どんぐり倶楽部のすごさ

ハスちゃんは6年生。どんぐり倶楽部でいう、最終仕上げの大切な年。私の対応が悪くて、どんぐり問題したくないという2週間を経ての今。今は、最後の大切な年、あなたが一生使える思考回路を作る最後のチャンスの年、その思考回路を作るための唯一と言っていい方法がどんぐり問題を解く事、だから本気で取り組もうという空気が出来てきた。

カメちゃんが公民館の将棋教室に参加している間、図書館でハスちゃんはどんぐり問題に取り組んだ。

問題を見て、「ママこの問題おかしいよ」という。問題を読むと、確かになんだか変、答を出すための情報が足りてないと私も感じた。ごくまれに問題にミスがあることがあるからインターネットで検索してみたら、難問ではあるけれども全国のどんぐらー達が取り組んでいてミス問題だとは書かれていない。

ハスちゃんに、この問題おかしくはないみたい。だからとにかく絵を描いてみようとだけ伝えた。私自身、この問題変?という思いが抜けないながら、ハスちゃんは絵を描いた。そして、ママできた!とハスちゃん。答はあっていた。

ハスちゃんに、どうやったらわかったの?と聞いたら、絵を見ながら説明してくれた。けれどもその説明が理解できない私。苦笑。ずいぶん前、4年生くらいの時に抜かれたなぁ、超されたなあと感じた思考力だけれども、まざまざと突き付けられた。どんぐりすごい!すごいのだ。

私はどんぐりすごいと思うけど、私自身はどんぐりをして育たなかった。普通に宿題をし、受験をし、興味のあることは勉強もした。成績はいい方だった。でも圧倒的にハスちゃんの思考力には適わない。宿題もしていなくて、放課後は自由、習い事もなし、それでこの力。圧倒的で感動的。

絵を描くこと、目で考えることの素晴らしさを再確認した日。そしてどんぐり倶楽部にであえたことに至上の幸福感を感じた日。あぁ、少しずつでもどんぐり倶楽部をみなさんに伝えたいと思っています。