宿題制限について、どんぐり学舎の座談会で一番初めにトークテーマとなったけど、やはりここがどんぐり式子育てをする上でみなさん苦労されていることなんだなぁと感じました。
宿題をやらないことで、先生に迷惑をかけたくない、子どもがお友達に色々言われて困る、変な親だと思われたくない、というのが代表的な悩みで、先生に話せない、話したくない、他の子どものことを考えて、マシーン稼働している方が多いのが現状なんだなぁと驚きました。
驚いたというのが、私が宿題制限はトラブルなく、どちらかというと簡単に行えているから。みなさん、そんなに苦労しているの?といのが素直な感想でした。
私は、1学年2クラスのよくある規模の公立小学校、複式学級の超小規模校、今まで3校に子どもを通わせて、それぞれの学校で各担任、超小規模校では校長教頭先生も含めて宿題についてお願い?というかうちの方針を宣言してきました。
中には伝わりづらい先生もいらっしゃいました。ある校長先生は、我が家ではどんぐり倶楽部の文章問題に家庭学習として取り組みたいので、学校から出される宿題はすることができません、と話した私に対し、「それに取り組まれることはいいと思いますよ、塾に通う子、サッカーに通う子、各家庭、子どもに色々な習い事をさせますが、その習い事のような感覚でその問題に取り組まれたらいいのではないですか?」と言われて、宿題と併用できない事を説明したの聞いてた!!!???とはらわたが煮えくり返った記憶があります。また同じ説明を繰り返した私に、教頭先生が”いいじゃないですか、家庭学習ですからお母さんにお任せしましょう”と言ってくださって、商談成立!?しました。
どんぐり学舎の泉さんが仰っていた”親の覚悟”が大事というの、私もそう思う。私が宿題制限について苦労なくここまでこれているのは、子どもに悪影響がある宿題をやらせるわけにはいかない、何があってもやらせないという、覚悟があるからだろうな、と思います。
その覚悟があれば、誰が何と言おうが家庭学習は我が家の方針にお任せください、と涼しい顔で冷静に伝えることができる。批判されても、大丈夫。だって自分の子どものことは私にしか守れないんだから。私は命をかけてでも宿題を制限をします、というくらいの強さがある。だからだーれも何にも言ってこない。先生も他の親も。
子ども同士の関係を心配する声が多いことも驚きなんだけど、我が家のハスちゃんカメちゃんに宿題しないことでなんか言われたりしない?と何回か聞いたことあるけど、「ママの勉強してるから」って言うとみんな、そうなんだね、って言ってそれで終わりだよ、と。ハスちゃんなんて「とーっても難しくて大変なんだよ、宿題のほうが楽だとおもうよ~」なんて女優魂をみせる余裕すらある。笑
親に覚悟があると、それが子どもにも伝わるんだろうし、そもそもハスちゃんもカメちゃんも、他の子と違う事をすることを嫌がらない子だからなぁ、まったくその面では苦労をしていない。
親の覚悟、その覚悟から子どもへの話し方なんかも変わるよね。本当、覚悟、が大事だと思う。