子供の不登校に関し、違和感を感じていることがある。不登校を完全に学校の非とすることや、子供の発達の凸凹のせいにしてしまうこと。中には酷い先生もいるし、本当に発達の凸凹がネックで学校に行けない子もいるだろう。けれども、親次第で何とかなるケースが多いんじゃないかな、と感じている。
私が「うーん、なんだかちょっとな」と思ってしまうタイプの親は、すでに小学生の子供に影響力を及ぼせず、子供の言いなりになってしまっている親。 そんな親に育てられた子供は傍若無人なタイプが多い。子供が暴言を吐いても注意すらしない。注意しても変わらない、言う事聞かない、ということで、あきらめているみたいで。
私からしたら、いやいや、あきらめてもらっちゃ困るよ!と思う。ある親は、子供の発達障害のせいにして、言っても伝わらないからと仰った。いやいや、どんな発達障害を持っていたとしても、人間としてしてはいけない発言ってあるでしょう?そこを親が伝えつづけないと、誰がやるのよ?と思ったけど。
そういう親は子供に規則正しい生活をさせることが出来ない。早寝早起き、おかしの食べ方など。今まで出会って来て、何度かギョッとしたことがある。もうすぐごはんの時間なのに、おかしを食べ始める子供。そして注意しない親。それでいて、ごはんを食べない、とか言う。そりゃ食べないでしょ、と何度思った事か。
小学校低学年にしてもう、生活が乱れている家庭。無制限でゲーム機で遊べるのはもう驚かないけど、せめて夜何時まででやめる、は決めた方がいいのでは?ゲームしながら寝落ち、とかよく聞く。そんな生活をしていて、朝起きれるはずがなく、楽しくない学校に登校する気にはならないよね。
不登校、規則的な生活を送ることで、防げるケースがあるんじゃないか?と思う。ある親は、学校が楽しくないから早寝早起きができない。学校が楽しければ早く起きるはず、と言った。ちょっと違わない?学校が楽しくても楽しくなくても、早寝早起きをさせようよ。
ゲームを無制限でやらせて、夜も本人が寝るまで何時まででも起きててOKの家庭と出会ったことがあり、もちろん子供は不登校。そして親はフリースクールの活動を必死で支援しているような方だった。行政への働きかけもしてたな。学校以外の場所の拡充なんかを求めて。素晴らしい活動だと思う。必要だと思う。だけれども、その前に家庭内のことにもう少しエネルギーを注いで、子供が規則正しい生活を送れる工夫をした方がいいのでは。。。と思ってしまうのでした。
ハスちゃんは小学1年生から学校への行き渋りが始まり、いじめのことで学校に行けない時期もあって、そして今は登校している。またいつ行けなくなるかわからないけど。
学校に行けない時期、私が常に意識していたのは、何があっても早寝早起き、食事をとって運動すること。規則正しい生活を送り、心身共の健康を保つこと。親がそこを徹底したら、子供は自分のペースで障害を乗り越えていく。そう思う。