英語が好き

どこから書こうか。昨日びっくりしたこと。

2学期が始まって数日。1学期は、社会が面白いと言っていたカメちゃん。なんでそういう流れになったかは覚えてないけど、「今は何の教科が好き?」と聞いて。考えるカメちゃん。「社会?前は社会って言ってたよね」と言ったら、「今は、英語かな」とカメちゃんが言って。

たまげたよ、私は。

私はアメリカ留学経験があって、外大卒なもんで、英語は得意。せっかく自分が得意なんだから、子供には英語を教えたい。自分の子供が英語の成績悪い、ってのは避けたい、という思いがあって、ハスちゃんカメちゃんが中学に入学してから、毎日15分くらいの英語レッスンをしてきた。

カメちゃんが中学校に入学してびっくりしたのは、小学校で英語の授業があって、多少は英語わかってるかと思っていたら、勘違いで、全然わかって無くて愕然とした。

私調べでは、カメちゃんは数学センスがある。あんな私からしたらめっちゃ難問のどんぐり問題を軽く解く力がある。でも、語学センスは、、、今のところない。笑

初めてカメちゃんに英語レッスンした時とか、原始人か、チンパンジーに言葉を教えてるような感覚になったくらい。センスはないけど、素直で前向きだから教えやすかった。センスが無くても、毎日、毎日の積み重ねが功を奏し、クラスの中でも英語はできる子、の位置にいる。

夏休みも毎日英語レッスンをしていた。そしてある日、厳しすぎる私にカメちゃんが遂にNOを突きつけた。もう、1人でやる!と。また、やってしまった。

英語レッスンしないなら、マックブックエア、もう使わないで!と親として卑怯な台詞を吐いたけど、カメちゃんは譲らなかった。マックブックエア使ってゲームしたいだろうから、数日経ったらやっぱり英語レッスンやる、と言い出すかと思ったんだけど、そうならない。

夏休み前半は、毎日英語レッスンしてたから、夏休みの課題もしっかりと出来ているだろうし、私とのレッスンが無くなってからも、カメちゃんは一人でコツコツと英語は続けていたようで。

夏休み明けの英語の暗唱もあなたパーフェクト!を頂いたらしく、そしてライティングとリスニングのテストも満足いく出来だった様だ。それを嬉しそうに報告してくれるカメちゃん。嬉しいよ。でも、私、やっぱり、レッスンしたい。。。でも言えない。

そこにきての、カメちゃんの英語が好き、宣言。びっくりよ。私、邪魔しない様にしよう、と誓った朝でした。

夏休み、おわったー

夏休みが終わった。脱力。。。

ハスちゃんもカメちゃんも元気に登校して行った。ハスちゃんは夏休み最終日、「夏休み3か月くらいあったらいいのに」と言っていたけど。

一応、学校があんまり得意じゃない、学校では色々ありすぎたハスちゃんだから、「行きたくなかったら行かなくてもいいんだよ、夏休み明けは子供の自殺がもっとも多いといわれてるからね」と言っておいたけど、登校したね。

ハスちゃんは美術系の高校を第一志望に決めて、一応燃えている、みたい。私にはそんな風には見えないけど。笑 行きたいと思える高校があってよかったね。でも、もしかしたら、その高校に受からないかもしれない。そんなもしかして、の話は今する必要ないと思うけど、たまにそんな話になる。

もし、第一志望の美術系の高校がダメだったら、もう、高校行かなくてもいいよ、学びたくもないことを、嫌な制服着て、校則に縛られて通う、なんて苦痛でしかないでしょう?もう、通信制の高校、でもいいよね、と言ったら、通信制は嫌だ、とハスちゃんが言った。

中学校に入学して、いじめにあい、1人で家で学び、フリースクールに行き、保健室に行き、そんな時は、ハスちゃんは高校は通信制がいいかな、と本気で思っていたけど。今のハスちゃんは、通信制の高校が視野に入っていない。

通信制が悪いとかどうこうじゃなく、同年代の仲間と直接会って、学ぶ、ということ、学ぶだけじゃなくて、リアルに交流することの方がハスちゃんには魅力的みたいで、それが嬉しい。

子離れ

旅立ちの時、といったら大げさだけれども、ハスちゃんもカメちゃんも成長して、私から旅立ってゆくタイミングなんだろうなぁ、と感じています。

2人が産まれてからずっと一緒、2人を置いて夜飲みに行ったことも、同窓会とか本当数回だけ。子供がいるから、と飲みの席も参加しなくなって。無理に我慢して、というか、そうしたかったから。

でも、もう、2人とも大きくなった。私には趣味あれこれあるし、社交的なタイプで、子供が巣立っても大丈夫、自分の人生楽しめる、と思っていたけど、いざ、子離れを意識すると、とても寂しいもので。

