読書メモ 潜在意識3.0

藤堂ヒロミ著、潜在意識3.0、はレビューを見て読むか(正確にはAudibleなので聞くか)どうか躊躇した。著者は幼い頃から臓器の声が聞こえていたというところでもう、ええええええええええええ?!となるし、レビューを書かれている人の中にも、全く理解できない、と酷評している方もいた。

ただ、私は奄美大島で出会った尊敬できる方から、感覚を研ぎ澄まして自分の体と対話するワークを学んだ。脳は錯覚の臓器、勘違いが多い、身体を観ること、感覚を研ぎ澄ますことが大事、と理解することができた。これ書いてる時点で、ちょっと???な感じかもしれないなぁ。今現代に生きる方たちは、忙しすぎて見えない世界のことを軽視したり、スピリチュアルといって拒否したりするからなぁ。

そんな師匠から学んだ貴重な体験もあったので、臓器の声が聞こえるという著者の本を聴いてみようと思った。脳で聞くと、ちょっと考えると、本当に?うそでしょ?という反応になってしまうんだけど、(たまになった)感覚を研ぎ澄まして無心で聞くと、普通の内容だと感じられた。なんというか、受け入れられる、うん、そうなんですね、そうでしょうねぇ、といった反応になる。自分が脳を使っているか、身体を使っているかを感じる、不思議な感覚に陥った。

私はこの本、気に入りました。この本を聴いて以来、朝起きる前、私の臓器をスキャンし、各臓器に感謝を伝える、洗顔する際に、お肌にもありがとう、きれいだね、とねぎらいの言葉をかけるようにしています。とっても変な人?かもしれませんが、とってもいい感じなのです。

病気って、自分が引き起こしている可能性が高い
少々窮屈です ということも、納得できる。何か不調がある場合、自分の考えや行動に原因があるのかもしれません。

この本を聴いて、面白いよ、と紹介できる人は希有、これを理解で切る方は、と考えて、上記の師匠に伝えずにはいられず、この本を紹介しました。そしたら師匠から、「私も臓器の声が聞こえすぎて少々窮屈です」とのお言葉。さっすがー、予想以上のコメントきましたー。

どんぐり倶楽部主宰の糸山先生も、大切なのは見えないものを見る力、と言われます。見えないこと、もの、を感じる力、大切にしてゆきたい。