カメちゃんにハリーポッターの読み聞かせをしてきたけど、一巻終わったら映画を見る、そしてまた次の巻を読むとしていた。
死の秘宝、最後の巻を読み終えて、DVDを借りて映画も見終えた。カメちゃんは「終わったー~」と感慨深そうだ。私からしたら映画はいろんな場面を端折りすぎてて全然楽しくない。けど、カメちゃんは本も映画もどっちもそれぞれ面白いとのこと。
私が「あぁ、カメちゃん、あなたにはホグワーツから入学してくださいって手紙届かなかったね」と言ったら、「まだだよ、あれ中学生になる時に手紙が来るんだよ」と言った。私は、何言ってるの、ホグワーツなんてないよ、これ、作り話だよ!なんて返されると思っていたから、このカメちゃんからの返答は、ちょっとびっくりして、そしてこの子の中にはまだ、ファンタジーや多分ないけどありそうなものを否定しない、信じる気持ちが残ってるんだなぁ、と感じて嬉しかった。
「そうか、じゃあまだカメちゃんには可能性があるね。ホグワーツから手紙、中学生になる時に来るのかも」と言ったら、何も言わずにカメちゃんは微笑んでいた。