ピンチはチャンス

ピンチはチャンス、だと思っている。今まで生きてきて、本当にそうだと思う。自分次第でピンチはチャンスに変えられる、そんな感じ。

でも、そう思えないほどのピンチが夏休みの我が家を襲った。子どもなんて産まなければよかった、と思っちゃうほど。そんなピンチもいろんな方のサポートで、落ち着いた。こういうピンチには、やはり複数の信頼できる方に頼るのが大切だと思う。それができる私はラッキーだ。

そんな中、このピンチをチャンスに変える、変えるんだ、変えるよ、と思い続けてた。チャンスに変えるよ、と工夫をして方向転換したと思ったらもう一回地獄に突き落とされた感もあり、打ちひしがれて。そんなタイミングで見つけた光。

子どもが成長し、手が離れてきたから、もっと仕事をしたい、増やしたいと感じていた。今年度初めから、フルリモートの仕事や、短期の仕事、色々と応募したり、面接行ったりしてきた。なんだかうまくいかない。何なんだろう。他に進むべき道があるってことかな、なんて漠然と感じていた。

不登校支援に関わる資格を取ってみようかな、とも考えた。リサーチして、こんな資格があるのか、と知って、やってみようかな、と思った。けれども、実際にはやっていない。

仕事を増やすにしても、どんな仕事があるかな、どんな仕事をしたいかな、とずっと頭にあって。そんな中、何度か目にしていて、頭の片隅に引っかかっていた職業が”キャリアコンサルタント”。当初は、そんな職業あるんだー。大学にも就職課みたいなのあったなーくらいの感じだった。

それが、ピンチ中の今、その職業をまた目にする機会があって、ビンビン私に突き刺さった。これだ!これが私やりたい!やる!と決めた。何と国家資格なのだ。そこもよかった。しっかりとした資格なんだ。やるぞ!費用もそれなりにかかる。でもいい、自分への投資が一番リターンが大きいだろう。

この年になって、資格取得への挑戦を決めた。勉強する。まさかこんな展開になるとは。必死で勉強する姿を、息子に見せてやろう。

ピンチはまさしくチャンスだわ。

恋バナ

今日知人の恋愛相談を受けた。その中で印象的だったのが、友人がchatGPTに色々相談していたこと。

お相手とのLINEメッセージのやり取り(長文)の応酬を見せて頂き、その時点で、大切な事をLINEで、テキストメッセージでやりとりするの、危険、というわかりきっている事を、再確認して。

お相手からのメッセージで、理解ができない時は、chatGPTに質問しているらしい。その答えに納得して、そのままコピペではないだろうけど、かなり引用して返信している模様。chatGPTの言いそうな事、ちょっと固くて、恋人宛てには使わない単語、言い回し、を多用していて、読ませて頂きながら、閉口した。

こんなメッセージ送ってこられたら一瞬でその相手との関係は終わらせる。そんな感じのメッセージ。

お相手から、そこを指摘されていて、chatGPTに聞いたことをそのまま送ってくるな、みたいなことを、もうちょっとやんわりメッセージに書かれていたのにも、憤慨していた。

私と話していても、chatGPTに相談してみたんだけどね、と何回もchatGPTが出てくる。ちょっと理解が難しくなると、chatGPTの登場。複雑な状況を的確に整理してくれて、アドバイスをしてくるもんだから、質問者は、そうそう!それそれ!とchatGPTを盲信してゆく。

chatGPTのアドバイス通りに返信すると、なんだか胡散臭い、弁の立つ弁護士かぶれみたいな人物のセリフみたいになって。理論的であるのがまたちょっと気持ち悪い。あんなやりとりを、深夜するなんて、気が滅入る。。。

chatGPTは壁打ち相手としては優秀、と聞く。その通りだと思う。でも、自分の頭で考える能力、返ってきた答えを基に、自分の答えに再構築できる能力を持っていないと、chatGPTに乗っ取られる。それを今日感じた。

我が友人は、chatGPT教に入信してしまった、信者のようだった。

話を聞きながらも、この関係を終わらせたくないなら、友人が変わるしかないなと思ったから、ふんふん、聞きながら、時々、ジャブを入れた。友人が自分が変わるしかないと気づいてくれたらいいな、と思いながら。それが全くきかない。全く自分に落ち度、悪いところがあると思っていない。全部自分は正しいと思っていて、自分のおもう通りに全てがいかないとダメ、らしい。そんなはずないので、トラブルトラブル。

何か上手くいかない時、自分に非があることを認め、そこを変えることができないと、辛いね。そして、そう伝えても、そう誤解されているから、誤解を解きたいの、と言い続ける。誤解じゃないんだよね。真実なの。

伝わらないって、なかなか辛いね。

しかし、chatGPTはすごい。結構な人数の人が、chatGPTに操られているのかも。そういう意味では、chatGPT怖い。

人をマネージメントすること

週末、3か月ぶりくらいに、ゆっくり家で過ごしている。飲食店のバイトにもう二度と行かないと決めたから。8月、超繁忙期、一応シフト登録はしている。ほぼ不可マークを入れ、アルバイトの人数が足りている日だけ、条件付きで可マークを入れた。行く気は無い。

