糸山先生や、全国でどんぐり教室をしている先生達が、どんぐり問題が全然できない子、の話を公開していることがあり、その様子は、嘘、そんな感じになるの?と驚くばかり。そしてそんな、嘘、そんな感じになるの?という光景を目撃した。
この近所にはどんぐり教室はない、と思うのだけど、どんぐり問題に取り組んでいる方はちらほらいて、先日、どんぐり体験会というものがあって、参加してきた。うちは、もうどんぐり歴7年目のベテラン?で、体験にはそぐわないだろうけど、どんぐりをしている仲間、どんぐりをいいと思った方に会いたい!と思って参加した。
その体験会で、小3だったかな、この問題をやってみよう、と渡された問題を読んで、「絵は描きたくない、絵なんか描かなくてもわかる、絵はめんどくさい、僕は式を書きたい」と、絵を描かない子がいて。
ほっほぅ、こんな感じになるのか、と、かなり興味深く観察してしまった。
その子は、毎日ゲームとyoutube漬けらしく、まぁ、こうなるか、と納得した。とても知識は豊富で口は達者。知っていることなどをペラペラと披露してくれる。ちょっと頭でっかちな印象を受けてしまったけど。
時間は経てど、彼はとーっても小さく薄い絵をちょっと書いて、その後はあーだこーだ言いながら、全く絵をかかない。とにかく面倒くさい、らしい。横にいたカメちゃんが、「面倒くさいなら、これをこう書いたらどう?」とアドバイスする。その子は、それでも面倒くさいと。
絵が描けない、ってこんな感じなんだ。面倒くさい、意味ない、計算でやればいい、と、繰り返す子。学校の算数では計算は得意だけど、最後の文章題は全くできない、手を付けないらしい。学校の文章題ってめちゃめちゃシンプルで簡単なのに。。。(どんぐり問題に比べたら)
この子が特別なんじゃない、恐らくほとんどの子はこういう状態になっているんだろうなぁ。