お友達宅で感じた事

超小規模校、僻地に住んでいてのデメリットといえば、遊ぶお友達の数が少なくて、いつも遊ぶお友達が用事があって遊べない場合、遊ぶ相手がいないということ。自由な外遊びを思う存分楽しんでほしいと願う私としては、そこがネック。

先週末、土曜日、日曜日、それぞれ少し離れた地域に住むお友達と約束して、遊びに行った。梅雨であまり天気がよくないから基本は室内で過ごすことになったのだけど、どちらのお宅も室内にいるとゲームやスマホ三昧。ウチでは触ることができないゲームやスマホを興味津々にのぞき込むハスちゃんカメちゃん。

ゲーム機スマホは買い与えておらず我が家ではハスちゃんカメちゃんは全く触らない。テレビ視聴が週に2時間と制限付き。週末お邪魔したお宅ではどちらもゲーム機やスマホに触れることへの制限が全くなく、触りたいだけ触る、という状況だった。こちらから遊びに行っておいてなんだけど、ちょっと苦しいというか、居心地の悪さを感じるポイントではあった。子どもに悪影響があると分かっていることを無制限でやらせる環境。これはとても危険な状況だと感じた。

一緒に遊ぶお友達がいなくて、暇であっても、我が家でぼーっとしている方がいいかもなぁなんて思ったり。お友達と会うのは外がいいかもね。

土曜日にお邪魔した家庭には4歳児のやんちゃ坊主がいて、うちのカメちゃんと激しい遊びをしていた。4歳児と対等に楽しめるカメちゃんってすごい。その4歳児のお父さんから「カメちゃんってうちの4歳児と同じきらきらした目をしてる」と言われて、うれしかった。

「小学4年生でこのきらきらを維持しているのってすごいでしょう?」と言ったら、「うん、すごい」と。その会話を聞いていたカメちゃんは、「え?何がすごいって?他のみんなはきらきらがなくなるの?」と聞いてきて。あぁ、本当に素晴らしい。

「ぼくね、授業中に先生につむじを押してもらったら急に字がたくさん書けて、授業がんばれるようになるんだ」と今朝カメちゃんが言っていた。でも何度もつむじを押してくれと頼んでいたら「もういいです」って先生に断られたって。きらきらした目で「本当に不思議なんだけどつむじ押してもらうとがんばれるんだよ」と言って登校しました。