2024年1月6日、ハスちゃんがお友達と遊んだ。お休みの日に約束してお友達がうちに来た。勉強会、だそうだ。こんな普通のことが、心から嬉しいと思えるなんて、過去の悲しい出来事のおかげだと言える。
クリスマスの日から、実家に帰省していたから、年末お友達からカラオケ行こうとか、遊ぼうというお誘いを断るしかなかった。そして晴れて1月6日に、お友達が遊びに来るという日を迎えて。あぁ、嬉しいねぇ。来てくれたお友達と冬休みの課題をしながら、ものすごい量のお菓子を食べまくっていた。
ハスちゃんは中学校で知っている人が一人もいない学校に転校し、いじめに合い、苦しんだ。2年生になってクラス替えになっても、また他の子とうまくいかなかった。私は中学時代をあきらめた。楽しまなくてもいい。粛々と日々を過ごす、それでいいと思った。早寝早起き、適度な運動、それさえしていれば、もうあとは望まない。そんな風に生活していたら、ハスちゃんは自分の力で立ち直り、今はなんだか楽しそうだ。
2年生の1学期に嫌がらせをされた子が、2学期学校に来なくなった。そのおかげでハスちゃんは学校が楽しくなった。複雑な心境だったけど、昨日ハスちゃんから、その子はいわゆるネグレクトという状態だったらしいと聞いた。どうりで人に意地悪するわけだ。ハスちゃんも、「なんかあるとは思ったんだけど」と言っていた。あの経験は苦しかったかもしれない、けれどもその子も辛い日々を送っていたからなんだね、もう水に流せるね、と話した。