説明会をする意図、ここだなと思った。

子供にいくらスマホを持ってくるなと言っても持っていくだろう。だから親の協力を要請した。先生は、「修学旅行の日、子供さんがスマホを家に置き、はい、スマホ置いていくね、と確認するくらいのことをお願いします」と言った。うん、それくらいしないとスマホ不携帯は実行できないだろうな、と。

修学旅行が近づくにつれ、スマホを持っていくかどうかが子供達の中で大きな話題となっていたようだ。ハスちゃんは毎日あの子は持っていくって言ってた、とか、インスタで〇ちゃんがスマホ持っていくかどうかアンケートとってたらしい、とか報告してくる。で、事前情報では、持ってる子はみんな持っていく感じだわ、だった。その時点では、まさか、親がちゃんと止めるだろう、と思っていた。

蓋を開けてみたら、50人くらいの子がスマホを持参したことがバレて没収されたらしい。100人いる中2のなかで、80人くらいがスマホ持っていて、70人は持参し、うち50人がバレた、模様。

あれだけ親含め注意喚起をしての結果だ。親は何をしてるんだ。。。もう、親としての機能を果たしていないんだな。ハスちゃんは、「中学になったら、子供の方が親より強いんだよ。」と言った。おそろしい世の中だ。

ちなみに、ハスちゃんが2番目によく話す友人は、スマホ持っているけど持ってこなかったみたいで。そんな家庭、が少数派なのがびっくり。

数人ルール違反してスマホ持参、ではなく50人ほどが違反。スマホ没収して東京から持ち帰る先生、スマホ用のキャリーケースが必要だったね。先生に同情した。

完結Mの悲劇

昨日はカメちゃんもほぼいつも通りの元気を取り戻した様だった。先生が双方の気持ちを丁寧に聞き取り、直接2人が話す場は設けなかったけど、先生がお互いの気持ちを双方に伝えてくれて、お互い理解しあえたのかな。

昨日の放課後は、Mが校庭に遊びに来た!って。Mは塾だったり家でゲームでいつもは遊んでいたのに。よかった。カメちゃんに、よかったね!と言ったら、「うん、まぁ、M昨日は暇すぎたんじゃない?」と言う。いやぁ、暇な日なんて他にもあるだろうし、暇すぎてもカメちゃんを嫌いな状態ではカメちゃんがいると分かっている校庭に遊びに来ないでしょう、と私は嬉しい。

子供って柔軟で、みずみずしく、さわやかだ。雨降って地固まる、になったらいいな。

適当に付けたタイトルが全く合わない展開となってきた。ハッピーエンド。

続Mの悲劇

私は、カメちゃんがこんなことが嫌だった、と話してくれたことの中で学校も知っておいたほうがいいなと感じたら、情報として先生に伝えることにしている。事実を伝え、ただその状況を知っておいて頂くだけでも、違うと思う。知った上でどうするか、例えば該当者と話してみる、とか、気を付けて様子を伺ってみる、とかは、先生に委ねる。

今回カメちゃんが仲間外れにしてへこんで学校を休んだ時も、私が把握している事実を伝えた。Mくんへの指導は求めなかった。ただ、こういう状況になっています、ということだけを知っていて欲しいと伝えた。先生は、カメちゃんが学校に来れない状況になっていることを軽視できない、と思い、Mと話してくれた様だ。

Mが先生になぜカメちゃんに対して悪態をついたり、仲間外れにするようになったか、を聞いてくれた。色々理由はあるだろうけど、Mが挙げた2つの理由を聞いて、驚愕した。私がカメちゃんに対して嫌だなと思っていた行動、と同じだったから。Mは私と同じことを感じ、嫌だなと思い、カメちゃんを嫌いになっていった。M、わかるよ、その気持ち。本当嫌だよね。と私はMに共感した。

年に数回ある参観日や、たまーに友達と遊んでいる様子を見る時に私が感じていた不快感を、Mは日々、毎日の学校生活で感じていたのだろう。カメちゃんを嫌だと思った後の行動がマズかったけど、Mの気持ちはとてもよく分かった。

Mはまじめな子だ。学校生活をきちんと送ることが出来る子。カメちゃんは、楽しみ優先。まじめとは言えない。先生によく注意されるタイプ。強い個性がぶつかり合ったんだな、と思う。

カメちゃんも、Mの気持ちを理解できた。私が口酸っぱく言ってきた内容と同じだよね、と言うと、うなずく。私が何度言っても改善されなかったけど、今回このような事が起き、傷つく経験をし、そこから自らを変えることができるかもしれない。