もう二度と行かないと決めた店の店長は、とにかく人のマネージメント能力が低い。素人のこちらが心配になるほど。超繁忙期くらい、そこにもう少し意識を向けるべきだと思う。

昨日、土曜日。アルバイトが2人入れると登録があったから、行く気は無いけど、ダミーの条件付きで可マークを入れておいた。日曜日は1人しか登録がないけど、もう知らない。以前は、週末に1人しか登録がなければ、入れる様にしていた。店の為というより、アルバイトの子が1人では大変だから。アルバイトの子は全員素晴らしく良い子達だから。でも、もう行かない。

土曜日にアルバイトの予定を入れている日は、夜9時半まで待って、店長から連絡が無い時はこちらから「明日は何時に行けばいいですか?」と確認していた。翌日のアルバイトの出勤時間を、前夜10時までに連絡しないなんて、考えられない。私にとっては。ま、どうでもいいや、そっちがそのつもりなら、という感じで諦めていた。

しかも、アルバイトの登録が1人しかいない週末、私が本当の意味での条件付きで可にしている土曜日。前日の金曜日の夜、私、行った方がいいかな、週末アルバイト1人だと大変だよな、とやきもき。店長から連絡があるのを待っていたけど、ない。行くか行かないかを考える時間が嫌で、こちらから確認。明日、アルバイト入った方がいいですか?予定があるので〇時から〇時なら伺えますけど、という感じで。店長、レスは早い。「来てください、お願いします!」とすぐ返信があった。結構スマホ見てるもんね。仕事中も。

翌日アルバイトのないフライデーナイト。一昨日のこと。もうあの店にアルバイトには行かないと決めたから、店長とやりとりする必要が無い。快適だ。いつものように、夜10時にはスマホを機内モードにして寝る。 翌日目覚めて、朝6時半に携帯を見る。びっくりした。昨夜10時半頃、店長から「明日は条件付きで可マークですが、どんな予定ですか?」とLINEが入っていた。夜10時半に翌日の予定聞いてくる?と私にとっては非常識な人だと感じる。ま、10時以降はスマホ見ないから、いつ連絡くれてもいいけど。

いろいろ想像する。2人アルバイトが入ると登録していたけど、どちらか入れなくなったのだろうか。2人入れるなら、私に連絡してくることはないから、そうなのかも。もう行かないと決めた。でも、状況くらい確認して、短時間だけ行ってやろうか。もしアルバイトが1人だったら、その子がかわいそう。など瞬時に色々考えた。

先週末の店長は、体調不良でイライラマックス、最悪な人間だった。けれども、今日は違うかもしれない。行ってやろうか、と考えたけど、やめた。人間、しかも成人男性が、先週最悪で、今週改心してることなんてありえない。あぶない、あぶない。なんだか、モラハラ受けてるけど、今回は大丈夫かも、なんて考えて元さやに戻ってしまう女性の精神状態を経験した気分。

彼の店がどうなろうが、知ったこっちゃない。私を傷つける人間には近づかないこと。しかし、彼は人のマネージメントができない。経営者としては致命的。

アルバイトのこと、総括

せっかくあんな苦しい経験をしたのだから、総括しておこう。

本当に、久しぶりにあんな嫌な言葉を浴びせられた。いわゆる、モラハラ、だった。今、自分を傷つける人には近づかない、と強く心に決めた。

そして、凄く久しぶりに、あんな人間性を疑う人物と仕事をしたこと。そのおかげで、私はいかに素敵な人々に囲まれているのか、と再認識して、感謝の気持ちが溢れている。これは、あの極悪店長Tのおかげである。闇があっての光。光に包まれていることが当たり前だと思いかけていたから、闇に感謝。

これは書いておきたい。店長Tが自分の責任を果たさず、全部アルバイトスタッフに責任転嫁して叱責してきた時、私の身体が重く、動かなくなった。怒鳴られているのだから、素早く動かなくてはいけないのに。頭ではそう考えているのに、身体は、スローモーションの様な感覚に陥った。あぁ、こうなるんだね、人間って、と思った。私の身体が店長を拒否していた。感情に任せて人を怒鳴ることって、効果がないどころか、人を動けなくするんだね。

私の耳に店長の叱責、怒鳴り声(一応抑えた感じのボリュームではある)がしっかり届いているということは、目の前にいるお客様の耳にも届いていると思う。それが想像できないのかな、そんな店、私は二度と行かないけど。

私はこれを、子供に対してしていないだろうか。していると思う。感情的に、子供を怒ったこと、何度もある。愚かだった。それに気づかせてくれたのが店長T。感謝した方がいい。

Tと仕事をして学んだこと。自分の機嫌を取れない大人は、手に負えない。距離を置こう。そんなタイプの人間に私は影響されない。Tは自分で大学生アルバイトに語っていたけど(私は塩対応だから話して来ない)、疲れすぎていて?よく眠れないらしい。この繁忙期に寝不足なんだもの、そりゃ、モラハラ店長になっちゃうわけだ。自分の体調管理をすること、とても大事。人の上に立つ、人を使うのであれば、体調管理はマスト。これ出来てないと全部崩れる。

