カメちゃんの学校のイベント後、カメちゃんはお友達と校庭で遊んでいた。 17時に迎えに来て、と言われて私は2時間の自由時間。知人宅へ。
知人宅では、小学生男子4人と女子1人が集まって、もちろんゲームしていた。テレビ視聴でさえ1週間に2時間と制限している私の目が厳しすぎるのだろうけど、子供たち、テレビの真ん前、50cmくらいのとこで熱狂している。
我が子が混じっていたら、後ろに下がって、テレビから離れて!と言っただろうけど、よその家にお邪魔して、その家の保護者が何も言ってないのだから、とぐっと我慢した。
私は大人4人でトークを楽しんだのだけど、子供たちの会話が殺伐としていて嫌だった。
だって、殺す!ぶっ殺す!てめぇ!ふざけるな!といいた言葉が飛び交ってる。
ぞわぞわーとする。
校庭でお友達と遊んでいる息子を思い、安堵する。
子供たちの暴言のことも気にならなくなって、大人たちトークが盛り上がってた時、唯一の女の子がこちらに「殺し合いの喧嘩が始まったー」と走って避難してきた。
「殺し合い?!」何事?と私は緊張した。子供たちの様子をのぞいてみると、すごい剣幕で殴り合い蹴り合いの喧嘩。鬼気迫る感じが、ドラマの撮影?と思ってしまった私はのほほーんと平和ボケしてるんだろうなぁ。
私が「え、すごいよ、怖い」と言ったら、避難してきた女の子が「だって殺し合いだもん」って。その発言のが怖かった。そして、もっと怖かったのが、あれは大人が止めた方がいいんじゃない?という発言に対し、「あれ、いつもよ、昨日もあった」という知人の発言。
この家では日常的に殺し合いが行われていて、それが当たり前の風景なのか。。。と、怖いし、色々言いたいのは山々なんだけれども、でも、外野でいようと決めて。
ゲームとかメディアの害っていうのは、説明したら理解されるというものではないというのがもう身にしみてわかってきたから。悲しいのだけれども、仕方がないのだ。
17時ちょっとすぎて校庭に迎えに行ったら、カメちゃんはお友達と元気にサッカーしていた。寒いし薄暗い中、笑顔で走り回ってた。
これこれ、私の心がじわーっと温まった。
私にできることは、自分の子供を守ること。それしかないなぁ、と感じた日。