高校生と関わる機会があり、一言で高校生と言えど、100人いれば、100人違う、という、とても当たり前のことを実感している。
先日話した高校生は、親と不仲なんです、と教えてくれた。なんでも、高校受験のことで口論になり、それ以来、2年間口をきいていない、とのこと。
同じ親と言う立場の私は、「せつないなぁ、あなたの事を一番大切に思っている人たちなのにね」と言った。そしたら、高校受験のことだけじゃないので、親とは本当全然話が合わない、話したくない、と頑なだった。
高校2年生ということはもう少しで18歳、成人。産んでここまで育ててくれた恩を根柢に置きつつも、自分の人生をしっかり歩んで行ってくれたらいいなあと思う。なんだかとても賢い感じの子だったから、大丈夫だろう。
そんな高校生と会話をする中で、私も子どもとの接し方、を振り返ざるを得ない。どうしても自分の価値観を押し付けてしまいそうになる。その都度、一旦立ち止まり、自分の価値観は伝えつつ、でも最終決断は子どもに委ねるように努力中。
夕食中、カメちゃんと他愛ない会話を、笑いながらしているのを、幸せだなぁと俯瞰している自分がいた。多感な中2という時期、少し反抗的な態度の時もあるけれど、そんなの全然かわいいレベルで。笑顔で母親と向き合ってくれるカメちゃんに、ありがとう、と思った。
カメちゃんは、ぐんと背が伸び、足が大きくなり、やっと声変わり?の様で少しガラガラ声になっている。中学入学の時に、周りの大きな同級生と比べ、2学年、3学年下?みたいな身長だったのに、今は周りの大きな子と肩を並べている。ゆっくり、カメちゃんらしく、成長している。
少し寒くなってきて、朝はストーブが必要になってきた。去年までは、ストーブの前にうずくまり、ゆっくりゆっくり着替えていたのに、今年はストーブの前で着替えない。ストーブは、私がいる部屋、キッチンに置いてあるから?私の前で着替えなくなった。すごい成長を感じる。