ダブルバインドの苦しさ。何やっても何か言われる。前に先を読んで準備をしろ、と言われるからそうしたら、先走るな、と言われる。指示だしをする人間は、信念を持って、ぶれないことが必要。でないと、部下は苦しい。優先順位がつけられないとビジネスは成功しない。決断力も大事。ちょっと先を見て、断る勇気がないと、全部中途半端になる。

Tは、趣味繋がりの友人、知人が多い人だ。思うのだけど、忙しめの仕事を共にすると、人の本性とか、能力がダダ洩れる。楽しいだけの時間、趣味を共に過ごす、というのは誰とでも気持ちよくできる。リラックスして、適当に会話したらいいから。仕事は違う。仕事で関わるということは、能力がない人とチームになると、めちゃめちゃストレス。私、本当、個人事業主向きだ。Tは仕事で関わらなければ、別に悪い人間ではないのだと思う。ただ、マネージメント能力が無く、経営者としての資質がないだけ。

とても、よい学びだった。まずは、私はハスちゃんカメちゃんに対して、Tの様な人間にならないこと、気を付ける。それを学べただけで、大収穫ってことにしよう。

アルバイトのことー辞める

昨日もアルバイト先の店長Tのことは書いて、出勤したのだけれど。嫌な事があっても全てネタにしてやる、と思いながら、そして、あの店はTの店、彼があの場でのルールだよ、と自分に言い聞かせながらお店へ入った。

始めは週1ならやれるかな、と思い、昨日の出勤前の時点で月1か多くて2なら耐えられるかな、と思っていた。そして昨日働きながら、もう二度とこの店には来ない!と決めた。結構早い段階で。だから、昨日お店で起きた嫌な事は全てメモって来た。嫌な事があっても、メモることで、不思議と笑顔になれた。

ビーチ沿いのお店だから、夏は水着で来店されるお客様が多い。昨日、見事な入れ墨が上半身に彫られた男性がいらっしゃった。もちろん一目見て、その筋の方かな?と感じた。Tもその男性を見たのだろう。急に「ちゃんと対応してください」と声が飛んできた。私、瞬時にその意図を理解して、苦笑してしまった。本当にTって小さい。相手を見て態度を変えるタイプ。私、苦手なんだよね、そういう人。

私は、まだまだ経験の浅いアルバイトだけど、どんな人に対しても、自分ができることをしようと思っている。子供でも、若者でも、著名人でも、入れ墨入っている方でも、私は変わらない。だから、Tの「ちゃんと対応してください」がめちゃくちゃ私に突き刺さった。邪魔。本当に邪魔。

その男性、入れ墨入ってるだけで、普通に感じの良い方だった。でも少し入れ墨のことも気になりながら、お会計、お金を頂く、おつりを準備、と、お金を触るところは得に集中して動いていた隙に、新たなお客様がすーっと店内へ。私はそれに対応できなかった。入れ墨男性にレシートとおつりを渡そうとしたら、Tが「お客様対応して!声かけて!」と怒鳴る。慌てて大学生アルバイトが声をかける。

「しっかりしてくれないと、こっちが全部やらなきゃいけなくなるんだよ!」と怒鳴るT。「お客様におつりをお渡しするタイミングでしたので」と言うと、「声くらいかけられるだろう!」だって。結果、私、入れ墨男性にレシートは渡した記憶があるけど、おつり50円を渡したかどうか、記憶がない。。。そっちの方が問題だと思うんだけど。ぼーっとしてて声かけれなかったなら怒られても納得だけど、こちとら入れ墨男性の接客を誠心誠意でやっとんじゃ!新たな客への声かけは、入れ墨男性へおつりを渡し終えてからでよくないか?優先順位をつけろ!全部完璧にはできんわ!

私もTも知っている女性が来店して、Tがキッチンに立っているところを初めて見て「かっこいいじゃん」的なことを言った。そしたら、「働いてる時の僕はかっこいいんですよ~今かっこよくなかったら、ダメですよね」的な事をTが言って。働いていない時はまだマシ、だけれど、働いてる時のあなた、人間として最低です、と心の中で言った。

オーダーが準備できたら、ピピっとならせる札がある。お渡しした札の番号がオーダー表に書いてある。Tが19番の札鳴らして、と言った。はい!と走る。そしたら、14か?19か、知らんけど、とTが言う。何それ?と憤慨しながら、オーダー表を見に行く。「ちゃんと見て!」とTが言う。お前がちゃんと見ろ!と心の中で怒鳴った。もう勘弁してほしい。

私のTへの軽蔑レベルが上がっているのが伝わっているのか、Tが私に直接話しかけないで、大学生アルバイトを通じて、指示を出してくるのが、ちょっとおもしろい。伝言ゲームか。そして、その大学生アルバイトに伝えている内容、私にも聞こえていて、直接言えばいいのに、と大学生アルバイトの子に申し訳なく思う。直接話しかけづらいオーラを私は出してしまってるんだろう。。。だって、軽蔑してしまってるから。