Mありがとう。Mにとってもカメちゃんにとっても、成長への素晴らしい機会となったかもしれない。

なにより、お忙しい中、丁寧に関係者の気持ちを聞き取ってくれた先生に感謝。

昨日遅刻して登校したカメちゃんに、Mはやさしくなっていたらしい。

Mの悲劇

うんうん、そうだよね、そうなるよね、と、そうなるんじゃないかと思っていたことが起きている。

カメちゃんを良く思わないクラスメイトMがいて、よく暴言を吐かれるとは聞いていた。カメちゃんは、Mが自分に嫉妬していると感じている。運動も勉強も俺に勝てないから。なんて発言をしている。そんな発言、家だけにしてよ、と言ったら、それは分かっているそうだ。

カメちゃんに対してMが暴言吐くことについては、真正面から受け止めず、ふわりと避けて、右から左へ聞き流す練習を、と話していた。人には合う合わないがある、みんな仲良くはできない。嫌いな子がいてあたりまえ。私にも近づきたくない人はいる。Mがカメちゃんを好きでないことはいいのだ。

Mは、そこそこ影響力のあるタイプの子で、自分の周辺の子にカメちゃんが嫌だ、あいつウザい、一緒に遊びたくない、など吹聴したのだろう、1学期はカメちゃんとMが仲良くないだけだったのが、今はカメちゃんはMとMの周辺男子から疎まれている感じになっている。

Mは放課後外遊びをする子ではないので、カメちゃんが放課後一緒に遊ぶことは無い。先週末は学校のイベントがあり、そのイベント後、Mが校庭でサッカーをして遊んでいた。Mに嫌われている自覚があるカメちゃんは、他の子に「サッカー入れて」と言った。そしたら「Mに聞いて」と言われた。Mに聞いたらサッカーやってるみんなを集めて相談されて、「入れない」という結論になり、入れてもらえなかった。

カメちゃんは、「俺を仲間外れにするってことだね、それっていじめだよ」と言ったら、サッカーグループの一人が慌てて、「先生に言わないでよ」と言ったらしい。そこじゃないだろう。。。と。同級生が一人仲間に入れてもらえなくて、その子がどう感じるかが大切なわけで、先生に言うかどうかはどうでもいい、おまけみたいなとこ。

カメちゃんがサッカーはあきらめて、隣でドッチボールをしていた子達に近づき、サッカーに入れてもらえなかったと話したら、そこにいた子達は「それってなくない?ありえない」などと言ったらしく。その様子を見てサッカーをしていた M達はサーっといなくなった。この様子を校庭のすみから私は見ていた。イベントの片付けをしながら。サッカーしてたと思ったらすぐやめて逃げるように立ち去る子供達を、何やってるんだろう、と疑問に思っていた。

Mがカメちゃんを嫌いでもいい、それはいいんだ。カメちゃんと仲良くしているY君にMはたびたび「ねぇ、カメのこと好き?」と聞いてきて、「普通に好きだけど」と答えると、「え、なんで?あんなやつのこと好きなん?」とか言ってくるらしい。それはやめて頂きたい。気持ちはわかるけどな。

カメちゃん、このサッカー入れてもらえない事件で相当へこんだらしく、昨日は学校を休んだ。今朝もまだ沈んでいた。いい機会だと思って、いろんな話をした。

色々カメちゃんにかなわないから面白くなくて嫌い、ってなってるとしたら仕方がない。カメちゃんはカッコイイ男だから!当たり前のことが起きてるだけだ、とか。カメちゃんを嫌いだと思うのは、相手の問題なんだからカメちゃんは気にしないでいい、カメちゃんは自信もって自分でいろ!とか。

「世界がうらやむ男になれ!」と言ったら、「うん!俺ヒカキンみたいにみんなが知ってる男になる!」だって。ヒカキン?なの?と私はびっくり。学校から配布されているPCも学校に置きっぱなしで家ではテレビを週2時間見るだけのカメちゃんにとっても世界がうらやむ男はヒカキンなのか。ヒカキンってすごいなぁ、と思った。

ラズベリーとコーンスープ

放課後遊んで帰りの車の中、カメちゃんがなんか聞いたことのあるメロディーをハミングしている。今度は音楽でこれをリコーダーで吹くんだという。

なんだっけ、その曲?と聞くと、「えっとねぇ、パンとコーンスープ、みたいな名前だった」という。え?絶対違うと思いながら、そんな名前の曲、音楽の授業でリコーダー吹かないでしょう、と言うと、うーん、うーん、としばらく考えて、「あ、ラズベリーとコーンスープだった」と言う。なんやら美味しそうな曲だなぁ、と思いながら、私も聞き覚えのあるカメちゃんのハミングするメロディーと、ラズベリーとコーンスープ、を私の脳内でぐちゃぐちゃに混ぜてポンっとしてみたら、「ラバーズコンチェルト!?」と出た。

