不登校の子供が増え続けることが報道され続ける近年、もう100年前から変わらない学校、ぐしゃっと潰れて、新たな価値観で創造し直すしかないんじゃない?と思い続けていて。今の普通の公立小中学校には不信感や疑問が多いのだけれども、でも、でもでも、学校の先生達も大変だよなぁ、と心から思う。
何が大変って、私が幼いころにはなかったスマホがもう当たり前のように生まれた時から傍にある今、多くの親がスマホやタブレットを赤ちゃんに見せて子育てする今、そんな育て方をしていたら、子供の正常な思考力が育つはずがないと思うわけで。
スマホやタブレットでどんどん知識は蓄えるけど、ただの知識。あーだこーだ試行錯誤して自分の頭でこねくり回して考える、失敗して、失敗して、成功して、また失敗して、みたいな実体験。五感を使った活動からしか得られない本物の知識、というか、知識と体験を融合させていくこと、みたいなことが、極端に少ない子どもたち。
そんな子供達相手に授業しても、色々教えても、理解力低いだろうし、そりゃ応用問題にが手というか、応用問題に拒否反応を示す子が増えるのは当たり前のような気がして、先生としては、苦しいだろう。
公園も禁止事項が多くて自由に子どもが遊ぶことが難しい時代。昨日は山を持っている友人の私有地でのびのびと、それこそ本当に自由に遊び尽くした。何やってもいい。ケガしたら自分の責任。そう思える大人だけで集う場は心地よい。
高い木に登って「ママー」と手を振るカメちゃん。そんな高いところまで登ったら、公園とかでは危ない!と注意される。木登りすらやらせてもらえない子供達。多少危ないことを子供時代にやってないとなぁ、と私は思う。