1つずつ入ったオーダーを準備していく。ドリンクを準備するのはアルバイトスタッフの仕事。3つ先のドリンク準備まで、やることはない。だから洗い場へ行き、溜まった洗い物をしていた。そしたら「洗い物するな!次のバナナジュースの準備して!」と言われた。まぁ、そう言うならその通りにするけど、3つ先のバナナを今準備するのは早すぎる、と感じた。熟練大学生アルバイトに、今バナナ計量したら、早いよね、色変わったら嫌だし、と確認したら、そうですね、と同意された。

それを聞いていたTがカチンと来た様子で、「皮着けたまま切っておけばいいじゃないか、できることをやっとけよ!」と言う。皮をむいてから計量しないといけないのに、この人何言ってんだろう、と、この時点でTの精神状態がヤバいのは感じた。もう、ストレスのはけ口となっている、私が。こっちに口出ししてこないで、自分のことに集中してくれ!と思った。本当、邪魔でしかない。

人気メニューのフライドチキンに粉をつけていた。箸を使っていたら、「何箸なんか使ってるんだよ、手でやれよ、家庭料理ならそれでいいけど、ここはスピードが重要なんだよ」ともうこの時点では指示ではなく、大きな独り言を言い放つ感じだった。いやぁ、一応ここお金もらって食事を提供するのだから、家庭料理よりも丁寧にやりたいですけど。そんなに忙しいタイミングでもなかったしなぁ、とまた心の中で反論。何をやってもTの逆鱗に触れる、だいたい理解できない、納得できない私。

2つ、3つ、値上げしたメニューがあった。その情報、お客様がみるメニュー表には変更してあるけど、スタッフがみる手元のメニュー表には変更されていない。値上げしたメニューをお客様が注文したタイミングで、「〇ちゃん!そのメニュー値段変わってるから注意して!」とTが大きな声で囁く。お客様にもちろん聞こえている。そういう大事な情報は、朝のなんちゃってミーティングで伝えようよ。価格変更してます、確認してください、と。

今までは無かった、バニラアイス、をお客様が注文された。ベテラン大学生アルバイトに確認したら、バニラアイス、というメニューはありません、と言う。その瞬間Tが大きな声で、前のメニュー見て!と言う。お客様をお待たせして、お客様用のメニュー看板を見に行く。あった、バニラアイス追加されている。お客様に誤りながら、注文を受ける。そしてTの吐き捨てるような言葉。「メニュー表確認しとけ、って昨日言っただろう!」もうこれはスルーに値する暴言だと思った。メニュー追加、価格変更、お客様に影響する重要事項は、開店前に出勤したアルバイトには必ず直接伝えるべき。お客様用のメニュー看板だけに変更を加えて、その都度ささやき女将みたいに伝えてくるの、やめて欲しい。しかも、それを把握していないスタッフに、看板ちゃんとみとけ!って言うの、やめて欲しい。お前が伝える義務を放棄しているだけだ。

「返事がないと、キッチンの雰囲気悪くなるんで」と開店前のなんちゃってミーティングで言うお約束のTのセリフ。じゃなくて、そうじゃなくて、もっと重要な伝達事項あるじゃん、マジ無能!と私はもう二度とこの店には来ないことを決めた。

スタッフのシフト管理もずさんだから、誰がいつシフトに入れるか登録しているのも分かりづらい。紙でシフトが存在しないから、全然シフトを入れなくても、疑問に思われることがない。私は、月1だけ入れていた8月のシフトを削除した。で、十分人が足りている日に2日だけ、条件付きで入れるかも、という登録をした。この条件付きにしておけば、やっぱり働けません、と言えるから。そして9月は完全にフェイドアウトしよう。

杜撰なスタッフ管理のおかげで、うまーいことフェイドアウトできそうだ。ありがとうT店長。

アルバイトのこと

今年度、ハスちゃんが県外の高校に進学し、寮に入った。カメちゃんも中2。親の出る幕少なし。子どもに関わることが少なくなってきて、寂しく感じた。カメちゃんに、私を置いてかないでよ~なんて心の声を発する自分に気付いた時、まずい、これか、子離れできない親の心境は、と気づいた。そんなこんなで、自分の人生、子供以外との世界をまた取り戻してゆこう、と思った。

子供が未就学児だったころは東京でバリバリフルタイム勤務していたのだけど、ハスちゃんが年中の時に退社して以来、フリーランスとして仕事をしている。子どもの色々、体調不良、学校行き渋り、不登校、にも柔軟に対応できたこと、やはりフリーランスになってよかった、と思っている。

子育てが落ち着いてから思うのは、私、本当に子育てに集中してきた10年?だったな、と。シングルマザーだから、全てワンオペ。仕事が自分でコントロールできるからできる子育てだった。でも、子育てに全集中してきたから、本当それしかない。それ、を何とか生かそうと思い、文章を書き始めた。それは置いておいて。

フリーランスで在宅勤務は、通勤時間ゼロであることがメリット。そして、全く家から出ないで仕事ができるので、子供関係の人以外との出会いがないことがデメリットだと思った。外へでよう。外界で人に会おう、たくさんの人に会って、話したい、と思った。

