「俺、天才大魔王って呼ばれてる」とカメちゃんが言った。凄いネーミングだ。
カメちゃんが朝食の席で、ブロックアワーの学ぶべき項目が火曜日にしてかなり進んでいて、自分がクラスで一番早い、と自慢げに話している。それを聞いたハスちゃん、いつもの反応だけど、「中学校に入ったら勉強難しくなって痛い目みるよ」みたいな発言をする。
ハスちゃんにとっては、カメちゃんは2つ下の弟。色んな意味でかなり強いハスちゃんにとっては、しもべだったカメちゃん。最近はカメちゃんの能力がハスちゃんを上回ることが出てきて、親としては感慨深いのだけど、絶対王者であった姉としては面白くないのだろう。カメちゃんの自慢話はスパッと切るハスちゃんです。
算数で、わからなかった項目を、同級生のGくんに教えてもらって分かるようになって、単元テストは満点だった!と。カメちゃんにはイエナプランの学びのスタイルがとても合っていると感じる。同級生と学び、教え合い、本当に力になっていると思う。学びが早いだけでなく、しっかりクオリティーもあるみたいで、感心感心。よっ!天才大魔王!
今担任の先生は一人で三学年をみているのだから、自分の課題が終わったら、つまづいているお友達に教えてあげたりしたら先生が助かるんじゃない?と言ったら、「俺がインストラクションやろうかな」みたいな事を言っていた。自分がわかる、のと、人にわかりやすく説明する、のとでは違うからね。そこ、を感じてくれたらいいし、カメちゃんが先生をサポートできたら、それはそれは嬉しい。