ハスちゃん、不登校を選択して初めての期末試験。
不登校だけど、教育委員会が設置しているフリースクールで期末試験が受けられます。試験で良い点を取ることが目的ではなく、テストを受けてどこが出来ないか、わかってないかを把握して、わかるようになる、が目的なので、フリースクールで試験を受けられるというのは、とても有難いのです。
毎日学校の授業をオンラインで受講し、わからないことは無い、と言っていた。ただ、授業中にみんなはやっている小テストなんかはやっていないし、塾にも行っていないから、いざ試験、となったらちょっと大変だったみたい。
試験開始3日前に、試験範囲に関連するプリントなどを私が学校で頂いてきた、ハスちゃんに渡したら、急に試験勉強スイッチが入ったらしい。手元に教科書しかなかったからねぇ。授業中はわかっていたつもりだけど、イザ問題を解くとできなかったり、試験範囲も広くて時間が足りなかったり、色々あった様です。
試験1日目が終わって夕食の時に、「クラス替えがあったら、私また学校行きたいなぁ」とハスちゃんが言った。急にそんなこと言うからびっくりした。学校行かないから先生に会わないし、私も勉強のことは何にも言わないし、本当に期末試験前は孤軍奮闘していたハスちゃんの様子を見ていて、
「自分一人だけで学び、試験に挑むのって大変だよねぇ」と言ったら、頷いていた。
授業でわからないことはないし、わからない時は教科書みたらわかるし、大丈夫、だと思うけど、やっぱりね。学校で学ぶのって効率いいところあるよね。先生がいて、仲間がいて。まだ中1だもの。完全に一人で学ぶことが大変だと思うのは無理もない。今回の期末試験では、9教科の準備は3日では足りない、ということが分かったらしい。笑
学校が苦手なハスちゃんだけど、学校が有難い場所であるということを少し感じたようです。