そこで、接客業、のアルバイトをすることにした。それならたくさん人に会える。家から近い飲食店で働けることになった。ラッキー。ビーチ沿いにあるお店で、海好きの私にとっては気分が上がる。

面接に行く。まず、履歴書いらない、と言われて驚く。気軽でいいな、とその時は思った。そこで、店長Tの人事関連のゆるさ、は感じたけれども、ここまでとは。。。履歴書いらないの楽だけど、そういうのちゃんとしない人って、こうなるよね、というデメリットの方が大きいことに気付いた。店長Tは私の居住地も知らない。LINEでつながっているだけなのだ。緩すぎる。

店長Tのこと。仕事で誰かとリアルに会って、共に働くという経験を長らくしていなかった私は、最高権力者であるTに、経営者として欠けている資質がえらそうにも目について、困っている。それがストレスになるから。こっちが働きたいと行って雇ってもらっているのだから、嫌だったら辞めよう、と思いながら今は働いている。週1以下の頻度だけれども。それ以上は、難しい。ストレス溜まりすぎる。

Tは、人の管理が苦手。アルバイトのシフト管理、配置、は、ずぶの素人で誰も雇っていない私がみても、ヤバいクオリティ。まず、アルバイト初日、LINEでこの日来てください、と連絡があり、その他何の情報もなく伺った。びっくりしたのが、10時~16時まで、休憩ZERO分だったこと。今までちゃんとした企業でのアルバイトしかやったことなかったから、3時間働いたら15分休憩、とか、まかない食べる時間、とかがちゃんと設定されていた。

休憩中に読もうと思って本まで持参していた私は、驚いた。6時間、ノンストップ勤務。小さいお店だ。スタッフ休憩室もない。ずーっと立ちっぱ。座れない。それはいい。水は各自、適宜補給するのだけど、何も食べないで夕方まで働く、はもう今の私には辛すぎる。2時くらいにお客様だれもいなくなっても、休憩はない。次のバイトの日からは、お手製レモネード(梅エキス入り)を持参して何とかしのいでいる。このお手製レモネードの威力はすごい。これ飲んでるだけで、かなり楽になった。こういう劣悪な環境での気づきもあるもんだ。

シフト管理ができないエピソード。翌月のシフトは、TからLINEグループに通達がきたら、アルバイトに入れる日を大体15日~20日前くらいにスケジュールアプリを使って入力する。夏が繁忙期、だというのに、その通達が遅い。人が足りるか気にならないのかな、と心配になる。

しかも、アルバイトスタッフが入力した予定を直前まで確認していない様で、今週日曜日、誰か入れませんか?みたいな連絡が来たことがある。もう1か月弱前にアルバイトスタッフは自分の予定を入力しているわけで。結果誰も入れない。それを受けてのTのコメントが秀逸で、「日曜日忙しいのはわかっていますよね?それなのに誰も入れないなんて、お店を閉めてしまおうか悩んでいます。」吹き出してしまった。勝手に閉めたらえーやん。笑

挙句の果てに、「これからは、もっと早めに予定の調整をお願いします」だって。じゃなくて、あなたがみんなが登録したスケジュールをもっと早く確認して、人がいないところは手を打ちましょうよ、と提案したかった。そして、「とはいえ、今回のことは自分にも責任があると思うので、今後は気を付けます」みたいなメッセージ。自分にしか責任はないぞ!と私は思った。

休憩がゼロ分の話。 何も食べないで働き続けると、もうエネルギーが枯渇してくる。意思とは関係なしに、身体が動かなくなる。もう若くないのよ。何とか動くけど、声が出なくなる。出したつもりが、蚊の泣くようなボリュームの返事になっていて、Tに怒られる。「ちゃんと返事してください!返事がないと伝わってるかわからないから!」と。結構強めに言ってくる。

この店ではTが正しい。基本のスタッフ管理ができないくせに、どの口が言うんだ、と心の中で毒づきながら、元気に「はい!」と返事をする。この理不尽な感じ、なつかしいなぁ。でも、ストレスがたまる。オープン前のなんちゃってミーティングでも、毎回「コミュニケーションをしっかりとっていきましょう、しっかり声だして返事してください、返事ないとキッチンの雰囲気悪くなるから」と言う。これ、私に対して言ってるな、と気づいて、苦笑しながら「はい!」と答える。キッチンの雰囲気悪くしているのはTだから。よく恥ずかしげもなく、自分がどんな悪影響をこの店のキッチンに及ぼしているか理解もせず、こんなこと言えるな、と苦笑。

大学生の若いベテランスタッフは、このTの発言を素直に受け止めているのだろうか。怖すぎて、確認はできていないけど。私への当てつけだと私は感じているTの発言を聞いた瞬間、大学生スタッフの顔が少しひきつる。いい子なんです。私の方をちらっと見て、大丈夫ですか?みたいな顔をしている、気がする。大学生スタッフとTの話をする気はない。彼女はTとうまくやっているから、それに水は差さない。Tの愚痴なんて話す価値もないのだ!

