昨日は学校の持久走大会。カメちゃんは意気揚々と登校し、元気に走り、走った後も応援という名の冷やかし?みたいな感じで中学生に並走したり、それはそれは生き生きと楽しんでいた。
一方、ハスちゃんは欠席。持久走いやだ、ママはゆっくり走ったらいいんだよ、と言うけどそうしたら先生がもっと早く、とかもっともっとって言ってくるんだから、嫌だ。と言う。持久走がどうとかそんなレベルではない状況ではある。
12月2日からハスちゃん、完全不登校中。今までは1日休んでガス抜きしたら通えてたけど、今回はもう二度と学校は行かない!と気合が入っている。
持久走大会、学校に在籍する女子生徒5名のうち、3名が欠席。そのうち2名は不登校、1名は体調不良。その1名も私の想像だけど、学校で心を傷つけられての欠席じゃないかと思う。またその件は追って書き記そう。
新年度、教頭以外の先生が全員変わり、おまけに2名担任未配置で始まった。日本全国、学校運営不安定ランキングがあれば恐らく上位10校には入るだろうな、と感じた。でも、今思えばそれが吉だったんだわぁ。恐ろしいけど。
こんな田舎の小規模校で集落との関係も深い中、新しい先生達での新学期。しかも担任が2名足りない中、どう授業をまわしていくか、誰がどうカバーするのか、そして各家庭への説明など、校長はてんてこ舞いであったはず。それが功を奏し、校長は持ち前の管理能力を発揮することはなかった。ハスちゃん曰く、学校けっこう自由で、先生達もあんまり注意してこないから、去年よりまし、そんなに嫌じゃないと言っていた。
1学期の最後に1名、そして2学期の運動会が終わった後さらに1名、大学卒業してすぐの新任教師が配属された。担任がやっとそろった。そこから、校長が持ち前の管理能力を発揮し始めた。んだと思う。そのころから、ハスちゃんもカメちゃんも学校嫌だ、先生嫌だ、と連発し始めたから。
言うなれば、超昭和、子供の感情を一切無視した、精神論を押し付ける。戦時中か?というような発言で生徒に発破をかける。
ハスちゃんが「ママの時代の学校とは違うんだよ、本当に息苦しいよ」と言った。もう本当に学校行かなくていいよ、と思った。
一方のカメちゃん、持久走大会から帰宅して、ハスちゃんに聞こえない場所でコソコソ話で教えてくれた。「あのね、持久走大会終わった後ね、〇〇先生がチョコとクッキーくれたんだよ。あの、船の模様のやつ。うふふ。」という感じで、とーっても幸せそうに報告してくれた。かわいい。無邪気だ。
そのアルフォートだと思われるお菓子をくれた先生も今学期末で退職される。家庭の事情だそうですが、このタイミングで。。。?と。あと、カメちゃんの担任をしている先生も今学期末で終了。3学期はまた2名担任未配置となる予定。普通なら、ありえない状況だけど、その方が校長の管理能力が低くなって、子供のためには良いかもしれない、という、かなり、複雑な状況。