昨日は嬉しかった。ハスちゃんが、同級生のお友達と笑いながら話しているところが見れた。
ハスちゃんは自転車で学校へ行く。雨の日は車で送迎する。昨日は雨だったから、下校時間に車で迎えに行った。ハスちゃんは学校が好きではないし、仲の良い友達もいないから、真っ先に学校から出てきて、1人で歩いて駐車場に来る。それがお決まりの景色だった。
昨日は、ハスちゃんの傘に、2人の女の子を入れて、3人で笑いながら駐車場に来た。いつもと違う景色で、私、驚いた。一人は、学校を休みがちな近所に住む子。もう一人は、我が家の隣に祖父母が住んでいる子。初めて同級生のお友達と笑いながら学校出てきたよ。
一年前、いじめられて学校に登校できなくなり、1か月休み、その後学校に戻った時、私の知人が尽力してくれて、近所の同級生の女の子たちがハスちゃんを迎えに来てくれた。ハスちゃんもその子達の存在があったから、再登校しただろうし、心強かっただろう。
でも、その子達と仲良くなることは無かった。コロナ渦でマスクをしていて、顔も覚えていないらしい。。。その同級生の女の子たちの中に、昨日ハスちゃんの傘に入っていた学校を休みがちな子もいた。けど、その時はその子自体も学校に行かない日が多かったりで、仲良くはならなかった。
大人のお膳立てでは、結局、本当の何かは生まれないんだよな、と思う。あれから1年経って、今、ハスちゃんは自分の力で、その学校休みがちな子と関係を築き始めている。その子の携帯番号を教えてもらった!と嬉しそうに言っていた。恐らく初めての同級生の電話番号が、ハスちゃんのガラケーに登録された日。
焦らず、マイペースに、自分の力で、切り開いていこう。