初めてのロープレ練習会

昨夜は、講座外で初めてロープレ練習会に参加した。オンラインとはいえど、3か月顔を突き合わせてきた講座仲間じゃない方とのロープレは、緊張した。有資格者がオブザーバーでいないと意味ないかな、とも思ったけれど、場数を踏む、初めてお会いする人とロープレする、と言う経験を得るという意味では有意義だった。

講座内のロープレでは、相談者は少しずつ話す、話しすぎないこと、と注意をされるけど、昨夜の方は、一回の話で結構情報を詰め込んできて焦った。伝え返しをしながら、少しずつ進んでいきたいのに、あれもこれも話される。でも、こんな方もいるだろう。日頃貯めてきたうっぷんを晴らしたい、吐き出したい。たくさん話される相談者さんだと、大事な感情ワードや拾いたいフレーズがたくさん出てきて、焦る。細かい名詞、例えば部署名などはもう忘れていい。覚えてられなかった。キーワードだけを忘れない。試験当日、ド緊張するだろう。そんな時も、キーワードだけを忘れないように、それを覚えておこう。

昨夜のロープレは、相談者役が勉強になった。キャリコンロープレ関連の動画ヲ見漁っているとよく出てくる、堂々巡りと言うワード。それを昨日、相談者の立場で経験した。広報の仕事のスペシャリストになりたくて、異動がある今の会社ではなく、広報を専門的にできる会社への転職を考えている人を演じた。色々話したかったんだけど、キャリコン役がなぜか広報の仕事の楽しさに関してばかり聞いてくる。もちろん、広報の仕事に対する思いも大事なんだけど、またそこ?みたいな感じになって、同じ答えを繰り返すことになった。「先ほども言いましたけど、」と前置きをして。これだな、堂々巡り。

他の講座を受けていた方だから、講座内でやっていたロープレとは感覚がちがった。なんだか、話が前に進まない。話がナチュラルに流れない。会話の流れが断ち切られる。そんな印象を受けた。こちらが話したいなーと思っているところに全然行きつかなかった。結婚を考えていること、広報を自腹で学ぶなかで築いた人脈のこと、厳しい業界だからライフワークバランスがとれるか心配なこと、とにかくそれら全然話すチャンスがなかった。

それで気が付いた。私が受けていた講座のロープレ実習のクオリティの高さを。一緒にロープレ練習した方は、生徒同士でロープレの練習を2回くらいやって、たまに先生がちょこちょこ顔をだす、というくらいだったらしい。私の講座では、必ず有資格者のアドバイザーが1人常駐してくれて、厳しくオペレーションしてくれた。そこにさらに厳しいスーパーバイズの先生が回ってくる感じだった。それはそれは緊張感のある、気の抜けない雰囲気での演習だった。それを話したら、それは手厚いですね、とうらやましそうだった。

私が受講したのは、心理カウンセラー養成に定評のあるスクールだったから、とにかくロープレのカウンセリングの部分は、厳しく指導された。キャリコンはカウンセリングと、コンサルを足したようなもの、と言う人がいるけど、試験では冒頭の15分の面談をするので、必然的にカウンセリング要素が重要になる。私はそこが苦手だったようで、とても苦戦した。苦戦したまま、少しずつ改善はしたけれど、先生に一度も上手よ、うまくなった、なんて言わんれないまま終わった。

相談者を褒めろ、褒めろ言う割には、私のこと一度も褒めてくれないじゃん!なんて講座最終日には思った。どちらかと言うと、コンサルが得意な私のいい所なんて全然みてくれなくて、共感が足りない、機械的、と言われ続けて、私は講座選びを間違ったと思った。自分の強みが生きる講座じゃなかったな、と。キャリコンになって、更新講習を受ける際は、違うスクールにしよう、と決めた。

でも、昨日初めて別講座育ちの方とロープレをしてみて気が付いた。全然基礎、基本のきが出来ていない。一体何を学んできたの?と感じてしまった。私は下手なりに、基本は身に着いたんだなぁ、と感じた。そして、一緒に練習してきた講座仲間のスキルも高かったことに気が付いた。相談者役をして気がついた。

私の苦手な部分、相談者に寄り添い、共感、承認を示す、冒頭の関係構築の部分、そこを厳しく指導して頂いたから、外界に放り出されても、落ち着いて、なんとかロープレができそうだ。全然ほめてくれないじゃん、と悪態をついていた自分が、もう今は、厳しくご指導してくれた先生、アドバイザーのみなさんに感謝をしている。基礎を叩き込んでくれてありがとうございました。苦手なことをあんなにトレーニングできて。弱点もわかり、克服すべきハードルも見えている。

なんか、変な形で自信が付いた。