モヤモヤの正体

ハスちゃんの成績について感じたモヤモヤ、この感情に向き合った1日ちょっと。もうすっきりしている。このモヤモヤの正体は正直、向き合いたくない類の感情だった。親として、人間としての未熟さ、だと感じたから。

モヤモヤしたのは、ハスちゃんはすごい思考力があって、頭の回転が速く、クリエイティブで、学校でもいい成績を取れるに違いない、と思っていたのを裏切られたような気分になったから。私自身は大して勉強しなくても中学時代まではいい成績とってたのに、なぜこの子は?という意味のない比較。通知表頂くときに、いい成績をみて、うちの子できるんです!と鼻高々になりたい親としての虚栄心。そんなとこかな。

ずっと見たかった「さかなの子」をアマゾンプライムで観た。このタイミングでこれ、だ。さかなが大好きでさかな博士になる夢をもつさかなくん。本当は魚苦手なのに、温かく見守りつづける母。成績が悪いさかなくんに、先生がもうちょっと家で頑張らせてください、と言う。母は「成績が悪い子がいてもいいでしょう?」とさかなくんを擁護する。母の鏡だ。素敵な母と客観的には思うけど、わが事になると、なかなか出来ないことだ。

こんなダメな私に対して、ハスちゃんは昨日も変わらずハスちゃんでいた。マイペースで穏やか。子育ては親育て、本当に、ハスちゃんとカメちゃんに私は成長させて頂いているな、と心から思った。