信じて待つ

カメちゃん、放課後遊べる仲間が最低3人はいて、毎日楽しく遊んでいる。楽しく遊んでいたと思ったら喧嘩やトラブルも毎日起こる。先生や親を巻き込んでの大きなトラブルになったのも数回。学校まで送迎していて、保護者が子供が遊んでいる近くにいるから、どうしても何かあったら親が出て対応してしまう。過干渉にならないよう、気を付けながら見守っている。

つい先日もまた一緒に遊んでいる仲間同士で口論に。その日は近くに大人がいなかったから、カメちゃんともう一人6年生がリーダーとなって、口論になった2人と5名で話し合いをしたらしい。何が嫌だったかをまず聞いて、どうしたら嫌な気持ちにならないか、などを話し合ったみたい。

6時になったら車を停めて親同士が話している場に戻ってくるのに、その日は6時15分過ぎて戻ってこない。20分頃戻ってきたかと思ったら、カメちゃんが「ママごめん、今まで子供だけで話し合いしてたんだ。また〇〇と〇〇が喧嘩になったから。大人がいなかったから、僕がリーダーになって30分くらい話したんだよ。」と誇らしそうに、元気に教えてくれた。

今まで、先生や大人がトラブルの際に対応してくれたことを見ていたもんね。それがいいお手本になったのかな。

私はカメちゃんにトラブルの度に大事だと思うことは伝えてきた。強くその言動は「いじめっこ」だよ、と言って泣かした日もある。その上で、「伝えるべきことは伝えたから、あとはカメちゃんを信じる。子供の世界はカメちゃんに任せるから。」と伝えたら、「うん」と強く頷いた。色々心配で、あれしちゃだめ、あそこ行くの禁止、とか言ってしまいそうだったけど、私は信じて待とうと思っていた。

そんな中、この出来事。誇らしげに「僕、子供だけで話ができて、みんなが納得した感じになって、気持ちよかった」と話してくれたカメちゃん。

あぁ。信じて待つ、が大切だ。大切なことを伝えたら後は、子供に任せるが正解だ、と感じています。