今日知人の恋愛相談を受けた。その中で印象的だったのが、友人がchatGPTに色々相談していたこと。
お相手とのLINEメッセージのやり取り(長文)の応酬を見せて頂き、その時点で、大切な事をLINEで、テキストメッセージでやりとりするの、危険、というわかりきっている事を、再確認して。
お相手からのメッセージで、理解ができない時は、chatGPTに質問しているらしい。その答えに納得して、そのままコピペではないだろうけど、かなり引用して返信している模様。chatGPTの言いそうな事、ちょっと固くて、恋人宛てには使わない単語、言い回し、を多用していて、読ませて頂きながら、閉口した。
こんなメッセージ送ってこられたら一瞬でその相手との関係は終わらせる。そんな感じのメッセージ。
お相手から、そこを指摘されていて、chatGPTに聞いたことをそのまま送ってくるな、みたいなことを、もうちょっとやんわりメッセージに書かれていたのにも、憤慨していた。
私と話していても、chatGPTに相談してみたんだけどね、と何回もchatGPTが出てくる。ちょっと理解が難しくなると、chatGPTの登場。複雑な状況を的確に整理してくれて、アドバイスをしてくるもんだから、質問者は、そうそう!それそれ!とchatGPTを盲信してゆく。
chatGPTのアドバイス通りに返信すると、なんだか胡散臭い、弁の立つ弁護士かぶれみたいな人物のセリフみたいになって。理論的であるのがまたちょっと気持ち悪い。あんなやりとりを、深夜するなんて、気が滅入る。。。
chatGPTは壁打ち相手としては優秀、と聞く。その通りだと思う。でも、自分の頭で考える能力、返ってきた答えを基に、自分の答えに再構築できる能力を持っていないと、chatGPTに乗っ取られる。それを今日感じた。
我が友人は、chatGPT教に入信してしまった、信者のようだった。
話を聞きながらも、この関係を終わらせたくないなら、友人が変わるしかないなと思ったから、ふんふん、聞きながら、時々、ジャブを入れた。友人が自分が変わるしかないと気づいてくれたらいいな、と思いながら。それが全くきかない。全く自分に落ち度、悪いところがあると思っていない。全部自分は正しいと思っていて、自分のおもう通りに全てがいかないとダメ、らしい。そんなはずないので、トラブルトラブル。
何か上手くいかない時、自分に非があることを認め、そこを変えることができないと、辛いね。そして、そう伝えても、そう誤解されているから、誤解を解きたいの、と言い続ける。誤解じゃないんだよね。真実なの。
伝わらないって、なかなか辛いね。
しかし、chatGPTはすごい。結構な人数の人が、chatGPTに操られているのかも。そういう意味では、chatGPT怖い。