なんか変だよ卒業式 2

卒業式練習に参加したハスちゃん。帰宅して話してくれた。「先生を褒める言葉を言わされるんだよ、すごく嫌だ」と。

笑いながら「嫌だって先生に言えばいいよ」と言ったら、「言ったよ」ですって。「思っていない事を言うのは嫌です」と先生に言ったんですって。先生は「うーん、でも決まってることだから、変えられない」というような事を言ったみたい。

ハスちゃんがちょっと、いや、大分失礼な子どもだと思われても仕方がない。ここはハスちゃんの良いところでもあり、悪くもとれる部分。良い悪いではなく、そういう子なんだ、と親として自分に言い聞かせて。自分の気持ちを、相手を傷つけない言い方、伝え方なんかを学んでいくとよいよね。

で、私が一番引っかかったのが、児童に思ってもいない台詞、言葉を言いたくないと言われて、それが自分に対する賛辞の言葉であった場合、私が先生であったら、恥ずかしくて児童に言わせようとか、言わせたいとは思えない。その子が言える言葉を考えるかな。だって、例年通り、毎年同じセリフをロボットのように言わせ続けている卒業式に何の価値も見いだせないから。儀式を行うこと、が目的になってる。

決まっている事だから、変えられない、という学校運営の仕方、意見を言っても全く聞き入れられない、検討すらされない、そこがハスちゃんは嫌なのに。まったく分かっていない。そこを理解しないまま、卒業式の練習には何とか来て欲しいとお願いをしてくる先生達。

この学校から卒業することを、本当にうれしく思います。私にとっても卒業。既存の学校から、もう卒業します。