ロープレ練習会に参加していると、もう合格して資格をとったけど、実務で使えてなくて、自己研鑽のために練習、という方がたまにいる。
国家資格にもう受験している方だから、もちろんある一定ライン以上のレベルであることは間違いないのだけど、国家資格ホルダーのレベルのグラデーションはなかなか幅広そうだなと感じた話。
前置きとして、私はまだ国家資格に合格していない、一受験生なんですが、だから、どの口がゆっとんねん!と自分でも突っ込みながら、これを書く。ただただ、感じたことを書く。許してください。
ある国家資格ホルダーのAさんと練習したときの話。ホルダーのレベルのグラデーションも幅広だけど、受験生のレベルのグラデーションといったら、それはそれは幅広くて。ここだけの話、クライエント役ができてない人がいて、うーん、なんというか、架空の役を演じるわけだから、ちょっと辻褄あってなかったり、言ってる意味が?となったり。でも、実際にはそういう相談者もいるだろうから、勉強勉強、と思ってくらいついていくんだけど。クライエント役が下手な人って、キャリコン役をしてもイマイチ、という印象は否めない。
そんな中、資格ホルダーの方だとおかしなことにはならない状態での練習、最低レベルは保証されるというか、だから安心はできる。
Aさんは、常に低姿勢だった。私はホルダーさんへは先輩としての敬意を払いながら、胸を借りるという感じで練習させて頂く気持ちでいるんだけど、Aさんはまだホルダーでもない私から学ぼうという姿勢をすごく感じた。なんでも、資格合格してから全然ロープレしていないから不安、というのと、合格したのもラッキーだった、と思っているようで。自分にスキルがないと自覚されている感じだった。
初め、クライエント役をしていただいて、私がキャリコンをした。とってもほめて頂いて、中でも要約を入れたことにすごく驚かれていた。Aさんは「私は要約ができないから」と仰っていた。やっていないだけ、練習されてないだけですよ、と私は言った。練習したら誰でもできるんじゃないかな、とは思う。私はラッキーなことに、講座のロープレ講習で要約という技法を教わって、それを使う練習をしてきた。その技法の有効性もロープレ練習の中で感じてきた。他の養成校の方たちは、要約を練習しないんだろうな。
私がロープレと口頭試問を終わった後、Aさんが「ちなみにこのクライエントの相談内容の見立てはね」と話してくれて。〇〇と、〇〇と、〇〇かな、と3つくらい言われてことが、私が感じた、このクライエントが改善したらよさそうだなと思うところと一致していてホッとしたんだけど、そのあとAさんが放った言葉に体が硬直した。「私、わからないから、このロールプレイ設定をAIに読ませて、問題点を挙げてもらってる」
でたー、AI。またAI。いや、いいんだけど、みんなAIすごい使うね。ちょっと安易に使いすぎな感が否めない。
あのですね、ロールプレイの設定を読んで、キャリコン視点でのクライエントの問題点、問題点というのは好きじゃないけど、改善したら悩みが和らいだりするんじゃない?という改善点という意味での問題点くらい、自分で把握できないとダメじゃない?と思ってしまって。すみません。失礼ですよね。もちろん、相手には伝えません。心の中の声です。
練習だとAIに頼って問題点を挙げてもらって、それに沿って面談をなんとなく組み立てるみたいなことができるのかもしれないけど、そんな状態だと、本当の面談は受けられなくない?AIいないよ。
自分は問題把握が苦手だとわかっているなら、AIに頼らずそれができるようになるトレーニングを積んだほうがいいし。答え合わせでAI使ってるだけなのかな。それにしても、そういう状態でも国家資格に受かることができるというのがちょっと引っかかったところかな。ある程度のレベルの担保にはなるけど、ホルダーの中のレベルの差はすごくありそう。そしてラッキーで受かった人もいるということ。
Aさんは、とても勉強熱心で、私からも学ぼうとされていてそこは直に尊敬できる方だと思った。けれども、ロープレ後の質問も、的外れまではいかないけど、まるで養成講座でロープレ学び始めました、という人がするような質問をされていて。私は正直、そのレベルで資格ホルダーなのか。。。とびっくりしたのであった。
私は、国家試験に合格したら、2級技能士をとる。決めた。
