いじめ対応、当たり前のことがおざなり

学校のいじめ対策は、当たり前のことをスピード感を持って行うことをしない、ということを知った。想像はしていたけど、身をもって体感している。

ハスちゃんのいじめ問題、私から学校へ報告、要望書と録音データ提出と、先生が加害者2名に話を聞いたのが4月末。

5月13日(金)、担任の先生に”加害者の保護者への連絡”はされましたよね?と聞いたら、していない、と言う。本日、16日(月)、担任の先生に会う機会があったから、”加害者の保護者への連絡”はされましたか?と聞いたら、これから学校としてどのように対応していくか、話し合ってゆきますとのこと。

ハスちゃんのこと気にかけくれ、こちらのケアは親身になってやってくれている感じはする。担任の先生はとてもいい人だと感じている。時間が経つにつれ、ハスちゃんも落ち着き、家では笑顔で過ごしていて、私も安堵している。

でも、何かとっても違和感を感じていた。とってもモヤモヤして、体が重くて無気力な感じ。2時間昼寝して起きたら、気付いた。

被害者であるハスちゃんは学校に登校できない状況になり、加害者は今まで通り、登校し、学び、部活をしているのか。
とーっても不思議な状態、あってはいけない状態だけど、これがいじめ問題の現実。

“学校はこちら側、ハスちゃんのケア、母である私への連絡は頻繁にしてくれているけど、加害者側はどうなってるの?”これが私の中にモヤモヤしていた感情だったんだと思う。

担任の先生に、学校としての今後の具体的な対応を教えてください。ネット上にいじめ防止計画を上げるだけじゃ何も解決できませんよね、と依頼。その上で、加害者保護者への連絡。ここ、言わなくてもやってくれると思っていたけど、言わないとやらないみたいです。

未成年者が犯罪を犯した場合、それが発覚したらすぐ保護者に連絡が、基本だと思っていましたが。学校という組織は、一般的な基本が通じない場所のようです。まさかここまで鈍いとは。。。

当たり前のことを伝え続けることが、大切ですね。