昨日は特に、ハスちゃんともカメちゃんとも衝突してしまって、食事だけ作って出す、それ以外はコミュニケーション一切とらず、という一日だった。よかれとおもってやる、私の色々が鬱陶しいのだろう。子離れの時なんだな。

暑いから、とさぼっていたウォーキングを、久しぶりにやってみた。ハスちゃんカメちゃんと関わらないと、本当、暇、というか時間があって。夕食後、歩きに出た。何とも言えない夕陽が沈んだ後のマジックアワーの空をみて、涙が流れた。

美しい自然を見て、浄化された気がする。

夏休み、衝突

夏休みが始まって22日。実家に帰ったり、何校かオープンスクールへ行ったりで、あっという間の今。

高校、行く?から始まり、県内屈指の進学校の美術科を志望し、ちょっと勉強を頑張り始めて、でも中3の1学期末には、やっぱり自分にはあの進学校は向いてない、もちろん成績も伴ってない、と判断して、母としても納得しかない状況になり、さてどうするか。。。

そんな時見つけた愛媛県の公立高校のデザイン科。なんと現在寮を建設中で、今年度から全国募集を始めると言う。神がかったタイミング!ハスちゃんのために!と言いたくなるような計らい。笑

夏休み、我の強いハスちゃんと私はぶつかることが多い。家にずっといられるとなぁ、イライラすること増えるんだよね。お互い。笑

死に物狂いでデッサン練習して愛媛のデザイン科に入る!と言っているハスちゃん。本当、もう離れて暮らしたいと願う母。そんな数日です。

run away baby

昨日の朝ごはんの席で、ハスちゃんが「ママ、ブルーノマーズで何の曲が好き?」

私は音楽、歌の入っている音楽はあまり聞かない。今はやっている曲とかも知らない。アーティストも知らない。でも、大学の友人が、この曲いいと教えてくれたの、ブルーノマーズ、だったな。

「1曲しか知らないんだけど、あのone two threeってやつ。あれいいね」と答えた。こんなに音楽聞いてないのに答えられたこと、奇跡!答えられなくてもいいんだけど。

ふーん、あれね、とハスちゃん。ハスちゃんは好きな曲はあるの?と聞くと、run away baby と言う。聞いたことない。逃亡した赤ちゃん?いや、違うだろう、そんな曲流行らないよね。

ハスちゃんが学校に行ったあと、run away babyを聞いてみた。疾走感のある、何か物語が動いていくときに使われそうな音楽で、とってもよかった。なんだか昔の感覚を思い出した感じ。そのままブルーノマーズのアルバムを聞きながら家事。テンションあがって、体が動く動く。いつもはやらない床の拭き掃除までやってしまった。音楽っていいね。

ハスちゃんには、ママっていい母親だけど、趣味が全然合わないよね。母親じゃなければ絶対話さないから、母親でよかった。と言われたことがある。ハスちゃんの好きな曲、英語の曲、私の英語のとレーニングとしてもいいし、run away babyを歌えるようになろう、と思った。

ハスちゃんにそれを伝えたら、1年聴いてても全然歌えないわーと言っていた。よし、やるぞ!とやる気になって、「あー若い子が家にいるっていいねー、久しぶりに最近流行っている曲知れてなんかよかったわー」と言ったら、「あ、それ10年以上前の曲だけどね」と言われた。

そうなんだ。でも私からしたら、10年以上前の曲も新しい曲なんだわ。なんせ、昭和の懐メロくらいだからね、知ってるの。

ママ、たいへん!

カメちゃんからの着信に応答すると「ママ、たいへん!」と 言う。やめてほしい、どんなことやらかしたのか、ドキドキする。今朝は理由がわかってたから大丈夫だったけど。

カメちゃんを見送る時、カバンを持ったらいつもより軽い。「今日荷物軽いね、何か忘れ物してない?」と聞いても、大丈夫とのこと。いってらっしゃい、して、キッチンに戻ると、カメちゃんの水筒がそこにある。あぁ、水筒忘れてる。

まだ登校していなかったハスちゃんにカメちゃんの水筒を託して、ほっ。学校まで届ける手間が省けた。

そして、カメちゃんから電話。で、ママたいへん!笑ってしまった。もっともーっとたいへんなこと、たくさんあったけど、初めてママたいへん!という電話を受けて、それが、水筒を忘れた件だった。

色々ありながらも、かわいいカメちゃんです。

カメちゃんのこと

私とハスちゃんの体調不良の陰で、カメちゃんも色々あった。

初めての期末試験もあった。結果は、やはり全然勉強時間足りなくて、そんないい点はとれなかったり。成績優秀者タイプではないのはなんとなくわかった。

部活でもめ事もあった。カメちゃんは卓球部。部内でも上手い方らしいのだけど、「お前は俺とやるレベルじゃない!」みたいな、上から目線の発言が、同級生を嫌な気持ちにさせていたり。そしてある日対戦していた子がカメちゃんの発言でキレてしまって、問題となった。

