勉強(漢字以外)でも運動でも大活躍している様子をドヤ顔で語ってくるカメちゃんを日々見ていて、親としては誇らしくもあるけれど、こんな感じだと周りの子達に疎まれるのでは?と懸念もしていた。1学期末の懇談で担任の先生に聞いた時は、そんなこと全然ないですよ、そんな心配ありません!と言っていただいたのだけど、やはり、トラブル発生。。。
カメちゃんが仲間と遊んでいる時など、かなりその場を仕切っていて、えらそうに仲間に指示したり、命令口調で言葉を発することが気になっていた。私が直接聞いた時は、その都度注意していた。けれども親の見えないところで遊ぶことがほとんど。いくら注意してもカメちゃんが変わることはないんだろう。
同じ学校の2人の 4年生 の男の子とイベントで顔を合わせた時、カメちゃんにいつもいじめられてます、と言われた。1人の子は私と顔を合わせたらいつもカメちゃんがこんなこと言った、あんなこと言った、いじわるしてくる、と訴えてくる子。カメちゃんにはその都度確認しているけど、その子自体も色々するみたいで、自分の行動は棚に上げて、人を批判するタイプの子だな、と感じていたから、彼の発言は半分スルーして聞いていた。けれども、別の子も同じ発言をした。いじめられている、の中身は詳しく聞いていないけど、恐らく命令されたり、乱暴な口調で何かを言われたり、たまに暴力的なことをされたり、ということだと思う。
いつも批判的な子以外の子も、あなたにいじめられている、と言っていたよ、とカメちゃんに話し、複数の子がそう言うという事は、他にもそう思っている子はたくさんいるはず。自分の言動、行動に気を付けること。真の強者は、弱者を助ける、やさしくする人だよ、と話した。
昨日書いた、私に暴言を吐いてきた子も、カメちゃんに頻繁に命令されてパシリみたいに使われることにストレスを感じていたらしい。その子の母親から相談された。そのストレスが溜まりに溜まっての爆発だったのかもしれないなぁ。暴言には本当にびっくりしたし、どんな理由があれど、あんな暴言吐くもんじゃないと思うけど、その原因を作ったのはカメちゃんかもしれない。
暴言を吐いた子も、カメちゃんもそれぞれの立場で、価値観でお互いの嫌なところが目について今、それがマックス溜まりにたまっている状態。本当に子供であっても、別の個性なんだな、と心中穏やかではない数日間だけれども、 多様性ってこういうことか、と学んでいる。
一つ言えるのは、放課後、子供達だけで自由に遊ぶ毎日を過ごしていて、だからこそ色々な問題が起こるのだけど、その問題こそがカメちゃんや仲間を成長させるんだな、と。こんな風に自由に遊んでいなかったら、こんな問題を体験せずに大人になるんだな、と。そして大人になってから色々と問題に直面するんだな、と。
大人になって直面する問題に比べると、小学生の問題は、シンプル。大人よりも小学生は柔軟で、トラブルがあってもひょいっと乗り越える。すぐ仲直りもできる。
自由に遊ぶことの意義を、このモヤモヤ、苦しい数日間で、やはり感じている。