ハスちゃんの身に起こっているいじめ問題の対応中。ゴールデンウィーク前に発覚し、学校、教育委員会へ状況説明と要望書の提出を済ませた。
今、渦中にいるという状況下で感じている事を記しておこうと思う。まずは録音データ必須という話。
録音データ、必須。いじめの内容が悪口、陰口、暴言、の類であれば、録音して証拠を残すのは必須。もう学校行きたくないというハスちゃんに、レコーダーを握らせて登校させて、1時間目だけ録音ができた。終日録音する予定だったけど、1時間目に傷つき、教室にいられる状態ではなくなったけど、泣きながら信頼できる方がいる部屋に逃げ込むハスちゃんの様子も録音できた。
無視されるという行為、被害者としては苦しい状況の証拠とする事が難しく、歯がゆい。録音された暴言や陰湿な発言などは、親としては酷い!と感じるけど、ハスちゃん本人からしたら、録音聞くだけだとあの場であんなに苦しかった事が伝わりづらいね、と言っている。その暴言や悪口の音声+、表情、態度、オーラ、ボディーランゲージも攻撃してくるんだから。そして録音したのはたった1時限だけ。ハスちゃんは1週間以上その状況を耐えてきた。そんなことまで考慮してこの録音データを聞ける先生が何人いるか。。。
でも、それでも、録音は必要。加害者に言ってないやってないと言わせない証拠には十分だし、学校側の対応も違うと思う。この種のいじめ問題は、証拠が残りづらく立証が難しい。学校に被害者が報告しても、まずはそのような状況が本当にあったかどうか、の確認作業からスタート。加害者への聞き取り、など。これは私の推測だけど、加害者はできるだけ自分をかばる証言をするだろうし、学校側としてもできるだけ大したことではない状況にしたいという意識が働くはず。
録音データがあれば、もう悪口、陰口、暴言があった、というところからのスタートができる。なぜそんな発言をしたのか?からの加害者への聞き取りになる。
スタート地点が全く違ってくる。
そして録音データの素晴らしいところは、PTA会長、仲の良い父兄、地域の方、など問題に関心を持ってくれそうな方への情報シェア、状況説明が簡単にできることもいい。親のこの問題に対する意識の高さ、適当な対応はさせないわよ!という圧力にもなる。
ハスちゃんから聞いていた〇〇って言われるのが嫌、とか、〇〇って言われた、という事実が、録音データで確認できたのも大きいし、その発言の前後の感じとか、この加害者2人との授業中の話し合いの雰囲気とか、色々と状況が見えてきたのも録音データのおかげ。もし、悪口、陰口、暴言で苦しんでいる方がいるならば、絶対に録音しましょう。