カメちゃんからは、その子はキレやすく、とっても口が悪い、悪口ばかり言ってる子と聞いていたから、その相手の子が悪いな、と勝手に思っていた。けれども、顧問の先生から話を聞くと、どっちも悪いな、と思った。

自分が悪いと一切感じていなかったカメちゃんに、そこは良くないな、と色々話した。日ごろから自信満々の発言は多いけど、我が家の中では強い母と姉の中、ヒエラルキー底辺にいるカメちゃんのそんな発言は、笑って済ませられていた。けれども、同級生の中ではカメちゃんはスポーツもできるし、勉強もできないことはない。そんな同級生に対してのマウントを取るような、上からの自信過剰な発言は、受け入れられないってことだ。

奄美時代は子供がとっても少なかったから、小学生から中学生までが一緒に遊ぶ環境で、カメちゃんは一番年下でいわゆる子供の群れに入り、中学生リーダーや高学年の先輩たちに揉まれて遊んできた。年上の子達に嫌な事言われたり、仲間外れにされたり、色々あった。その度に大泣きして家に帰ってきて、落ち着いたらまた遊びに行ってた。鬼メンタル、だと思った。繊細ではない。自分は強い人たちに囲まれて育ってきたから、の今なのかな。

色々考えるけど、問題が起こった時はチャンス。良い方に変わるチャンス。

健康第一

やっと、キッチンのガス代まわりの掃除ができた。7月1日にやろうと思っていたのに、もう17日。大げさだけど、人生何が起こるかわからない。

ハスちゃんが期末試験の最終日に昔治療した歯が痛くなり、不調。頬が腫れて食事ができない状態が続く。子供の不調を見ているほど、気分が落ち込むことは無い。私は自分のことはコントロールできるけど、子供の不調は堪えた。こうやって、大切なことを学ばせて頂いてるんだなと思った。

そして、喉が痛くなり、いつもならそれで終わるんだけど、今回は発熱した。ハスちゃんの不調と重なり、とても大変だった。いつも健康なことが売りの私だけれども、ハスちゃんの不調で気分が落ちて、免疫力が下がっていたのかな、気持ちって本当大切だな、と思い寝込む数日。

熱が下がっても、何だか気力が湧かない1週間を過ごし、今、ようやく復活。やっと気になっていた場所の掃除をするパワーがたまった様子。ホッとしている。

この期間、カメちゃんも学校でひと騒動あり、何だかもう、子育てって大変、正解はないなぁ、と悲しんだり、反省したりもあり。自分だけ上手くいっていると思っていて、外の世界では全く違う世界が広がってる、みたいな。

まとまらないし、今、進んでいこうとしていた道を一旦休止して、ゆっくり考えようと思っているところ。

何にせよ、健康第一。

ハスちゃん誕生日

昨日はハスちゃん、誕生日だった。15歳。感慨深いなぁ、なんて幸せに浸っている場合ではない。こんな誕生日あったかな。ハスちゃん、以前治療した虫歯が悪化して、頬が腫れて何も食べられない状態が続いている。本当に少量のヨーグルトと、クリーム状にしたおじやを少し、しか食べられない。

子供の不調ほど、堪えるものはない。

健康であれば、もう、なにもいらないね、とまた勉強させて頂いている。

早く、ハスちゃん、元気になってね。

人って変わるねぇ

今日は雨。いつもは自転車通学のハスちゃんカメちゃんを、車で送迎する。

学校の歯科検診で、ハスちゃんが虫歯があるという紙を持って帰ったので、かかりつけの歯科に連絡。土日と夕方の予約が取れたのは来月20日。虫歯はそんなすぐ悪くなるものではないから、大丈夫ですよ、と歯科医院の受付さん。

今朝、朝食を食べながら、歯が痛い、としきりに気にしていたハスちゃん。気にしすぎなんじゃない?と言いながらも、しかし痛いと感じるのは仕方がないなぁと思い。

送迎中の車の中で、「ハスちゃん、来週学校休んで歯医者行こうか(20日の予約まで待てないよね)」と言ったら、すごい勢いで「ダメ!」と言う。びっくりした。なんでも、中3になって今まで皆勤賞、遅刻も無し、だから、だそう。それにも驚いた。そうだったっけね、と。

中1の時、いじめで登校できず家で過ごした日々、近くのフリースクールに通った日々、学校の保健室にいた日々、教室に行ってみたり、保健室に戻ったり、色々な日々があったね。そして今、皆勤賞だなんて。感慨深い。

人って、変われるね、変わるね~と驚いた朝でした。