体育祭2025

体育祭が終わった。

カメちゃんの小中一貫校の体育祭は、9学年いて、各2クラス、いるのに、12時半で終わった。なぜかお弁当は持参。お弁当持参するなら午後からもやってよ!と言う感じ。

勉強が苦手だけど運動は得意、という子を輝かせようという意図は感じられない。学校は、勉強させる場所、になってしまってるな、と悲しくなる。

小中一貫校の良さもらうかもだけど、6年生が活躍できないな、と感じている。小学校だけだったら6年生はリーダーなのに、9年生がいると、圧倒的リーダーだから6年生は出番なし。

ハスちゃんの体育祭は、平日だったから見には行けなかった。今まで自分が属した組が優勝し続けているということで、今年はどうだったのだろうか。当日、頑張る!と息巻いてたけど、夜連絡したら電源が入っていなくて結果聞けず。

そしたら、体育祭翌朝に電話があって、全身が痛すぎて(筋肉痛)動けない、学校休む、と。はぁ?筋肉痛ならゆっくり準備して遅刻していきなよ、と言ったけど、トイレに行くのも痛くて辛い、とのこと。筋肉痛で休む、とか聞いたことないわ。

学校に連絡したときも、ちょっと驚かれたもんね。

カメちゃんの学校の体育祭は、筋肉痛になるチャンスもなかったから、そう考えたら、全身で躍動したハスちゃんを想像できて、それはそれでよかったか。

もうちょっと日ごろから運動が必要だとは思う。

糸山先生、ありがとう

私が子育て指針としてきた、どんぐり倶楽部の糸山先生が亡くなった。もっともっと、この世にいて、いろいろ教えて頂きたかった。

でも、もう、十分すぎるほど、有益なこと、先生は残されている。先生のホームページを見たらもう、そこは宝がざっくざくのジャングル。その宝を、しっかりと探し、手に入れ、日々の生活で使っていくのは親の役目。

先生、ありがとう。

今、実はカメちゃんに落胆することが多くて。ため息がでたり、なんでこの子はこうなんだろう、と残念がったり。私が中学生の時と比べたり。一番やってはいけないのにね。

昨日も、課題全部出してる、と言って日課のゲームを始めていて。どう考えても、課題よりゲーム優先になっていたから、「本当に大丈夫?課題が出てないって先生から連絡があったら、PC没収だからね」と言って。そしたらカメちゃん、うん大丈夫、みたいな感じでゲームしてて。

さて、夕食準備しようか、とキッチンに立った瞬間、担任の先生からの電話。カメちゃん、英語の課題が10ページ溜まっています、と。涙。

ついさっきの会話、何だったの?10ページ溜めてるのに、なんでゲームしてるの?私の言葉は届いてないの?悲しいやら、呆れるやら、ちょとカメちゃんをダメな人間認定してしまいそうだった。

なんとか冷静に、PCを没収し就寝した。カメちゃんも、納得しているよう。今朝起きても昨日の出来事を思い出し、気持ちが重くなる。そんな時、糸山先生の言葉を思い出した。

”子供たちをよろしくお願いします”

先生はいつも、この言葉を最後に記していた。この言葉のおかげで、いろいろ考えていたモヤモヤが晴れた。私がカメちゃんに仏頂面で接しても何も生まない。笑顔でいよう。そう思って、思いっきり笑顔でカメちゃんに「おはよう」と言えた。

糸山先生、偉大。先生のこと、忘れないから。ありがとうございました。

ハスちゃんの担任の先生

昨日、初めてハスちゃんの担任の先生とお話した。生徒全員の家庭訪問をしているようで、県外生は電話で話す、ということだった。

何度も、ハスちゃんはバイタリティーがあるので、バイタリティーがすごいので、と仰った。そうでしょう、そうでしょう。学校でのハスちゃんの様子が目に浮かぶ。バイタリティーゆえの、強い口調、も気になりますので、そこは注意していきます、と先生。どうぞ、よろしくお願いいたします。私もそこ、気になっています。

「ハスちゃんは絶対人の悪口を言わないですね」

これ、先生の口から聞けて、一番嬉しい言葉だった。この先生、生徒のことよく見てるなぁ、と感心した。

人の悪口を言わない、と思ってもらえるということは、とても名誉なこと。ハスちゃん、苦しい経験を経て、人の悪口を言わない、という宝を得たんだね。

担任の先生のことを、今までで一番いい担任、とハスちゃんが言っていたから、それを先生に伝えることが出来た。先生の顔は見れないけど、喜んでいるのは分かった。よかった。

