昨夜寝る前、ハスちゃんがあのね、と以下の話をしてくれた。
学活の時間に、お世話になったある方にクラス全員でメッセージカードを書いた。白い紙を配られたので、まっすぐ文字を書くのに苦戦している子がたくさんいた。ハスちゃんは結構まっすぐ書けた。先生に内容をチェックしてもらう時に並んでいて、近くにいた〇〇さん(いじめっ子)のカードが見えて、とても綺麗に書けていたから「うわぁ、きれいー」って言った。そしたらそのいじめっ子、すごくうれしそうで笑顔になった。帰りの会の時にハスちゃんは学校からの配布物などを案内する役割をしていて、いつもはハスちゃんの言葉に対しムスっと無反応ないじめっ子が、昨日はハスちゃんが「ここにプリントがあるのでまだもらっていない人は持って帰ってください」と言ったら、「はーい」と大きな声で返事をしてくれた。他のことで機嫌が良かっただけかもしれないけど。
いい話を聞かせてもらった。いじめっ子の字が本心で綺麗だと思ったから、そう伝えられたハスちゃん、いいねぇ。いじめられた記憶は消えないけど、きれいなものは綺麗、と伝えることは別の話だよね、と話した。
いじめっ子、単純だね。褒められるときはほめちゃえば、機嫌よくなるかもよ、とハスちゃんに言ったら、「私本心で思ってないことは言えない」だとさ。ま、それでいい。
逞しく日々を送っているなぁ、と「ハスちゃん、大丈夫だ!」と言いながら寝たのでした。