昨日一緒に働いたアルバイトのYさん。初めて顔を合わせた。この店のアルバイトは全員いい子。すごくいい子。そこが恵まれている。Yさんとは、初めてTについて少し話した。14時過ぎたらお客さんがパタッと止まった。そうなったら、Tは店の外へ出ていく。タバコ吸ったりね。スタッフに休憩をさせるという意識は全くないみたいで、自分だけ休憩に出る。初めはそこもむかついたけど、今はもういい。彼の店だし。そんな気配りできない人なんだから。それを彼に求める方がおかしい。嫌なら辞めよう。

昨日、ビーチにTの旧友が遊びに来ていて、その人と話してご機嫌になっているTを見て、ちょっとモヤモヤした私が、悟られない様にチクリと皮肉を込めて、「Tさんごきげんだね」と言うご、Yさんが「よかったです、Tさん、仕事中ずっと機嫌悪いから」と言った。うん、同感。あの機嫌悪さはスタッフにとっては居心地悪いことこの上ない。よかった、Yさんは私と同じ気持ちでいるんだ、と感じて嬉しかった。しかしYさんも20代、若いのよ。しかし自分の機嫌を取れない大人って、目も当てられない。あんな大人になるなよ!という半面教師としては、Tはいい働きをしている。笑

Yさんは、私と同時くらいにこの店に入った、新人に毛が生えた程度のアルバイト。彼は、「初めて仕事に入る時、多少のトレーニングがあるのかと思っていたら、いきなり何の説明もなくスタート!」って感じで驚きました、と淡々と言う。同感!「だよね!」と私も応戦。事前に何も教えてくれないから、忙しい中、これは?あれは?とTに聞かないといけない。それがストレス。お互いの。聞いたらTに不機嫌な対応をされる。忙しいから当たり前なんだけど、今聞くな感が満載。でも、Tは「ちゃんとわからないことは聞いてください」と言う。どうしろと言うんだ。聞きたくないんだよ、不機嫌で余裕のないキミに!と言いたい。言わないが。

意を決してTに聞いて、返ってくる返答がまた、分かりづらい。元々、説明能力が低い、言葉が足りない人であるのに、忙しくててんぱってるから、指示が不適格。結果、お客様に迷惑をかけていることに気付いてない。こちらの想像で少し補う必要がある。その想像が間違っている時にまた怒られ、より一層Tは不機嫌になられる。知るか!

言ってること、やってることが矛盾だらけ。 仕事における優先順位がはっきりしてなくて、困る。前にこう言われたから、こうしたら、今回は怒られる、とか。こんな風に注意されたから、こう動いたら、今回は違うと言われる。みたいな。要はその時その時のストレスのはけ口にされている感満載。

暇なときに、少しでもトレーニング的なことをしていたら、忙しい時にスタッフはTに質問しなくていいのだけど。そんな能力はTにはない。暇になったら、自分だけ外に遊びに行くような人なんだから。初日は、今暇なうちにこれとあれと、知っておきたい、とTに質問したけど、「オーダー入った時でいい」と面倒くさそうに言われ、Kという人となりを知るにつれて、もうそんな努力をしようとは思わなくなった。人のやる気を削ぐ資質はあり。

アルバイト初日に炭酸水を作っていて、私の作り方が良くなくて、もっと激しくボトルを振って!と指示された。それはいい。素直に教えて頂いてありがとう、と思う。その後よ。「みんなやってるから!」と冷たく言い放たれた。みんなやっているから、できるよ、ではなく、みんなやってるから、お前もちゃんとやれ!的な響きだった。何というか、もうこの時点でTって一緒に仕事をする人への思いやり、言葉選びができない人なんだと認定した。みんなやってるから、は彼の得意ワード。何度聞いたことか。とっても嫌な言葉だね。みんなできてるのに、あなたは出来ないんだね、という響きがある。なんかやる気削がれる。言い方って大切。

昨日もアルバイトYと私にとって初めて入った注文に関し、作り方を説明しようとしたT。「忙しいから、1回しか言わないよ!」とちょっとした権幕で、余裕ない感じで前置きされ、ピリッと緊張が走る。Tが教えようとしたら、電話がかかってきて、お客様の来店があり、2人ともそちらへ走る。そこで中断。Tは自分でその注文を作っていた。そんなんばっかり。忙しくない時に教えておけ!それが結局は自分のストレス、スタッフのストレスにもなっている、それに15年くらい気づけない男。

大学生のアルバイトを朝10時から使い、休憩ゼロ分で働かせ続け、そのまま夜のイベントに突入するという日。私は13時からスポット的にサポートに入って。18時から夜のイベントスタートなのに、17時半の時点でまだ一切休憩をとらせていないT。「手が空いたら食べて」と言い、お弁当を置いて自分はイベント準備に来ているご友人とご歓談。お弁当食べて休むかな、と思っていたら、大学生スタッフは全然休まない。だって、手が空いたらという状況ではないから。イベント関連スタッフの出入りも多く、いくらでも仕事はある。でも、さすがに18時のイベントスタートしたらもう休憩なんてできないのだから、今お弁当食べておくべきだと思い、新米アルバイトという立場でありながら、「イベントが18時から始まるのなら、今お弁当食べないと、食べる時間なくなるよ」と大学生アルバイトの子に言った。そしたら、あ、休憩してもいいですか、的な雰囲気だったその子に対してTが放った言葉。「そうだよ、イベント始まったら休めないからね、今食べといて」みたいなことを言った。おいおい、私が休憩しろと言わなければ気づいてないだろう!とどついてやりたくなった。

