ロープレー奇跡

タイトルに奇跡と書いたけど、本当にびっくりしたのだけど、必然だと思っている。どんなにびっくりするような事が起こったかということを書いておく。

10日の夜、あるロープレ練習会に参加した。そこはたくさんの受験生が参加する場で、その日は100人弱の参加者がいて。管理者がその参加者を2名ずつブレークアウトルームに設定してくれて、ロープレ練習をする。45グループはあったはず。そんな中、10日は、偶然だけど以前にも練習をしたことがある方、2回目の方だった。それにも驚いた。すごい確率。

その方がまずクライエント役をしてくれて、「ちょっと先日自分がキャリコン役でやったんだけど、苦戦して、うまくできなかった相談なんです」と仰った。不登校の息子さんが出てきて、私はうまく出来なかった。不登校と聞くと、自分の価値観や、どうにか解決してあげたいという思いが強く出てしまう。それ故、面談が浅いというか、クライエントの気持ちをしっかり聞いてあげられなかった。わかったつもりになったというか。

この失敗を受けて、改善策を考えた。学校に対する不信感、学校に話したら悪化するかも、という思い、そこをしっかりと深く聞けなかったから、そこだな、と思った。最近の私は、クライエントの気持ちの深堀りができていない、と気づいた。そして、初心に戻ろうと決意して、試験3日前にそれに気付けたことに感謝した。

そして今朝、また違うロープレ練習会の自主練習に参加した。ロープレを回数重ねてきたこともあり、もうこれ以上練習しなくてもいいのでは?とも思いつつ、でもまぁ、参加した。参加者5名を私が3名2名の2グループに分けて、練習開始。3名グループで、私が一番最初にキャリコン役をした。クライエント役をしてくれたMさんが、「ちょっとやりづらい、難しい役やります」と仰ったから、受けて立った。試験直前、試験でどんなクライエントが来てもビビらない様、どんな方でもやるぞ!」と思った。

簡単なクライエントの設定を聞いて、たまげた。10日の夜の不登校の息子を持つシングルマザーだった。キャリコン界に出回っている有名な設定なのか?と思ったら、Mさんのオリジナルだそうだ。私はその相談を一回受けて、うまく出来なかったところを振り返っての今だから、成長した自分でやります、と、やってみた。

結果、1回目よりは少しだけよかったかもしれない。けれども、全然だった。大切なところが抜けていた。クライエントの気持ちを深く聞こうとは思ったけど、けれどもやっぱり解決思考は抜けていなかったし、何より、今のクライエントの受容が全然できていなかった。「わからない」「どうしていいかわからない」とキレ気味に繰り返すクライエントに対し、慌てず、話つづけることはできたけど、そのクライエントの思い、怒り、不安、を受け止め切れてなかったし、それより現状打破に気持ちがいっていた。そして、シングルマザーとして頑張ってきて、仕事をしなければいけないのに、休んで息子の心配をしている、そこの思い、頑張りへの承認、、、そこが最も足りない部分だ、と気づいた。

完全に同じ設定のロープレを2回失敗して、嫌と言うほど自分のできていない所が明るみに出た。

100名弱参加しているロープレ練習会でたまたまペアになった方にこの設定でクライエント役をされ、その内容と難解さに、まぁ試験では出てこない案件かな、と思っていたのに、その2日後、違うロープレ練習会の自主練に参加して、5名の参加者を2つに分けて一緒になった方が、その設定のクライエント役、本家本元さん登場!という感じでまたキャリコンすることになる、なんて。みなさんクライエント役を何パターンか準備していると思うんだけど、2人とも決め決めでそのネタをぶつけてくださった。「どんなクライエントがいい、とかありますか?」とかは全くなく。それも、なんだか、すごい。

本家本元は、すごかった。1回目のクライエントからは感じなかった怒りがすごくて。いい経験させてもらいました。そして、1回目の失敗の後のふりかえりの甘さ。一番足りなかったのは、受容、承認。そこだったのか。

これ、すごい奇跡だけど、仕組まれてますよね?と感じている。神の計らいですよね?こんなレアケースを偶然に練習することになった方から2回されるなんて。そこに私が学ぶべき要素が凝縮されているんだと、そう強く思っています。

宣言します。私は今日、この案件の文字おこしを丁寧に読んで、受容、承認のトレーニングをします。ありがとう、みなさん。