99点

ハスちゃん、期末試験の結果を嬉しそうに報告してくる。結果がいいとこうなるんだね。そうだよね。中2の3学期の期末試験から試験勉強というものをし始めて、どんどん点数が良くなっていって。それ以前は、期末試験の結果なんて、そんなんありました?みたいな感じで、テスト結果一覧表が部屋の床に転がってて、それを見て結果知る、だったのに。

美術、99点だった、100点取りたかった、と、ハスちゃん。確かに、100点は魅力的。何か説明する記述で、〇されていた所が、書き直されていて、マイナス1点されていた、と。説明するうえで、目的語が無いことが指摘されていてのマイナス。

100点だったら、うれしい、やったーで、すぐに忘れてしまう。けれども、このマイナス1点の悔しさは、一生忘れないから、私は99点で良かったじゃんと思った。高校入試で何か説明しないといけない問題が必ず出るだろうから、その時、このマイナス1点のことを思い出せばいいよ、と話した。ありがとうマイナス1点と思うことがきっとあるんだろうね。

さてカメちゃんは、予想通り期末試験の結果、誇れる点数ではなかったようで、あちらからは一切触れてこない。中2の2学期までのハスちゃんを見ているようで、とても面白い。