18時からのイベントスタート、最終準備でTがイベントスタッフと打ち合わせをしようとしたところにお客様から電話で、テイクアウトの注文が入る。電話に出た大学生スタッフから、その旨がTに伝わる。Tの反応が、信じられなかった。「なんだよーこんな時にやめてくれよーもう本当かんべんしてくれよー」とか言ってる。大学生スタッフ、狼狽える。そんなん言うなら断ればいいじゃん、変な人、と思ったら、まさかの「OKして」と言ったT。めっちゃつべこべいいながら、テイクアウトの準備に向かう。今やるべき事に集中することを知らないんだ。

なんか、イベントも本業の飲食も、グダグダ。本人曰く、断れない性格、らしいのだけど、それって、やさしさ、みたいなニュアンスで本人は思ってるのかもしれないけど、ただ、優先順位がつけられない、決断力のない男、ということですから。かっこ悪いったらありゃしない。あんなん見て、みんな何とも思わないのだろうか?私は心底軽蔑してしまっています。

まだお店が満席になっていない状態で、かなり余裕が無くててんぱってるTを見て。大丈夫かな、と不安になる。キャパが狭いのね。どう頑張っても、できることは限られているのに、そんな慌てなくても、と思う。その店のトップがそんな感じだと、雰囲気悪くなる。けど、Tはそんな私を見て、もっと機敏に動け、先を読めと言う。指示ではなく、悪口のような言い方。でも私はミスしたくないから一つ一つ丁寧にやりたい。それがスピード感に欠けると思われる。先を読めって注意されたから、時間がかかるエスプレッソの抽出を注文が入った時点でやったら、「今の何?注文入ったの?先回りされ過ぎると何やってるのか分からないからやめて」と言われて。もう呆れた。もう、知らない。

ここまで書いて、今日もこれからTのお店でアルバイト。また書いてやる。ネタゲットに行く、という心持ちで臨みます。


ハスちゃん大爆発

夏休み、ハスちゃんが寮から帰ってきて。大事件。私が巻き起こした大事件。

私とハスちゃんは、一緒に暮らすのに適さない人間なのかと思う。お互い、離れて暮らすことが、結構快適だったのだと思う。大切に思っているけど、離れている方がいい感じ。その感じに慣れていて、夏休みがやってきた。

ハスちゃんが家にいると、まぁ、嫌なところが目につく。そして、彼女は私のいう事を聞かない。食事の時に、コップに水を入れてね、と言っても、後で、とか、今は飲まない、とか、言う。いや、入れて!それくらいして!となる。

冷静に考えると、客観的にみると、どうでもいい、放っておきなよ、という些細なことでイライラ、イライラ。人に指示されることが苦手なハスちゃんも、イライラ、イライラ。

ハスちゃんはカメちゃんに対して大変厳しい。カメちゃんが何か質問すると、ま、しょーもない質問なんだけど、かなりの塩対応。それに対して私がカチンとくる。もう少しやさしく、というか、普通に返事をしてくれる?といちいち言う。

正直、ハスちゃんがいないほうが平和だ。でも、それを口に出して言うのは良くない。でも、言ってしまった。そんなのが続いて、昨日ハスちゃんが爆発した。久々の爆発だ。

爆発を起こした原因は私。やってしまった。

我が子だからって、思った事をそのまま言っていたし、ストレスを感じることも彼女にぶつけたし、とっても傷つけてしまった。

大切な人なのに、私は何にも役にたたないから、ここに帰ってきて毎日泣いている、と言わせてしまった。反省。

私は一体なにをしているのか。。。

自分の愚かさ、未熟さを、見せてもらった。やはり子育ては、人を育てるなぁ。なんてのんきな事を書けるのも、一応、自分の非を誤り、一回リセットしてやり直しさせてください、とお願いして、なんとかそれを受け入れてもらった感があるから。

あぁ、本当にやってしまったよ。久々に。

今日からハスちゃんは、アルバイトへ行った。アルバイト先では、指示されることばかりだろう。どう感じるのだろう。やってみて、どうなのか、どうしたいか、考えたらいいね。親以外の人とのかかわりで、彼女は成長するのだろう。

家庭科支援

今年の冬くらいから、カメちゃんが通う小中学校の家庭科支援に伺っている。

とても楽しい。

調理、ミシン、手縫い、色んな活動があるのだけど、30人強の生徒たちの活動を一人の先生がみるなんて、大変すぎる。というか、いわゆるムリゲー。

家庭科では、先生が指示したことを難なくできる子が2割くらい?周りをきょろきょろ確認しながら、まぁ、大丈夫な子が2割。ちょっとサポートしてあげたら出来る子が4割、しっかりめにサポートする必要がある子が1割、がっつりマンツーマンで見守らないといけない子が1割弱、という感じ。

