私が子育て指針としてきた、どんぐり倶楽部の糸山先生が亡くなった。もっともっと、この世にいて、いろいろ教えて頂きたかった。
でも、もう、十分すぎるほど、有益なこと、先生は残されている。先生のホームページを見たらもう、そこは宝がざっくざくのジャングル。その宝を、しっかりと探し、手に入れ、日々の生活で使っていくのは親の役目。
先生、ありがとう。
今、実はカメちゃんに落胆することが多くて。ため息がでたり、なんでこの子はこうなんだろう、と残念がったり。私が中学生の時と比べたり。一番やってはいけないのにね。
昨日も、課題全部出してる、と言って日課のゲームを始めていて。どう考えても、課題よりゲーム優先になっていたから、「本当に大丈夫?課題が出てないって先生から連絡があったら、PC没収だからね」と言って。そしたらカメちゃん、うん大丈夫、みたいな感じでゲームしてて。
さて、夕食準備しようか、とキッチンに立った瞬間、担任の先生からの電話。カメちゃん、英語の課題が10ページ溜まっています、と。涙。
ついさっきの会話、何だったの?10ページ溜めてるのに、なんでゲームしてるの?私の言葉は届いてないの?悲しいやら、呆れるやら、ちょとカメちゃんをダメな人間認定してしまいそうだった。
なんとか冷静に、PCを没収し就寝した。カメちゃんも、納得しているよう。今朝起きても昨日の出来事を思い出し、気持ちが重くなる。そんな時、糸山先生の言葉を思い出した。
”子供たちをよろしくお願いします”
先生はいつも、この言葉を最後に記していた。この言葉のおかげで、いろいろ考えていたモヤモヤが晴れた。私がカメちゃんに仏頂面で接しても何も生まない。笑顔でいよう。そう思って、思いっきり笑顔でカメちゃんに「おはよう」と言えた。
糸山先生、偉大。先生のこと、忘れないから。ありがとうございました。