5年ほど乗ってきたタントちゃん、11万キロ走り、車検が迫ってきたので、車を買い替えた。乗ってきた車には愛着がわく。ありがとう、ありがとう、いろんなところに連れて行ってくれてありがとう、楽しかったね、と、お別れをした。
新しい車はハスラーくん。ちゃん、じゃなくて、くん、な感じ。朱色で色がとっても好き。ハスちゃん、という名前にしようか、と思ったけど、それは、うちの長女と被るなぁ、と思っていた。そんな時、朝カメちゃんを車で送る時に、車庫に近づいたところでカメちゃんが「インディアン色の車」と言った。インディアン色?と問い返したけど、カメちゃんの答えを待たず、本当、インディアン色!と思った。
インディアン色、イメージは、はっきりとしたパキっとした色で、かっこよくもあり深みのある感じ。カメちゃんがどういう思いでそう言ったかはわからないけど、その瞬間、この新しい車を”インディアン”と命名した。うん、なかなかいい。
カメちゃんは、こういう狙っていないところで素敵なセンスを発揮する。狙っていない時に。