「それそれ」とカメちゃん。今回は難題だった。

風呂上りに、こたつで寝息を立て始めたカメちゃんに、お布団準備して寝なさいと声をかける。3回目の声かけにやっと動いたカメちゃん、「もう、ぼくなんてどうせ邪魔なんでしょう、もう知らないっ!」と何かのキャラクターのような口調で言って2階に上がっていった。

面白いやつだ。

ハスちゃんカメちゃん、お仕事をする

昨年は客として参加したオーガニックマーケット、子供が楽しめるキッズ広場の主催者から、助っ人として手伝ってほしいと依頼された。マーケットの日が他のイベントと被ってしまい、いつも手伝っている方たちが全然捕まらなかったとのことで、我が家に白羽の矢が!

キッズ広場は、焚火でマシュマロ焼き、巨大な松ぼっくりをカラフルな綿や毛糸でデコレーション、枝を星形に縛った土台に毛糸を巻いてオーナメント作り、廃材とくぎでトントン工作、という構成。

主催者Iさんは全体を見ながら主に焚火エリア、ハスちゃんと私が受付とお金の管理、マシュマロと刺す長い枝を渡すのをハスちゃん、クラフトとトントン工作エリアをカメちゃん、が担当。

芯は似ていると感じるハスちゃんカメちゃんだけど、二人の特性の違い、働き方の違い、が見えた面白い1日だった。

肌寒くなってきて、会場内の唯一の焚火、しかもマシュマロ焼きというワクワクするしかないシチュエーションで、ハスちゃん大忙し。11時スタートからもう途切れることなくお客様。お金を受け取り、枝を渡し、マシュマロを渡し、焚火にご案内、という一連の作業を何時間もやり続けた。あまりにも忙しそうだから、お金の受け取りを私がやると、「私がやる、手伝わないで、1人でやりたい」と何度も言われた。

ちょっと落ち着いた時に、マーケット見てきてもいいよ、ちょっと休憩してきてもいいよ、といっても、その場を離れない。自分の役割をしっかりとやりたい、みたい。私は隙あらばマーケット内を散策したり買い物を楽しんだけど、ハスちゃんがいたら安心できた。かなり頼れる、大人と変わらない働きっぷりでした。

一方カメちゃんは、仕事をする、というよりは、自分が必死で工作したりクラフトすることで、偉大な桜効果を演出していました。笑

11時スタート時には閑散としていた工作クラフトコーナー、ハスちゃんの依頼で廃材で”椅子”を作り始めるカメちゃん。カメちゃんのトントンというトンカチを打つ音が響く。椅子を仕上げる頃には多くの親子がトントン工作に集まってきていて。次にカメちゃんは、鉄砲を作った。できた!と見せに来た時は、何それ?と思ったけど、ちゃんと輪ゴムが飛ぶ代物だった。

ドヤ顔で「鉄砲できた!」と言いながら輪ゴムを飛ばすカメちゃんを見る周りの男の子たちの羨望のまなざし。かわいい。。。私に色々説明するカメちゃんを2メートル先くらいからじっと見つめる、物欲しそうな顔をして、鼻水たらしてる年長くらいの男の子が気になった。椅子と鉄砲を作り満足したカメちゃんは、ちょっとマーケット見てくる、と言って会場を一回り。その鼻水君はカメちゃんについていく。カメちゃんがキッズ広場に戻ってきたら、鼻水君は意を決したように「あれ、作りたい」とカメちゃんの鉄砲を指さしながら言った。かわいいぃ~

カメちゃんはかっこよく「いいよ!じゃあ、来て!」と鼻水君を引き連れてトントン工作コーナーへ。その後鼻水くんが鉄砲をつくり、それを見た他の子も作りたがり、と何人カメちゃんに弟子入りしたか。笑 微笑ましい風景でした。

トントン工作の鉄砲ブームが落ち着いたところで、松ぼっくりクラフトにカメちゃんを投入。野生のお猿さんだけど、細かいクラフトも集中して作れるカメちゃん。カメちゃんの様子をみながら周りの子達も集中して作り始め、松ぼっくりクラフトも大盛況!

お片付けの時間には、会場で仲良くなった男の子たちと鬼ごっこでいないカメちゃん。うんうん、カメちゃんだな、と思いながら。ハスちゃんは後片付けくらい手伝ってよ、と言っていたけど、ま、給料に差をつけるからさ、とハスちゃんをなだめた。

ハスちゃん3000円、カメちゃん1000円の助っ人代。二人とも初めての労働で得るお駄賃にご満悦。カメちゃんもほぼやりたいことをやって遊んで1000円もらえるなんて!とハスちゃんとの差額は全く気にしてなかった。

素晴らしい経験をさせていただいて有難かったです。