何となーく、感じてはいたけど、ハスちゃんのクラスのいじめ、なくなっていないようだ。
ハスちゃんは4月末に暴言陰口などに耐えられなくなり、1か月休み。その間学校はもちろん教育委員会、各方面に相談対応依頼をした。そしていじめ加害者と物理的に席を離す、などの措置をとって頂き、6月1日にハスちゃんは再登校した。担任が加害者家庭と話し合いもして頂き、直接的に暴言陰口を言われることはほぼ無くなったようで、1学期は登校した。
ただ、そのようないじわるな加害者がクラスの中心的存在で、とりまきが5-6人いる状態、クラスの雰囲気は悪い、居心地悪いし、楽しくないにきまっている。2学期始まって1週間ほどたって、ハスちゃんが「もう学校嫌だ行きたくない」と言った。そこからハスちゃんは登校しないでフリースクールを選択した。
担任の先生他、学年主任、管理職の先生にも、私は娘を守ります、守れますが、娘がいなくなったら、ターゲットが他の子に代わって、いじめは続きますよ。新たな被害者が出るだけです。被害者のケアより、加害者のケアが大切で、そこをしないとこの問題、解決しません、と何度も伝えた。
思った通り、大人たちは、いじめ加害者に関して何にも影響力を持っていない。ハスちゃんと同じクラスの女子、2名が同じ子からの言動などで傷つき、保護者が悩んでいる。同じ生徒からのいやがらせで3名もの生徒が登校できない、しづらい状態になっている。学校のいじめ対策の無策さ、周りの大人の無能さにショックを受ける。腹立たしい。
ハスちゃんのクラスメート2名の親は、学校なんかいかなくてもいい、でも行ってほしい、という複雑な気持ちで揺れている。私も散々感じてきた苦しい悶々とした感情。でも、それでは子供はもっと苦しいんだよなぁ。
いじめ加害者はちょっと注意されただけで、普通に登校を続け、被害者が学校に行けなくなる。これが今の日本の現状。
いじめ加害者を速やかに隔離、カウンセラーがいる部屋、保健室などで保護することが一番大切な気がする。けど、それができないのが学校。