カウンセリングにおいて、自己一致ってもしかしてこういうこと?という感覚を得たという話を書いたばかりなのだけど。今日、キャリコン講座仲間とマンツーマンでロープレ練習をした時に、やっぱりそうなのか、という気づきを得たという話。
私は実技試験が14日。講座仲間のNさんは今週末が試験。試験目前のNさんからまずキャリコン役をしてもらった。リクエストの大学生役。Nさんは講座中のロープレ実習の時から、人並外れた共感力を講師が絶賛していた人。実習の時は3人グループに分かれて練習するから、毎回彼女のロープレを見ていたわけではないけど、1回は同じグループで練習した。 実習中から安定したロープレを見せてくれていたという印象。
大学生役をしてみての感想。序盤、学校が楽しくない、学んでいる内容に興味が湧かない、大学を辞めたいと思っている、という相談だったのだけど、辞めたいという気持ちを伝え返しはしてくれたものの、その後すぐ、学校外の活動のことを聞かれて、あれ?と思った。まずは学校のことを話したいな、と思った。それ以外は、そんな違和感がなく進んだ感じはあった。
ロープレ後、Nさんが、質問が唐突だった部分があったかな、と感想を言ったから、序盤の所、大学の話をしたかったけど、学校外のこと聞かれたのはちょっと違和感感じました、と伝えた。そうしたら、そこそこ!やっぱりそうよね!と分かっていたみたい。しまった!と思ったらしい。やりながら。
「何で興味がないの?って本当は聞きたかったけど、興味が無いって言ってるから、もうそうなんだと納得してしまって。あと、自分の聞きたいことを質問するのはダメだと思って聞けなかった。」と言った。私は、興味が無いのがどうしてなのか、というところ、は聞いていいと思う、むしろ聞いた方がいいのでは?と話した。Nさんは、なぜ?どうして?と詰問してしまう感じになるのを避けたいし、それはダメだと講師の先生が言っていた記憶がある、と言った。
Nさんと色々対話してみて、要は「聞き方」だよね、という話に落ち着いて。そして「本当はね、クライエントの話を聞いてね、どうしてなの?なんでなの?と聞きたいことがたくさん浮かぶの。それを押し殺して、ただただ伝え返しして、感情に寄り添う、と思ってやっている」とNさんが言った。状況確認が抜けている、できていない、ということを言っていた。
自分の中に湧き出る興味や疑問を押し殺して、というところが引っ掛かって、私が今なんとなく感じている自己一致ってこういうこと?というところに関連することのような気がしたから、「Nさん、それって自己一致できてないってことじゃないですかね」と言った。そしたら、勉強熱心なNさん、ハッとした顔をして、何かに気づいた感じだった。
Nさんはもうすでに、クライエントの発言をしっかり聞いて、言語的追跡をしながら、誰にも真似できないレベルで承認する、ということが出来ている人だから、そこに、クライエントの発言を聞いた上で湧き出る聞きたいこと、は素直に聞いたらいいのでは?と言って、Nさんは、それってやっていいの?今までやらないようにしてたんだけど、と。でも、今までロープレをやって感じてたなんだかふわふわっとした捉えどころのない感覚は、自己一致してなかったからなのかも、と言ったので、大学生の相談のロープレをもう一度やってみましょう、と提案した。今度は、自己一致させたキャリコンNさんでやってみて。練習なんだから失敗してもいいじゃない、とやってみた。
そうしたら、もう、しょっぱなから、Nさんの雰囲気が違う。1回目とは何かが違う。自然体、というか、力が抜けている、いわゆる無構え、という感じなのかな。もちろんクライエント役として1回目よりも話しやすかったし、大学を辞めたらどうするかを考えないと、という所までは整理してもらえた。
1回目と2回目の差は歴然だった。やっぱり、自己一致って、そういうことなんだろう。自己一致は、重要。
結局今日は私はクライエント役を2回して練習を終了したのだけど、キャリコン役の練習するよりも収穫があったかもしれない。
Nさんも、すごい気づきを得られました、個人レッスンしてもらった感があります、と喜んでいたし。私も自己一致の研究が進んだし?めでたしめでたし。