何か問題が起こった時に先生には連絡するけど、いいことを連絡することはないから。

良い日だ。

GW大冒険

大冒険、というわけでもない。小冒険だな。

ハスちゃんを愛媛の寮に送り届ける間、カメちゃんは祖父母宅にいて、そして一人で電車で家まで帰ってきた。うまくいった。ほっ。

もう中2だし、電車に2時間半、乗換2回、くらい、できるとは思ったけど。スマホ持っていないし、ちょっとドキドキ。何かやらかすのでは、と思っていた。

カメちゃんは「もう今までの俺じゃない。ママかハスちゃんの後を付いていって、電車に乗っていた俺じゃない。」と誇らしそうだった。

それが、かわいい。

GW、ハスちゃんが帰ってきて思ったけど、一緒の家にいたら色々喧嘩になる。喧嘩まではいかないけど、言い合いになる。から、離れてるくらいがいい。

PCゲーム

カメちゃんとの2人暮らしがスタートして感じたこと。

3月までは、ハスちゃん、カメちゃん2人のために食事を準備していた。それがカメちゃん1人の為になった。そしたら、分かりやすく、食事を作るモチベーションが2分の1になった。4月に入って数日は、なんだか夕方になってもキッチンに足が向かない、そんな日が続いた。

今は、ハスちゃんが好きでは無くて、カメちゃんが大好きなもの、焼肉、とか、餃子、とか、をモリモリ食べている。

ハスちゃんは相変わらず、携帯の電源が入っていないことが多い。電源が入っていて、コールできても、出ることは稀。そんな状況にも慣れて、連絡がないのは、順調な証拠、というのも分かってきたし、こちらから連絡することもなくなった。

今日、カメちゃんの参観日後の懇談で、やはり何をするにもスマホ片手にしているのが気になる、という親がいた。そりゃ気になるねぇ、というか、私だったら絶対に許さない状況。

今、葛藤している。カメちゃんがPCでゲームに興じている姿を見て、しょうもないなぁ、もっと意味のあること、将来のためになることやって欲しいなぁとどうしても思ってしまう。イライラしてしまう。でも、平日は1時間半、休日は2時間、という利用制限を守っているのだから、カメちゃん、いいじゃんと思ってやろうかな。

数日前までは、平日も休日も1時間、という制限で過ごしていた。それをちょっと長くした。楽しそうにやっていることを、あんまり制限してもなぁ、と思い、苦渋の決断。苦しいわぁ。

でも、スマホに依存している子が多い中、ノースマホでPCを1日1時間半、とか2時間、使用する、というのは健全かもなぁ、と思った。

ハスちゃん、体調不良

ついに来た。この日が来た。子どもが寮生活を送るにあたって、一番心配していたこと。

体調不良。

偶然にも、学校からの手紙をまとめて郵送してきたのを読んだら、欠席連絡は寮生であっても親がする、との記述があって。そうなのか。。。と。ハスちゃんに、全然携帯の電波が入って無くて、直接話はしていなかったけど、体調不良の時、学校休むときは、8時までに私に連絡してね、とメールをした。

昨夜、ちょっと聞きたいことがあって、ハスちゃんに電話してみたけど、やっぱり電源が入っていなかった。そして今朝。ハスちゃんからメール。

身体がだるい。と。

初めての欠席連絡。家にいても、体調不良の時は、水分とって寝るだけ。だけれども、物理的に遠い、顔が見れないのって、やっぱり不安が募るね。

ハスちゃんは、回復力がある。体調不良も1日寝てたら、回復する子。

大丈夫、きっと、大丈夫。

あわてず、騒がず、私は私のやるべきことをしよう。そう、今日は私にとって大切な日、なのだ。

ハスちゃんとカメちゃん

この数日間、ちょっと心がモヤモヤしていた。

ハスちゃんに、入学式終わったらすぐに送るように頼んでいた書類、これに入れてポストに入れたらいいから、と切手まで貼って渡していたのに、確認したら「あ、今日ポストに入れたよ」と、入学して5日たった土曜日に言われて。土日は配達ないし。月曜日に〆切で必要な書類だったのに、、、とガミガミ叱ってしまった。

ハスちゃんは期待を裏切らない。

そして、カメちゃんは期待を裏切りまくる。彼が中学生になってどう成長していくか。もしかしたらすごく成績もよかったりして。という淡い期待が散った今。成績がよいどころか、先生が嫌だ、と不登校になりそうだった危機もあり。

一斉授業のスタイルでは、勉強が面白いと思えない、まぁ、みんなそうだけれども。面白いと思えないことは、やらない、という家系らしく。そこをしっかり引き継いでくれている。

