どんぐり問題で培う能力

テレビをあまり見ない私が(子供に制限するから自分も見なくなった)、欠かさず録画しているのが、初耳学のインタビュー林修。毎回面白いけど、森岡毅さんの回がピカ一で面白かった。”本能にぶっささった”

何のために数学を勉強するのか、を説明してくれた。頭を問題にたどり着くために論理的に使う練習をしている。論理的思考の練習。問題にたどり着く問題解決能力を鍛えるんです。

これって、どんぐり問題じゃない?どんぐり問題って、こういうことだよね?と興奮した。

森岡さん自体、これを説明してくれた大人が周りにいなかったらしい。 これ、私高校生の時に知りたかったよぉ。あまりにもこの話が本能にぶっささったから、ハスちゃんに見せたら、めちゃめちゃ納得してた。ママも勉強する意味、色んな事話してくれたけど、初めてちゃんと理解できた、だって。

どんぐり問題に取り組むと、論理的思考ができるようになる、問題解決能力が鍛えられるんです。これって、今必要だと言われている事に合致していると思う。

もう一つ響いたのが、定数という変更できない数値、変数という変化する数値、があって、前者が自分の力でどうしようもない事、後者が努力などでどうにかしなくてはいけない事。叶わない努力をしてエネルギーを浪費し、自分でコントロールできることにパワーが使えない人がなんと多いことか、と。私は要領がいいと自分でも思うけど、変数だけにパワーを注入するからなんだと思った。

自分の子どもだけをただひたすら守る、学校を変えようとはしない、ただ自分の子を守る、それに徹すれば、結構なんとかなるもんだ。