生徒が未来への希望をなくす時

昨日は気持ちが落ち込んで、本当に悲しかった。

学校に登校できないカメちゃんを、ハスちゃんもお世話になったフリースクールに連れて行った。カメちゃんが学校にいけない最も大きな理由は数学の先生。その先生が嫌だから、数学も嫌になった、とかなり残念なことを言う。担当の先生=数学ではないのに、中学生にとっては、そうなってしまう。

「カメちゃんは、高専が合うかな、興味があるかな、と思ってオープンスクールに行って、楽しそう!と言ったから、目指そうねと言っていたのに、数学が嫌になってしまったら、残念です」とフリースクールの所長さんに私が言ったら、カメちゃんが

「もう、高専はいいよ」と。力ない声で言った。今までカメちゃんの口から出た言葉で、一番悲しい言葉だった。

あんな嫌な先生のせいで、目標をあきらめることはないよ!と強く言ったけど、こんな学習意欲をそがれて、大切な教科を嫌いにさせられて、進路として一つの道を閉ざされたなぁと実感した。

小学校の時から先生に言い続けてきた、勉強嫌いにさせないでほしい、というの、華麗に実行されている先生である。

もう、これ以上被害者を増やさない為に、何ができるか。ピンチはチャンス。