もし、家庭科の先生一人で、私達がサポートに入っていなかったら、2割の子は何もしないで終わってしまう。それを感じる。だから、とっても楽しい。

ある5年生の子。玉結びが小さすぎて、せっかく波縫いしたのに、最後玉留めする時に全部抜けてしまった。。。この子は、しっかりめにサポートしてあげないと、作業が進まないタイプの子だった。でも、サポートすると、ちゃんとやる。波縫いをしている様子を見て他の子のサポートしていて、また戻ったら、フリーズしていた。糸が抜けたから。

先生は、クラス全員が波縫いして玉留めしたら休憩しましょう、と言っている。この子、今ゼロ地点。私が急いで玉結びして針に糸を通し、「波縫いしよう。2回だけ、そして裏で玉留めするよ」と声かけると、その子はさっと針を持ち、縫い始める。そして意外と手つきはいい。布の持ち方とか、針の動かし方なんかは、上手い。そこがアンバランスな感じで違和感を感じた。

もちろん玉留めで手が止まる。玉留めのやり方を伝えて、やってもらう。「できた!できたよ」とホッとした。なんとか、みんなに追いついた。

先生が「みんなできましたかー?できるようになった!自信ある人?自信はないけど、できたひと?」と声掛けする。横の男の子は、反応しない。だから私は「ねぇ、あなたできたよ!」と伝えた、そしたらその男の子は元気に手を挙げた。

なんというか、やればできる、結構手つきもいい、けれども、ちょっと声をかけてあげないと、動けない、みたいな子だった。この子私がいなかったら、ゼロ地点で家庭科終わってたな。。。と思うと、なんとも幸せな気分になれるのでした。

やさしさ

ある親子と半日一緒に過ごして思った事。

友人の子は、ほぼ不登校、ゲーム依存に陥っているようで。口数は少ない。話しかけたら反応はしてくれる。笑顔はない。何か言ったかと思ったら、良くない言葉が多い。

正直、私はこの子と半日一緒にいて、疲れてしまった。何というか、この子は私に対してはいい子、であるのだけど、幸せではないオーラを発しているから、私は気疲れしてしまった。こんな風になってしまっているの、何とかしてあげたいけど、でも、何にもしてあげられないのが現状。だって、その子の母親から助けを求められていないから。。。

友人が、うちの子はツンデレなのよ~と、笑顔も愛想もない息子について言った。カメちゃんが「ツンデレって何?」と聞いた。本当は優しい気持ちがあるのにそれを隠して、暴言を吐いたりするのよ~みたいなことを友人は言った。

しばらくしてから、カメちゃんが「この子がツンデレなのは、お母さんがやさしいからだよ」と言った。これカメちゃんからたまーに言われるんだよね。傍若無人に振舞う同年代の子を見て言う。お母さんがやさしいから、あんなふうに出来るんだよ、って。「俺、ママ怖すぎてできないもん」だそうだ。苦笑。

カメちゃんの本心であろう。はい、そうでしょう。「やさしい」という単語の使い方には少し物申したいのですが、確かに私は厳しい。本当のやさしさ、とは何かを教えたやりたいわ。

親子関係があまりうまくいっていない、子どものことで色々悩んでいる親子に当てはまりそうなこと、「ダメなことはダメ」を言えていないことが多いのではない?

命かけて、体張ってもそこは許しません!ダメです!を幼いころから貫いてきてたら、大変なことがあっても、結構スムーズにいく。要は、子供になめられたら、子育てが難しくなる。

カメちゃんに、「お母さんがやさしいからあの子はツンデレできる、と言ったけど、そのやさしさは、本当のやさしさ?ダメなことはダメという厳しさがないと、本当に子どもを幸せにはできないと思うんだけど」と話したら、うんうん、とうなずいていた。

友人には「カメちゃん、どうしてそんなにあなたのいう事を聞くの?」とうらやましそうに聞かれた。「これが普通だからよくわからないけどー」と答えたけど、本心は、幼いころからの積み重ね、私達親子のヒストリーがそうさせてるんです、だった。言わなかったけど。

カメちゃん大人気

旧友が体調を崩していて、ちょこちょこ会いに行っている。

その友人は小1と小6の男の子がいて、とてもやんちゃで人懐っこい。カメちゃん連れて行ったら絶対仲良くなるだろうな、楽しいだろうな、と思っていた。それがこの週末実現して。

カメちゃん、もう中2だから、さすがに少し仲良くなるの時間かかるかな、と思っていたら、会った瞬間「なんかする?」と話しかけてて。

外で遊んでたかと思ったら、中に入ってきてオセロしたり。急にtsutaya行くと出かけたり。夜は日帰り温泉へ行ったり。とにかく1日中べったり遊んでいた。

小1と小6の男の子 、別々に「ねぇ、帰らないで、ここに住んで」と言われていたカメちゃん。カメちゃんは、嬉しそうに笑いながら、「えー、俺あっちにも友達いるからなぁ~」と答えていた。

私は嬉しかった。