しかし、彼をどうこの先導くか。今のままでは、2年後の受験シーズン、暗い気持ちになっていそうで。それが嫌で。やればできるのに、やらない。何を言っても響かない。

カメちゃんは、これが好き!というものがまだない。幅広く、そつなくこなす。友達とのコミュニケーションを取ることが好き、しょうもないおしゃべりが好き。そんな感じで。

大人が、世間が、すごいねーと感心するような部分が、ない。失礼ですね。例えば、読書が好き、とか、ピアノが上手、とか、スポーツ頑張ってます、とか、テストの点いい、とか、成績いい、とか、絵が上手、とか、そんなのが一切ない。今の所。

ただただ、天真爛漫で、なんだか憎めない。それでいい気もするんだけど。

そんなカメちゃんへの不安な気持ちを吹っ飛ばしてくれるような本に出合った。読み進めるのが楽しみ。

続・携帯がつながらない

さて、ハスちゃんと、話せない日が2日続き、今日も17時までは携帯の電源が入っていないという状態でした。リアルが充実しているのかな、携帯を使うような事態になっていないんだな、と自分を案心させていましたが、ようやく今、ハスちゃんから連絡がありました。

寮のみんなとは、2日目くらいから家族みたいな関係になっているよ。クラスでは、担任の先生が自分好みの先生でよかった。やっぱりおとなしい子が多いから、賑やかなハスちゃんは、「輝いていて眩しい」とか言われてるみたい。中学校の入学時とは、正反対の状況。。。その輝いていて眩しいは、なかなかオタク的な表現で、いいなぁ。ハスちゃん、楽しいだろうなぁ。

ハスちゃん、私から連絡ないなぁ、と思ってたらしくて。学校行って、携帯の電源切って、そのまま2日半電源入れるの忘れる、って、リアルが充実しすぎてる?スマホじゃないからね。

明日は、歩いて20分のドラッグストアに買い物に行く予定にしているらしい。

身体に気を付けて、楽しんで欲しい。

携帯がつながらない

入寮した日は電話で話したけれども、翌日は電話しても電源が入っていないか、電波が届かない場所にいます、とアナウンス。電波は届くだろうから、電源が入っていないんだな、と察する。

学校に、携帯を持っていくのは可だけれども、始業から就業までは電源オフというルール。電源オフしたまま、友達と楽しんでいて、電源オンするのを忘れてるのかな、それならいいな、と思った。

昨夜もまた電源が入っていない、とのアナウンス。ハスちゃんらしぃなぁ。ま、知らせが無いのが良い便り、声聞きたいけどな、と思っていた。そしたら、ハスちゃんから着信。なんでも、充電コードをどこに置いたかわからなくて、電源入れられなかったらしい。

「なんだぁ、楽しすぎて携帯の電源入れ忘れてたのかと思った」と言ったら、間髪入れず、「楽しいよ!」とハスちゃん。なんだか、安心したし、本当に嬉しかった。中学校に入学した時の事を思い出すと。。。本当に、よかった。「さっきまで、みんなで集まってデザインセットに名前書きしてたんだ」と。

ハスちゃんの携帯はガラケーだから、LINEができない。新しい友達とは、やはりLINEで繋がろう!となることが多いかな、LINEできないことで、不都合を感じるかな、仲間に入れない、とかないかな、と心配をしていたのだけれども。そもそも電池切れで携帯すら触れない2日間を過ごしたのか。杞憂だったかな。

LINEでつながらなくても、部屋を一歩でれば、そこには仲間がいる寮という、リアルでの交流が密に行われる環境だから、大丈夫なのかも。

寮生活、大変なこともあるだろうけど、楽しさが凌駕している模様。安心した。

ハスちゃん入寮

4月7日、ハスちゃんは愛媛県民となった。ハスちゃんだけ住民票を異動して、高校の寮に入寮した。

寮、といっても新築の最新式のワンルームマンションに、食堂がついている、という感じで、とても恵まれている。もちろん1人部屋。部屋ではリラックスして、外に出たら周りに仲間がいる。最高の環境だ。

受験の時に話していた広島県の子、もいたし、受験前日に同じホテルに宿泊していて、朝食会場で少し話していた親子もいて。一人2年生の先輩も入寮していて、その子がとーっても気さくでいい子で、頼もしいし。なんだかホッとした。

入寮準備でばたばた、体も脳内も忙しかったからあまり気持ちの面では、大して寂しさとかは感じていなかった。昨日入寮式が終わり、部屋を整え、帰宅して。カメちゃんと2人なった広い家が、なんだかスース―する。空気が増えて、風の通りがよくなったような感覚。なんだか、やっぱり、寂しいもんだ。

でも、あんな素晴らしい環境で、仲間と共に学べる3年間、楽しいだろうな、と嬉しくもなる。

複雑な朝。ハスちゃんは、ちゃんと起きただろうか。入学式、終わったかな。クラス、寮の子だれか一緒かな。また、話を聞くのが楽しみだ。