ハスちゃん、4月7日に入学式を終え、中学生活をスタート。こちらも予想通りの展開となっている。
今年度開校の小中一貫校なんだけど、制服が変わり、校歌が作られ、2つの中学校が統合され、というハードの部分の変化はあるのだろうけど、ソフトの部分は今のところ何も新しさを感じない、普通の中学校です。今のところ良いと思ったのは靴下や体操服が白だけでなく紺が選べること。女子もスカートではなくスラックスが選べること。それくらい。
同級生が92人。この中から気の合う仲間が見つかれば、学校生活が少しは楽しくなるんだろうけど、まだ続くコロナ渦の中、マスクつけて登校して、思春期の子がすぐに友達を作ることは難しいよね。ハスちゃん、知り合い、ちょっと話せる子はいるけど、友達はできないよ、とのこと。
昨夜、夕食を食べながら、ハスちゃんが「私体育いやだ。体育がある日休みたい」と言った。キターこれ奄美でもあったねぇ。
なんでも、集団行動とかなんとかで、ひたすら立ち方座り方、集合し方、みたいなのを延々やらされたらしい。1回目も嫌だと言っていたけど、2回目の体育でもう無理だと思ったみたい。クラスの中にふざける子がいて、ハスちゃんはその子たちが面白くて笑っているんだけど、先生は怒鳴るし、ふざける子がいる限り集団行動、延々とやることになるから、微妙、もう体育嫌って。。。
体育って、運動の楽しさ、体を動かす喜び、みたいなこと、将来学校を卒業しても健康の為に体を動かす大人になれるような教育をしなければいけないんじゃない?ハスちゃんは奄美の長縄、なわとびを強制的にやらされる事件以降、体育が嫌いになってしまい、今回のこの集団行動で決定的に体育無理!となってしまった。何やってるんだろうね、日本の義務教育は。
校舎をや制服を新しくしたり、校歌でみんなちがっていいんだと歌ったり、そんな風に新しい学校を作った風にみせるのは、比較的簡単だけど、でも、子供を主体とした学校を創ることの難しさよ。まずは先生がどんな風にどんな言葉で生徒に語り掛け、どう生徒を動かすか、先生の意識改革が一番難しいね。あと保護者の意識改革も。
やはりハスちゃん中学校楽しくないって。予想通りです。