クラスの困っている子

子どもが産まれて子育てをしながら、たくさんの貴重でありがたい情報を目にしてきた。その中でも、同じ状況を周りの大人の捉え方でこんなに違いが生まれるのか、と衝撃だったのが、 『困った子』はいなくて、『困っている子』がいるだけ」 ということ。困った子と捉えず、困っている子と考えるだけで、全てが変わる。

ハスちゃんのクラスの女子、ちょっと衝突が多い。喧嘩が絶えない。そんな中、この記事を読んでずーっと疑問に思っていたことがすっとした。

著者が書いている教員から見て困った子の2例、
他の子どもに攻撃をして孤立してしまう子どもすぐにふてくされる子ども

この2例、ばっちりハスちゃんのクラスメートに当てはまるからびっくり!!!この2例に当てはまる女の子が、絶えず衝突しているのです。

ひとりは、普通は言ってはいけない感じることを口に出し、やってはいけないと感じることをやる。びっくりするような言動、乱暴な行動が多い。

私はその子を気が強い乱暴な子と認識していました。でもこの記事には、”そういう行動を取ってしまうことにはさまざまな要因がありますが、親の育て方の問題などではなく、相手の気持ちを推し量る能力がただ欠けているだけということもあるのです。”と書いてありました。

もうひとりの、すぐにふてくされる子は、ネガティブで、すぐにふてくされてしまう……。どうせ〇〇なんて、と殻に閉じこもる、扱いづらいタイプの子。そういう子は、”単に、なかなか納得できないというだけのこと。教員が良かれと思っているように、子ども自身も自分の考えを強く信じているのです。 “と説明されている。

2人とも、困っているんだね。わかりやすい障害だと周りに理解されやすいけど、性格や、ある特定の能力の欠けって、一部の専門家以外には理解できない。そんな中、二人はとても困っているね。周りの大人がその二人をさらに困らせていることもあるかもしれない。

ハスちゃんにこの記事を読み聞かせることができて、よかった。