協力的でない

奄美大島には、山村留学という制度を利用してきています。子供が少なく、学校の存続が危ぶまれる超小規模校がある地域に移住する家庭へ、子ども一人につき助成金月3万円が支払われるという制度です。

奄美大島では2つの集落に住み、2つの小学校に通いました。集落の雰囲気は全く違い、今住んでいる集落は大人の私にとっては最高です。でも、小学校は2つとも多少の違いはあるけど、本質的には変わらない。

助成金をもらってるんだから、〇〇すべき、しなければならないと親にプレッシャー。昨日は今通っている小学校の校長先生に、学校に協力的とはいえない、と言われた。

学校嫌いのハスちゃん、強制、指示が大嫌い。納得できないことを強制されて、学校全体で取り組む活動に参加する事を拒否した。その件では校長先生とも担当の先生とも直接話して、なぜハスちゃんがそんなに拒否するかわからないと、私も困っていると伝えている。それなのに、その件も私が協力的ではないという要因の1つに入れられた。

標準服のサスペンダー、ウエストがぴったりだから必要ないと主張した件も、そもそも学校の指導に素直に従わない親子、協力的ではない、と。そもそも標準服、でしょう?もうお腹いっぱい、この議論。

極めつけが、あなたは学校が出す宿題をさせないから、協力的ではない、と仰った。超小規模校でクラス2-3人の中、ハスちゃんカメちゃんが宿題をしないことで、子ども達が不平不満を言ったり、大変困っている、と。

その発言、自分は教育者として能無しです、と言っているように聞こえた。プロである担任の先生が、その日の授業内容から家で学力をつけるために出す大切な宿題です、と言う割には、その重要性を子どもに伝えることができていない。そんな重要な子どもの為になる宿題をしていないハスちゃんカメちゃんが将来困るんだよ、宿題をしている君たちの未来は明るい!と話して納得させることすらできない。

失望した。

助成金をもらっていたら、先生のいう事に異論を唱えるコト、学校に意見をいうコトすら、協力的でないと評されるんだわ。怖いなぁ、と思った。何よりも、子どもが素直な感情を表現することが許されない、協力的でない、困る、と言われることが我慢できないなぁ。

金やるから、文句いうな、従順になれ!ってことね。

怖いわぁ。さて、どうするか。