イエナプラン100周年イベント

何というか、私の人生の方向がピタッと定まってきたような、目まぐるしい日々、圧倒的なエネルギーに包まれた文化の日の連休でした。

福山市でイエナプラン100周年イベントが開催され、開催地が近いし、周りの保護者仲間が行くって言うから、という感じの軽いノリで参加したんだけど、もうもう、人生を変えるほどのイベントでした。

まず、北は北海道、南は沖縄、全国から参加者が集まってくるようなイベントだったってこと、驚いた。私は気軽に参加したけど、本当に、福山市でやってくれてよかった。

いつも、先進的な教育の形を好む保護者仲間とあーだこーだ話しているけど、全国から集まってきた先生たちと共に過ごし、対話した2日間、最高でした。

このイベントがよかったのは、イエナプランを伝え続けているリヒテルズ直子さんの公演や、各地で実践されている先生たちの話を聞くだけでなく、参加者が数人のグループに分かれて対話をする機会がたくさんあったこと。その対話で、住む地域も、立場も違う、でも既存の教育に?を感じている人たちと対話する中で、多視点を持つことが出来る。

先生たちが苦しんでいること。私達イエナプラン教育校の親からみたら素敵な、子供に寄り添えるタイプの先生たちが得に苦しみ、退職を考えている方が多いこと。先生たちの苦しみは、教育システムと社会の仕組みによるものだということ。悪いのは先生たちじゃない、と思えた。

今までは、子供達を救いたい、子供達に教育を楽しんでもらいたい、という視点で考えていたけど、今は、先生たちにも楽しんでもらいたい、苦しみから救ってあげたい、と考えるようになった。

めちゃめちゃ大きな変化だった。